- 614 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/30(日) 01:53:49 ID:EGiMp9IfO
- 今の今起こった出来事。
俺は仕事柄いつも夕飯が遅い。うちの近所に中華屋があるんだが、こんな時間まで開いてるのはそこくらいしか無くて結構重宝してる。週3~4回のペースでもう2年くらい通ってるがこんな事は初めてだった。
いつものように俺が中華屋に入ると、普段ガラガラな店のカウンターに物が置いてある。一つは椅子の上にハンドバッグ。もう一つはテーブルの上に携帯。
「誰か席とってトイレでも行ってんのかな。繁盛してないこの店で珍しいこった。」
くらいに考えて煙草に火を着けていると、ガラガラと店の戸が開いて若い女が入ってきた。チラと見ると少し恥ずかしそうな顔でハンドバッグを取り、出ていく。あぁ、忘れ物か、なるほど。なんて考えてると、また戸がガラガラ。今度は若い男だ。
「はは、ちょっと忘れ物を…」
なんて言いながら携帯を取って出ていく。2連続なんて珍しい事もあるんだね、と店主に話しかけてみたら
「さっきも携帯忘れてった人が居ましてね、預かってるんですよ」
との事。そうこうしてるうちに飯も出てきて食べていると、戸がガラガラ。今度は初老の男が入ってきた。今回は普通の客だった。
俺がマッタリ食べていると男の方が先に食べ終わり、会計を済ませて出ていった。
俺もそろそろ行くかと会計をして店を出ると、さっきの男が足早に店に戻ってくる。まさかね…なんて思いながら煙草に火を着けようとすると、ライターが……無い。
男はカバン、俺はライターを持って照れながら店を出る羽目になった。
今日あの店には忘れ物の神様でも来てたのかね。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
忘れ物
夢で見た光景
- 563 :1/2 :2008/11/29(土) 09:05:41 ID:rvAS2Pq7O
- 夢に関わる話なんだけど、今ある夢スレとはちょっと趣旨が違う気がするからこちらに投下してみます。
スレチだったらごめんなさい。
数ヶ月前に起こったことで、あんまり怖かったので親しい友達にしか話してない話。
ある明け方に、二度同じ夢を見たんです。
街で知り合いかな?と思う人を見かけて、暇だからと後を追う夢。
その人は自分に気付いてる風なんだけど、ちらちら後ろを窺いつつも無視して先を歩いてゆく。
さっきまで賑やかな街だったのにいつの間にか線路沿いの寂れた道に入ってて、
自分の左側に線路とフェンス、ちょっと先に歩道橋みたいな跨線橋、もう少し先には高架の線路が見える。
その人が跨線橋を渡るからついて行くと、線路の反対側は寂れておどろおどろしい墓地でした。
相手はもう後ろを振り返らない。
怖いと思いながらついて行くと、墓地が途切れていきなり雪原。いつの間にか背後の墓地も消えてしまって。
で、その人はざくざく去ってゆくのに自分は雪に足を取られて歩けずに取り残される夢なんです。 - 564 :2/2 :2008/11/29(土) 09:07:11 ID:rvAS2Pq7O
- 二度寝したら墓地からやり直しでした。
そっちに行っちゃ駄目だと呼びかけても結果は同じ。
気持ち悪い夢だったから、普段はしない夢日記をつけました。
で、自分にもその人にも悪い事が起きないようにと祈ったのです。
それから何事もなく二週間経ったある日。
友達に連れられて山手線を恵比寿から渋谷へ向かう線路沿いの道を初めて通ったんです。
すると、その光景があまりにもあの夢に似ている。
左側に山手線、歩道橋みたいな跨線橋、その先に高架の東横線…
ちょっと怖かったので
「この前見た怖い夢とそっくりだ」
「気のせいだよ」なんて友達と話してて。
その時。
目の前の電柱だか自販機だかの貼り紙に気がついて、二人とも悲鳴を上げました。
そこにはたった一言、
夢で見た光景
って短冊に筆文字で書かれてたんです。
それ以来その道は使ってません。
きっとこの先も通らないし、歩道橋は絶対渡らないつもり。
偶然にしても怖すぎました。
まあこれだけなんだけど、こういう体験ってなんて言うんでしょうね。
デジャヴとも予知夢ともちょっと違うし…
昔懐かしいー
- 553 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/29(土) 03:21:38 ID:GXx0yKkX0
- 去年オーストラリアに海外旅行に行ったときの話。
ケアンズの郊外の、それこそ自然イッパイのところをレンタカーで走ってた。
………あれ。ん? これ、ここ、来たことあるよな。
と思ったんです。デジャブって言うヤツかなぁと思った。
あぁ、そこを曲がって車で20分で海岸があって……。
と思って、曲がって、……あぁ、そうそう。ここのね。この店……。
そういえば、オーストラリアの交差点は独特のロータリー方式だけれど、
初めてなのにすんごくなじんでるわ。
で、あぁ、ここ、この家、あら、隣……変わってるわぁ。
って昔懐かしいーって感じにさいなまれた。
降りてみて、うろついてみてたら、家から白髪のおばあちゃんが出てきて、
「あっ!」って二人とも声を上げた。 - 554 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/29(土) 03:22:20 ID:GXx0yKkX0
- おばあちゃんは、レイミーさんっていって、その名前も聞き覚えがある気がした。
家に上げてもらって、そして飾ってある写真を見てびっくりした。
レイミーさんいわく「これは私のお母さんの若い頃」といった。
見てみると、外人さんなんだけれど、私そっくりの人が白黒写真に写っていた。
レイミーさんは二階に誘って、昔、自分の母がつかっていたという、
ミシンのある部屋を見せてくれた。
私は、あ、そうだ……あなたに、あげようと思って忘れていた……と、
ミシン台の横の引き出しを開けて、フタの裏の封筒を取り出した。
中には、古ぼけた小切手が一枚。
私は、ほんとうに、ここにいたんだな……って実感できた。
今も、たびたびレイミーさんとは文通をしています。
