- 小学校の頃、いつもつるんでいた仲の良い友達がいた。
その日も放課後、お互い一度帰ってランドセルを置いてから、
また落ち合って一緒に遊ぶ約束をしていた。
しかし家に着いてから、どこで落ち合うか決めていないことに気付いた。
やっべ、とりあえずアイツに電話だ!と受話器を取ったのだが、
普通なら聞こえるはずの「ツー」という発信音が無い。
あれ?と思ってフックを押そうと手を伸ばしかけたとき、
受話器の向こうから、かすかな息づかいが聞こえた。
俺が「……もしもし?」と、おそるおそる話しかけると、
向こうからも「もしもし?」と探るような返事がかえってきた。
「……T(=友達)か?」「もしかして、H(=俺)?」
「いま、お前に電話しようと思ってさ」「俺もだ……」
お互いがお互いに、まったく同時に電話しようと受話器を取り、
どういうわけか、それがいきなり繋がっていた。
先日、そんなTと約20年ぶりに再会。
お互い様ではあるが、いいオッサンになっていた。
思い出話を肴に飲んだ酒は、格別に美味かったなあ……。
- >>546
これはさすがに記憶違いだと思うけどなあ
本当はかけて、すぐ友達が出たからビックリしたかなんかだったんじゃないの
時間たって記憶改ざんされたのでは
- 電話の話だと、実家の固定電話で友人と電話してて、受話器の向こう側から
赤ちゃんの泣き声が聞こえた事がある、さすがに混線してたんだと思うけど
(そう思いたいけど)電話先の相手にも聞こえてたから余計怖かった。
ちなみに俺の方は黒電話だった。
- リダイヤルをどちらかが押したんだろうな。
後、混線は俺も一度経験がある。
全く知らない別人の会話が聞こえる。
オカルト的には違うと思いたいだろうが、混線は混線だな。
- 10年以上固定電話持ってないから今はどうかわからないけど、
通話中に耳をこらすと別の人の声とか音楽がうっすら聞こえる事あったな
あれは混線してんの?
- 昔のアナログ交換機はよく混線したんだよ