http://enigma-ch.blogspot.com/2010/10/blog-post_17.html
防犯カメラの映像
- 538 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/28(金) 22:06:04 ID:0NMS+gFs0
- 守衛のバイトやってるんだけど、奇妙な現象が起きた。
一人が防犯カメラの映像が少し揺れてることに気が付いた。
見てみると映像が上下に揺れていて、カメラの不調かあるいは何がしかの影響で実際にカメラが揺れているのかと思い、
そのカメラが設置されている場所を見に行ったんだ。
フロアの照明を付け、カメラを確認するが何も以上は確認できず。
戻ってみると相方が怯えている。
その映像を巻き戻して見てみると、映像の揺れは俺が照明を点けると同時に治まっている。
そして俺が去って少しすると再び揺れ始めている。
映像に違和感を感じた俺は、映像をじっくり検証してみたのだが、揺れ始める前と後では明らかにカメラの角度が変わっていたのだ。
そのカメラは固定式で、誰かが触れないと動くはずもないし、むろんフロアには強風が吹いてるはずもなく地震でもない。
ただ映像が揺れるだけならカメラの故障だといえるが、故障ではカメラの向きが変わるはずはない。
今度は照明を点けず、懐中電灯で見に行ってみたのだが、やはり俺が近づくと映像は正常に戻る。
ちなみにフロアには他にも数箇所カメラが設置してあり、人が居るのなら映らないはずはない。
そのうち映像の乱れは酷くなり、画面下半分が真っ黒になってしまった。
時折、特に酷く乱れたのだが、その瞬間の映像をコマ送りで検証してみると、乱れた瞬間、
明らかにそのフロアとは別の風景が映りこんでいる。
どこなのかは分からないが屋外の様な風景だ。
もう一つ気付いたのが、カメラの時間の部分だ。
コンマ何秒単位で映像が飛んでいる。
以上が奇妙な体験談です。ちなみにそれ以降はカメラは正常に動いている。
カウンター席のお客
- 533 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/28(金) 21:38:19 ID:C5R+NTfx0
- 昔、夫婦が経営する飲食店でバイトをしていました。
ある時カウンターに座っていたお客の女性に呼ばれました。
セリフの言い回しはその通りではないですが、内容はほぼ覚えています。
「うちの旦那の話を聞いてほしい、自ら呼ぶのは珍しいから
よっぽどの事、変に思うかもしれないけど聞いて。」
女性は綺麗な40代ぐらい、男性は品がいい50代ぐらい
話し方は穏やかでした。
話の内容はこうでした。
まず信じてもらう為なのかその時の自分の身辺の事を
こまごまと言い当てました。 - 534 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/28(金) 21:39:05 ID:C5R+NTfx0
- その後「近々恋人とN市に行く事になる。絶対行ってはいけない。まぁ行く途中に軽い事故に遭い、
行く気も失せるだろう。本当ならこれから色んな災難が起こる。それを少しでも阻止したい。
この千円札を持っていてほしい。使うと今の生活を支えているもの、生活の場をまず失う。
その後さらにひどい状況になる。状況が改善するには年単位かかる。
○歳になったら旅をしている占い師に会う機会がある。会って話を聞くこと。
ある事とそれが起きる年齢、妹の事を言われるが、その年齢の時には妹と近いところで生活している。
それまではまさかこの土地で近くに妹と住むわけがないと思っている。
占い師のいうある事なんて起きない。
難しいが母親に逢う必要性が出てくる。頑張りなさい。」 - 535 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/28(金) 21:40:11 ID:C5R+NTfx0
- 細かいとこは長くなるので省きました。
怖い話や不思議な話大好きなので興味深かったが、言い当てた事はすごい小さな田舎の街だし
なんか見たり聞いたりしたのだろうと思った。
千円札もらう時、「私は予言ができるわけじゃない、分かっている事実を言っている。」と何度も言っていたのが
なんか痛い人なのかなという印象だった。
話を聞いていた経営者の奥さんもその夫婦が帰った後、
「気にしない方がいいよ。あの人この店がオープンした時も「この店は奥さんが外国人と逃げた事が原因でなくなる」なんて
失礼な事言いに来た。変な人だから気にしない事。」と言っていた。
が、数日後おじさんが言っていた事は本当になった。
まずN市に行く途中事故に逢った。
当時10代だった事もあり深く考えず千円札でお弁当を買ってから、本当に生活の場を失い本当に大変な目に逢った。
数年後当時のバイト先が気になり、マスターのお店を訪ねると
奥さんがフィリピン人の男性と逃げてバイトしていた方のお店はなくなっていた。
占い師にも逢った。
妹と近所に住んでいる。まさかと思ってたのに。
母親も探している。
もう一度あのおじさんに逢いたいです。
長文失礼しました。 - 539 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/28(金) 22:11:58 ID:C5R+NTfx0
- 533です。
>>536
なんで千円札なんだと自分も思いました。
偽札配ってる人?とか。
マスターはやくざのお偉いさんだと言ってましたが、
かなり品が良くて、そこはとてもなまりがきつい土地なのに
標準語だったのも印象的でした。
>>537
次その人と逢うことが出来たら絶対連絡先聞きます。
ありがとうございました。
英語できるんだね
- 530 :本当にあった怖い名無し :2008/11/28(金) 20:35:27 ID:EFzZOFLC0
- この前友達と一緒に電車乗ってたら、外国人に話しかけられた。
凄い流暢な日本語で、「○○駅までどれくらいですか?」と聞かれたので、「10分くらいです」と答えた。
その後、友達に「すごい、英語できるんだね」と言われた。いくら言っても、俺と外人は英語で話してたという。
謎
和服のお爺さん
- 523 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/28(金) 07:02:28 ID:HDcNpRa2O
- じゃあ口直しに昔の話をしよう。
大学生の時。たぶん今くらいの時期だったはず。
友人を私のアパートに泊めたことがある。
アパートまで帰るのには銀杏並木を通らないといけなくて、友人と2人でそこを
歩いてたら、変なお爺さんに会った。
和服を着込んだ上品そうなお爺さんが、銀杏の木の真下に立ってた。
「○○(曾祖母の結婚前の名)のひ孫だね。」
と呼び止められた時に、お爺さんがいたことに気づいた。
お爺さんは、
「昔は病弱でチビだったから心配していた。大きくて強い子になったな。」
のようなことを言っていた。たしかに私は病弱なチビだった。
「あと少しだ。大丈夫。お前は強い子に育ったから負けない。でも気をつけるんだよ」
と意味の分からないことを言って、お爺さんはどこかに歩き去った。
アパートに着いてそのまま寝て、翌朝カーテンを開けたら、窓の内側に何かついていた。
ねばねばした透明の液体とオレンジの鱗だった。金魚の鱗っぽい雰囲気。
それが窓ガラスとサッシにベッタリと。
友人と一緒に掃除したら、トイレの便座の裏にも同じものがついてた。
お爺さんや鱗を見たのはその一回だけだが、気持ち悪くて忘れられない思い出。
お爺さんと赤い世界
- 465 :1/3[sage] :2008/11/24(月) 21:17:34 ID:6QjuRh660
- 僕が小学6年生の時の話。当時、僕は吉祥寺にある塾に通っていました。
隣の○○区からバスで通うのですが、その日もいつも通り塾に行く為に僕はバスに乗りました。
バスに乗ると乗客は疎らで座れたのですが、段々とバス内は混み合い気付くと目の前には1人のお爺さんが立っていました。
岡田真澄ではないですが、ピシッとしたスーツにハットを被りすらっとした感じのお爺さんでした。
僕は席を譲らなきゃと思い「どうぞ。」と声を掛け、彼は「ありがとう。」と笑いました。
当時小学生の僕の考えは愚かでこのお爺さん顔がしわっしわだなとか、マジシャンみたいだな?思っていました。
すると彼は「君は優しいねー。」とか話しかけ、僕もそれに答える様に話が始まり、気付けば普通に話をしていました。
たわいもない世間話で、会話内容で憶えているのは塾の事とか成績の話だったと思います。
また僕が当時健在だった両親から「知らない人と話しちゃいけない」って言われていたのでそれを言うと、
「こんな爺に誘拐とか出来ると思う?」って聞かれ首を振ったのが記憶にあります。
まもなく終点の吉祥寺駅に着くという時、僕はついにアレを聞いたんです。「マジシャンですか?」って。
彼はしばらく笑っていましたがバスが停車すると座ったまま人差し指を立ててこう答えました。「でもね、コレなら出来るぞ。」と。
コレって何だ?と思っていると乗客達はほとんどバスを降りており、残ったのは僕達だけ。
慌ててお爺さんをおいてバスを降りると瞬間強烈な赤い光が飛び込んできて眼がくらみました。 - 466 :2/3[sage] :2008/11/24(月) 21:19:32 ID:6QjuRh660
- 突然の事に驚いて目を開けるとそこには誰もいない・・・。さっきバスを降りたはずの乗客もいないんです。
周りを見渡しても誰一人いない。車も走ってない。乗ってきたはずのバスも消えてました。
でも人がいないことよりも何よりも僕が1番怖かったのが、風景というか世界が「赤い」んです。
なんていうか赤い光を当てた世界というか、よくドラマとか映画とかで黄色とか青とかの発色が強い映像ってあるじゃないですか?
そんな感じで明らかに異常な風景なんです。確かに夕方頃だったとは思いますが、そんなレベルの色の強さではないんです。
当時の吉祥寺駅前ロータリーはホームレスやスケボー族のお兄ちゃん達が多く、当時は喧嘩なんかもあって怖かったのですが、
そんな繁華街で喧騒ひとつ聞こえない異常な色の風景に僕は怖くなって走りました。
映画のバニラスカイのオープニングをご存知でしょうか?まさにアレです。
駅前通りを走っても誰もいない・・・。僕は泣きじゃくってしゃがみこんでしまいました。
気付くと目の前にはさっきのしわっしわのお爺さん。僕は「戻して!早く戻して!」と泣き叫びました。
お爺さんは「ごめんね。」と言い僕の頭をなでると「怖がるとは思わなかったよ。ごめんね。」と何度も謝りました。
すると急に喧騒が聞こえ、ふと顔を上げると普通の風景に戻っていました。
横断歩道の真ん中でしゃがんで泣いていたので周りの人からは変な目で見られてましたけど。
周りには人だかりが出来ていて気付くとあのお爺さんはどこかに消えていました。 - 467 :3/3[sage] :2008/11/24(月) 21:23:34 ID:6QjuRh660
- 非常に不可解な体験で、今となっては確かめるすべもないのですが。
以上です。 実はこの書き込みをしたのには理由があって、
先日2ch好きの友人から梯子スレの話を聞きチェックしたところその中の梯子氏の書き込みが驚くほど僕がした体験にそっくりだったんです。
早速梯子スレに書き込んでみたところ僕の体験をenigmaスレに書いて欲しいとの意見がありましたので書かせて頂きます。
enigmaスレに書き込むのは初めてで文章も下手かもしれません。分かり辛かったらごめんなさい。
創作や脚色は一切してません。
梯子氏の言う停点というものがあるならば僕の体験したアレも停点と関係があるのでしょうか・・・。
小さい小さい雷
- 440 :本当にあった怖い名無し :2008/11/24(月) 04:26:13 ID:Ow7Mn3JJ0
- 普通にありえることだったら恥ずかしいから、
人に聞けないことです。
ありえるかありえないか、どうか皆様の意見を頂ければと思います。
1
小学校の頃。
雨の日に友達と二人で一つの傘を差して歩いていたら
小さい小さい雷が何度も私たちの50cmくらい先に落ちた。
音はなくて、でも電気が見える。
友達も見ていた。
でもそれ以来、それ以前も一度も見たことがない。
そんなことってありえるのか・・・?と疑問に思えてきました。
2
ブラウン管テレビのチャンネルが変わったりするの、
音だけで分かる人いますか?
ピリ みたいな ミ 見たいな音。
目隠ししててもチャンネルかわるのがわかります。
普通にあることだったらはずかしいいいいい
だから今まで人に言えなかったんだけど・・・
あああ、なんかごめんなさい
失礼しました。
『幸せになれよ』
- 381 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/21(金) 04:43:16 ID:JZskl4Ua0
- 私の父が死んだときの話
父は私が中学生ぐらいから、女、ギャンブル、酒
暴力に狂って、隠し子までいた。
そんなこんなで親は離婚して、愛人と暮らしていたらしい。
それでも私は小学生のころの記憶(父とキャッチボールしたり、
楽しかった日々、仲のよかった両親)もあり、
父とは連絡を取り合ったりして、父のことは大好きだった。
しかし俗にいうアル中状態、愛人と隠し子との暮らしも
長くは続かなかったらしく一人で暮らしていた。
そのころ私は大学を卒業後地元から離れて暮らしていた。
もう精神的におかしかったのだろうか、それとも寂しかったのだろうか
朝昼夜問わず、電話をかけてきた。仕事中であろうとも
電話に出るまで鳴り続ける電話にうんざりしながら、
『もういい加減にしてくれ!!』と伝えたがそれでも鳴る電話。
ほかの知り合いにもかけているようで、周りは迷惑しているようだった。 - 382 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/21(金) 04:43:58 ID:JZskl4Ua0
- そして今年の2月父は死んだ
そのとき通夜で親類全員の携帯電話、家の電話すべてが鳴った。
着信履歴は全員父からのようだ。
パニックになりながら、電話に出たものの、相手は何も言わない。
全員パニックになりながら
『もしもし』
『もしもし』
これを繰り返しているが、反応はなにもない。
父の母(ばあちゃん)が
『○○あなたはもう死んだの、私ももう年だしもう何年もしないうちに
そっちに逝くから寂しがらなくていいのよ』
といった瞬間、ほかの電話は切れたようだった。
私の電話は最後に
『幸せになれよ』
と言って切れた。大好きだった父の声に涙が出た。
ほんとは一緒に酒飲んだり、一緒にドライブいったりしたかった。
なんでこんなことになったのか、幸せな家族だったのに、どこで間違ったのか。
そんなことを思いながら、今も父の電話番号は俺の携帯の中にある。
死のしらせ
- 360 :本当にあった怖い名無し :2008/11/20(木) 18:02:12 ID:hHyvpH5c0
- これは随分前、昭和五十三年の七月頃の話です。
その頃私は、愛知県で、高校を出て予備校生活を送っていました。
ある夜のことでした。布団で寝ていた私は突然「だれか、自分の知り合いが死んだんだ…」という思いを感じて、
目を覚ましました。人が聞いたら笑うかもしれませんが、何の脈絡もなく、突然にそう感じて暗闇で目をさましたのです。
他人に「それはあんたが夢を見たんじゃないの…」とか「あんた頭がだいじょうぶなの…」とか言われても反論はでません。
合理的な説明などすることは不可能だからです。でもそのときは、確信として心の中に現れたのです。
翌朝のことです。私は、半ば確信めいた気持ちを持って朝刊を開きました。
はたして、紙面にはこのような記事が載っていました。
つい数ヶ月前に一緒に卒業式に出席した仲間が三人、夜、岐阜県の中津川で、運転
していた車が対向車線に飛び出して、直進してきたトラックと正面衝突したのです。
三人とも即死でした。
私は、新聞を手にしたまま呆然と断ち尽くしました。
三人とも十八か十九歳の年齢でした。まだ高校を卒業して就職したばかりでした。
三人が免許を取って車を買って、会社の帰りに仲の良かった仲間を誘って夜のドライブに出たのでしょう。
警察は、慣れない深夜ドライブからくる居眠り運転が原因だろうとしていました。
まだこれから仕事を覚えて、これから成人式を迎えて、結婚して、家庭を持って…
本当に人生のスタートラインに立ったばかりの年齢で彼らは、この世を旅立たねばならなかったのです。
多分、なにか伝えたかったことがあったのかもしれませんね。
彼らが生きたくとも生きることが出来なかったという事実を、今、かみ締めたいと思っています。
これが私が昔に体験したことです。
追い越して行った車
- 276 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/16(日) 20:22:50 ID:gCUxCVwP0
- 知り合いの話
夜の峠道を車で走っていた時のこと
そこは道幅も狭く、非常に曲がりくねっていて
ガードレールの向こうは崖のような危険な場所だった
そこで一台の車に追い越されたらしい
その時は気にとめることもなかったが、
その後も何台かの車に追い越されたそうだ
何が不可解かと言うと、追い越した車の車種、ナンバーが全部同じだったそうです
それでがんばれた
- 271 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/16(日) 11:01:09 ID:SsiGEgeT0
- 死んだ人からの携帯着信ってあるのかなぁ。
実は自分の息子(中学生)が夏休みに自転車で四国一周をするっていいだしかたら、
携帯持たせて毎日連絡するようにって、いかせてやったんだけれど。
息子が大好きだった、妻の母(つまり、息子のおばあちゃん)が死んでしまってね。
息子がショックを受けるから、旅が終わるまで黙っておくことにした。
息子は無事四国一周を果たして、8月25日に返ってきたんだけれど、
帰ってくるなり「毎日おばあちゃんから電話かかってきて、それでがんばれた」って。
それは、間違いなく妻の母だったのらしいのだけれど、着信履歴には何も残っていなかった。
「昨日、突然携帯がリセットかかって、データが全部消えた」とか、なんとか。
息子はウソをつくような人間じゃないし、なにしろ、死を伝えてなかったし。
死んでから9日間ほど、じゃぁいったい誰が電話をかけてきたんだって話になって、
それでも、みんな心が温かくなった。
トンネルに一番乗り
- 257 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/15(土) 20:55:01 ID:5viji7010
- おれの母親の体験した話を一つ。
高校の時、修学旅行かなんかで層雲峡トンネルだったかな?を自転車で抜けることがあって
母親は運動神経かなり良かったらしくて、トンネルに一番乗りで入ったんだ。
でも入ったとたん急にペダルが重くなって、漕げないほどではないにしろほとんど前に進まなくなった。
でも他の同級生は何ともないらしくて母親の横をすいすい通り抜けていく。
母親は同級生に声掛けまくったらしいんだが、誰も気づいてくれなかったって。
何とかトンネルを抜けたら、ほかの同級生全員が出口で待ってて、
「どないしたん!?」とか言われまくった。
一番乗りで入ったのはみんな見てたんだが、出たらいないから心配したらしい。
中での事を話しても誰も母親には気づいてなかったっていう……まあ、それだけの話。
秘密基地の落書き
- 254 :本当にあった怖い名無し :2008/11/15(土) 20:28:49 ID:zVHlok9h0
- 最近の話
友人2人俺で学校から帰ってた時の話
全員テンション高くって「ひっみつきちみつけよぉぜぇー」ってことになった。
で寄り道しながらぷらぷらしてたら薄暗くてちょうどいいところが見つかった
そこは上に家?的なものがあって普通コンクリートが詰まってそうなところなのにそこだけぽっかり空いてた
んでうひょーいとかいいつつ三人でごろごろしてたそしたら「なんだこりゃ?」ってもんがあった - 255 :本当にあった怖い名無し :2008/11/15(土) 20:51:19 ID:zVHlok9h0
- 254の続き
それは落書きだったそこらへんにある幼稚な落書きだったがなんかおかしかった
「○○ちゃんと私のお城♪絶対離さない」その周りになんつーか「野崎コンビーフ」的な
絵が多数かかれてた。まぁその日は「キモチワリィー」とか言いながらそれぞれ家に帰っただけだった。
次の日そこにもっかい行ったとりとめないおしゃべりしてたら一人が黙った
「どした?」って聞いたら暗いところの壁に指差した。そこには
「ここからお前ら出て行け!」って物凄い字で書きなぐられてた
こりゃやばいってことでそこから一目散に逃げてった
まぁおかしいところといえば最初の落書きが物凄く古くて最近書かれたような感じじゃなかったってこと
お終い。
※参考
野崎コンビーフ的な絵
横断歩道の変な子
- 244 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/15(土) 15:30:38 ID:aVNz80tuO
- 初投下。携帯からなんで改行下手かも。
JKだった頃、学校帰り横断歩道で変な子を見た。
横断歩道の反対側に同い年くらいの子がいて、
髪は焼けたみたいにバサバサのボロボロおかっぱで、
服も端切れみたいなボロ布で破れてて裸足だった。
「ホームレスかな?すれ違うとき見てみよ」と友達が言い
横断歩道が青になってみんな歩き始めた。
私達2人はその子とすれ違って息をのんだ。
目の白目と黒目の区別が無くて、目の部分が全部、鏡。
驚く私達の姿も背後の地面も綺麗に写し出されていた。
振り返るともうその子はいなかった。
私達はなぜか「宇宙人だ」と納得していた。
妹の新居で
- 227 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/14(金) 15:00:25 ID:0o3RfwR4O
- 随分前に陰陽師の友人の不思議を話してた凡人です。
ちょっと前に別口でまたコイツに借りを作ってしまった。
今度は俺の家じゃ無くて最近彼氏と別れ引っ越した妹の新居での不思議な話。
ラップ音てやつ?とか、特定の部屋で寝ると夢と現実の着かない程気味の悪い悪夢を毎晩みて、
深夜天井の方からの何人もの足音とか電化製品の異常とか、気分が悪くなるとか、
まぁそこらにもありふれた話。
おれは現場にいってみたが
悲しいかな0感だからさっぱり解らなかったんだけど。
妹の余りのおびえように何でもないと安心させることはして貰えるかなと
地元に残っているその陰陽師の友人に電話した。
友『・・血も遠いあった事無いや行った事無いひとの所はホントは難しいんだけど
お前のからなら道が出来るか』
道?道ってなんだ?
『今は暇だから、また式とばすから、
一番不思議な事が起こる時間帯に一番不思議な事が起こる部屋に妹さん置いて、合図にワンコールして』
で、言うとおりにして準備しワンコール。
・・今式神来てるのかな?
前もだけど、その時はそんな気配もさっぱり解らない。
座らせられてる妹も式神がきてると言われても何も感じないから半信半疑になってきてる。
夕『帰ってきた(式が)。取りあえず今日は妹さんつれておまえんちに撤収。家ついたら電話くれ』随分気を持たせるなぁ。俺の時はすぐ陰陽師審判がくだってあっさり解決したんだったが。 - 228 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/14(金) 15:39:58 ID:0o3RfwR4O
- 家について電話してみたら、色々準備があるから、
明後日また同じ状況から電話くれと言われた。
詳しい事は終わってからねとその日は終了。
久しぶりに妹と一緒に寝た。
明後日、また妹の部屋。
友人に電話する。
友『妹さんを部屋の中心に座らせて、これから何があっても動じるな、
しゃべるな。俺からでんわするまで待機ね』
電話切れる。
って友よ、何があるんだよ(;TT)大丈夫なのか?
仕方ないから指示通りにする。
・・シャン!・シャララララン‥
何の音!?妹も聞こえるらしくて顔を見合わせた。妹涙目。おちつけよ妹、泣くなよ?
‥シャラン・・・シャリン!‥‥‥シャララララ・シャリリン・・
近く、遠く、部屋の中でひびく。そう大きな音ではない。
むしろ綺麗な音だ。
5分か10分か…音がやんだ。 - 229 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/14(金) 16:05:26 ID:0o3RfwR4O
- 音がやんでちょっとあって、まだ動かずにいた俺達に、
友人から電話。妹が話した。
友『もう大丈夫なはず。引っ越したいなら引っ越してもいいけど、もう今日からここで寝て大丈夫だよ』
何かパニクってるのか半泣きで携帯に米つきバッタの様にお辞儀している。
で俺は、妹は友達が泊まりにきてくれるとかだから自分ちに帰った。
家に帰り勿論友人に電話する。
俺『なんだったの?アレ、何かいたの?』
友『怖がらせちゃいけないと思ったから妹さんには言わなかったんだけど
妹さんの部屋は4階でしょ?
そこの真上のが、解り安くく言えば一種の霊道みたいな物になってる』
『そこから落ちるか何かしたモノが、妹さんの部屋から出られなくなってたから追い出した』
えええええ!?
友『来月そっち県に他の用があって行くから、その時結界はってやるよ』はぁ、ありがとうございます。
あ。
俺『あのさ、式神がへやに来てるらしい間、なんかこう、
シャランとかシャリンとか、金属が触れ合う様な綺麗な音がずっとしてたんだけど、あれなに?』
友『あ、聞こえた?・・そうか聞こえちゃったかぁ。
それは式のシャクジョウの音だろな。
長い金属の棒の頭に金属の輪がついてるの、見たこと無い?
暴れん坊レディを送り込んだからw』
友『それより式の立てる音や気配が解るようになってきたなら色々気をつけてな?』
友『ま、また変わった事あったらすぐ電話してきて。もう寝るわ、じゃあな』
お休みもありがとうも言わせないで友人は電話を切った。
なにそれなにそれ変わった事ってなに(TдT;)?
陰陽師は謎がおおいです。
二つの人魂
- 203 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/13(木) 04:06:08 ID:c7w5Z1Ep0
- ちょっと18禁。
小学校6年生の頃の夜、ちょうど両親が用事で出かけて、姉と二人きりになった。
姉は5歳年上で俺とすごく仲が良くて。姉が自分に、アソコに毛が生えたかってすごく興味津々で、
モノの勢いで、姉貴のも見せてくれたら見せてやるとかいったら「いいよ」って言われて、
お互いのを見せ合いこしてさわりあいこした。オッパイやらアソコやらを眺めて触って、
姉も自分のアソコを触ったり、皮を剥いたりして身体の違いを確かめ合ってた。
そしたら、外で赤ん坊の泣き声がして二人でビックリ。二人で裸のままで外を見たら目の前を
すごい勢いで二つの人魂がお互いを追いかけっこしていた。それで、急に背筋がゾッとして
慌てて服を着た。
もうお互い、結婚して子供がいるんだけれど、今でも時々実家で会うとその時の話になる。
いろんな意味で二人だけの秘密。
昭和風情の町並み
- 180 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/09(日) 11:00:51 ID:zgpLVUfM0
- 小学生の頃の話①
私は自転車を乗り回すのが好きだったので
1人でも暇な時は自転車で近所をボラボラしてた。
そしてそんな時は決まって、普段は通らない道を探したり
戸建住宅街の中の小さな道をなんかを探すのが好きだった。
その日もたまたま戸建住宅街で新しい小さな路地を見つけて入った。
路地を曲がるとトタンで出来た小屋や屋根があり、古い和風家屋(庶民な感じ)、
砂利交じりの土の路地、軒先にはスタンド式の洗濯干し等もあり、
昭和風情という感じの、そこだけ時代や町並みが変わったような一角に出くわした。
ちなみに当時住んでた地区は、山を切り開きニュータウン開発された新興住宅地
古い区画などはまずない状態で、街全体を一から作った住宅地だったので
今考えると、そんな一角に出くわすだけでも不思議な出来事だった。
しかしそんなことを知らない当時は「へぇ~こんなとこあったんだ」という感じだった。
そしてしばらく見入ってから、その路地に少し踏み込むと突然猫が「にゃー」と威嚇してきた。
すると反対側からも「にゃー」「にゃー」と複数匹の猫の鳴き声が一斉に重なった。
見回すと15~20匹はいるかと思われる猫が、全部自分の方を向いて威嚇している。
実は、自分は猫が苦手になるエピソードがあり、当時は特に猫が苦手だった。
それになにより、知らない路地に1人でいることが急に怖くなってきた。
-続く- - 181 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/09(日) 11:01:47 ID:zgpLVUfM0
- 小学生の頃の話②
慌てて出て行こうとしたが、慣れない砂利に足を取られて自転車のUターンを手間取っていると
今まで「にゃー」としか聞こえなかった猫の声が、急に人間の言葉に聞こえ始めた
会話の内容はハッキリ覚えてないけど「なんだこいつ?」「だれが入れた?」「早く立ち去れ」
とにかく歓迎されてなかったのは覚えてる。
次の日友達にその話をすると、友達は猫が好きなので「行きたい!」って言ってきた
結局オカルト好きな友達や、いつの間にかくっついてきた友達の友達なども交えて
5人でその路地にいくことになった。
場所はちゃんと覚えていたし、路地といっても自転車で乗り込める広さだから
見失うような場所ではなかった。
しかし5人で手分けしてその路地は見つからなかった。
しかも、その友達の友達がその近辺に住んでる子で
「そんな場所ない」と言い切って、私は嘘つき呼ばわりされてしまった
今でもあの場所はなんだったのかと思う。
最近、映画『猫の恩返し』を見て当時のことを思い出したので書いてみた。
猫は会議するって話もどこかで聞いたので、それかな?とも思う。
とにかく白昼夢みたいな体験でした。
出迎えに来た猫
- 169 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/08(土) 16:21:41 ID:J9I9wSv/O
- ぬこ繋がりで、こないだ休みの日に買い物して帰ってきた時の話。
うちは猫飼ってるんだけど、コイツが誰か帰ってくると必ず玄関までお出迎えしに行く可愛い奴。
その日は調子に乗って買い込み過ぎて両手に大荷物だったため、
鍵を開けるのも一苦労、狭い玄関に入っては足元も見えないほどだった。
ただいま~と声をかけながら、出迎えに来た猫を踏みやしないかと気にして首を巡らすと、
上がりがまちギリギリの壁際の所にちょこんと座ってこちらを見上げていた。
猫に荷物をぶつけないように注意しながらそこを避けて、
足元に来るなよ~と声をかけながら猫を後ろに廊下を進みリビングに入ったら、
後ろから着いてきてた筈の猫がリビングの角にあるケージの中で立ち上がって、
いつもの速く出してくれアピールをしている。
『・・・だよねぇ!?』と思わずびっくりして頓狂な声を出してしまったが、
この日は他の家族は早くから出払ってて、自分が出かけるの最後だったから、
自分が猫をケージに入れて鍵かけて出掛けたのを瞬時に思い出した。
上がりがまちにはインテリアなど置いてはいないが、
他の家人が置いた荷物か何かと見間違えたのかと玄関を確認しに戻ったけど、それらしい物は何もなかった。
わざわざ首巡らして探したんだから、
たまたま視界の端にいた気がしたって訳じゃ無いし、確かに居たのになぁ。
壁を叩く衝撃
- 108 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/05(水) 11:40:13 ID:1obUVN4H0
- 厨房の頃の話なんだけど
友達とそいつの家の前でエアガン打ち合ったりして遊んでたんだ
ふとネコの鳴き声が聞こえたんで目をやると何匹か集まって何かしてる
んで見に行ってみたら白い蛇をよってたかってなぶってたんでエアガンで
追い払って助けてやった
友達と「こいつ大丈夫かな?」って顔を近づけたら口を大きく開けて威嚇
ってか噛みつこうとしてきた
小さい蛇だったけどかなりビックリした俺達は
「こいつ!せっかく助けてやったのに」「こいつもやっちまえ!」
みたいな流れになって今思えば残酷だがエアガンでその蛇が動かなくなるまで
ありったけのBB弾を撃ち込んだ
でその日は何もなかったように遊んでそのまま帰ったんだ - 109 :108[sage] :2008/11/05(水) 12:08:20 ID:1obUVN4H0
- それから数日後またその友達の家で遊んでたら
急に壁を叩くようなドーンって衝撃があった
衝撃っていってもそこまで強いものではなく隣の住人が何かしてるんだろうな
ってレベルだったから特に気にもせず遊んでた
でもそれが数分おきにあってしかも段々強くなってきたんだ
最終的には壁全体がビリビリいって家自体が揺れてるかと思う程の強さになってた
小心者の俺はもうその時点でガクブルで完全にテンパってた
一方友達はけっこう冷静で「何だこれ?隣のオッサンじゃないな」とか言ってた
するとふいにそいつが天井を見上げて「上か?」ってつぶやいた
その友達の家はちょっと変わった造りになってて古いアパートなんだけど
玄関の横に上に続く階段があってちょっとした屋根裏部屋みたいなのがあるんだ
そこを物置として使ってるのは知ってたけど上がった事はなかった - 110 :108[sage] :2008/11/05(水) 12:23:25 ID:1obUVN4H0
- そう言われれば衝撃は上から来てるような気もしたけど
俺はただ怖くてそれどころじゃなかったw
天井からぶら下がってる照明も揺れてるし早くこの家から飛び出したかった
でも友達はビビるどころか泥棒とか不審者がどこかから入り込んだと思ったらしく
バットを握り締めて「ちょっと上行って来る」と階段を登って行った
俺は止めとけよって声をかける事もできずにただそいつを見てるだけだった
1分もしないうちに「やっぱ誰もいないわ~」って友達が降りてきた
やっぱり隣かな?みたいな話になって例の衝撃もちょっと収まった感じだったから
しばらくまた二人でファミコンしたりしてた
もちろん俺はもう帰りたかったけど - 113 :108[sage] :2008/11/05(水) 13:14:48 ID:1obUVN4H0
- >>111俺より文章書くの上手いなw
内心ビクビクしながら遊んでたら何分かして案の定またあの衝撃がきた
俺はとっくに泣きそうな勢いだったけど友達もいよいよおかしいって顔になった
すると突然あの衝撃とは違う音が聞こえた、と同時に何の音か分かった
さっき友達が上がって行った階段を何かが転がり落ちて来る音だ
俺も友達もさすがにヤバイと思い家を飛び出た
そいつの家はアパートの2階だったので二人とも1階までダッシュで降り
道路に立って玄関を見上げてた
玄関の戸はすりガラスが入ってたので階段から何かが落ちてくるのが見えた
俺は呆然とその光景を見つめてた、その間も次から次へと上から物が転がり落ちて
来る
数分経った頃だろうかようやくそれがおさまったので友達と恐る恐る玄関に戻って
みると上から落ちて来た物が散乱していた - 115 :108[sage] :2008/11/05(水) 14:04:30 ID:qKorJMnQ0
- >>114それはホントすまん
その落ちて来た物ってのが普通の箱や物入れや缶など、友達に確認してもらうと
「見覚えのない物もあるけど2階にしまってたやつだ」との事
しかもファミコンしてたからテレビもつけっぱなしだったのに何故か消えてるし
俺はもうわけがわからなくなってたけど友達は「絶対上に誰かいる」と言って
再度2階に突撃して行ったがやはり誰もいなかった・・・
確かその日はそれ以降静かになったと思うけど俺は怖くてそれから何ヶ月かは
そいつの家に近づけなかった 時々そいつに「それからどうなの?」って聞いて
たんだけど物が落ちて来たはあの日だけらしい でもあのドーンて衝撃は定期的に
来るけどもう何も思わないし気にしてないって言ってた
えらい長文のわりにはたいして怖くもないしこれといったオチもないけど
当時の俺にとっては紛れもない常軌を逸した恐怖体験だった
オッサンになった今でもよくわからないが一体あれは何だったんだろうか?
やっぱあの蛇が何か関係したのかなぁ
思い出の公園
- 102 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/05(水) 02:12:33 ID:NmMtzLB/0
- 俺、とりあえずギターで飯をくってる。
まぁ、ひとまず作曲家のはしくれなんだわ。
俺、子供の頃、そうだなぁ、幼稚園にあがってすぐのころに、
近所の公園でギター弾きのお兄さんに出会ってさ。
そのお兄さんのギターがすごく心に残って、
それがきっかけでギターを始めたんだ。
この前、ふと、その思い出の公園にいった。
そこで、感傷に浸りながらギター弾いてたらな。
俺にそっくりのガキンチョがやって来てな。
だから、子供の頃みたいにギターを弾いてやったんだよ。
そしたらそのガキんちょすごく感動してな。
そいつ、ホントに俺そっくりだったから、名前を聞いたんだ。
そしたら、そいつ、俺と同じ名前をいいやんの。
そういえば、俺もあのとき、俺の名前をいったら、
お兄さんが妙にビックリしてたのを思い出したわ。
で、数日後にまたその公園にいったら、
そこ、数ヶ年前から立ち入り禁止で荒れ放題だったんだわ。
黒い猫
- 97 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/04(火) 22:17:49 ID:vA4AVf480
- 中学生だったころの話。
友達の家の近所が住宅街なんだけど、
そのあたりは昼間はたいして人もいないし、道路も軽が一台やっと通れる程度の細い道が多かった。
そんな道のひとつを、その友達としゃべりながら歩いていたときのこと。
話の合間にふと自分が前を見ると、いつ現れたのか、道の真ん中に黒い猫がいた。
それだけならどうということもないのだけど、
その猫は尻尾の先が「Y」の字形に割れていた。
猫もこっちに気がついて、びっくりした顔して静止していた。
(今も昔も猫大好きだから、猫の表情はだいたいわかるつもり)
自分はとりあえず立ち止まった。歩いてるせいでぶれて見えるのでは、と思ったから。
でもやっぱりしっぽが割れている。
そこで仮説を立てた。
1.二本に錯覚するほどの速さでしっぽの先だけ高速で振っている。
2.実はしっぽ以外が限りなく同じポーズの猫が二匹いて、重なって見える。
3.しっぽだけ蜃気楼。
いろいろ考えたものの、そりゃないだろうと一瞬で判別がつく。
あと考えられる可能性は…と模索し、とりあえず友達に声をかけた。
「ねえ、そこの黒い猫のしっぽ、割れてない?」
そしたら、友達は正面の道含めてあたりを見回し、そんなのいないよ、と返事した。
指差して説明をして、何度も確認してもらったがやっぱりなにもいない、見えないと言っていた。
そうこうしているうちに、猫は「あーまじびびった」って感じで近くの家の垣根に消えた。
その場で友達に立っていてもらい、猫のいた位置に自分が行き、
「ここにいたんだよー、ちゃんと見た?」
と立って見せたが、見たけどやっぱりなんにも見えなかったとのこと。
ていうか田舎道だし、道になにかいるって言われたら、
そこにも視線がいかないわけがないくらいなんだよな。
あれはなんだったんだろなー。
友達にも見えてたなら、突然変異で決着ついたんだけど。
長文スマン。
雲の上に街
- 84 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/04(火) 04:15:56 ID:n8tLi6BF0
- 子供の頃に一度だけ飛行機で家族旅行に出かけた時の話。
窓側の席に座っていてしばらく外を眺めていたら、少し離れた雲の上に街(都市)があった。
街はほぼ機体と同じ高さにあったから実際の街の見間違いじゃないと思う。
ビルの様な人工物だったけど当時にしてはすごく未来的で変な形だった。
親に「あそこに街があるよ」って言ったけど自分がおかしな事を言ってるかの
ように笑って流された。
離陸時に耳痛くなって飴もらった記憶(これは親も覚えてる)もあるから
記憶違いじゃないと思うんだけどな。
もしくはなんかの現象で遠くの街の姿が雲の上に映ったとかかな?
ちなみにその後ぬーべーに似たような事例の話が載ってたのを見て安心した記憶がある
(こっちは記憶違いかも知れないけどw)
俺の刺身
- 49 :本当にあった怖い名無し :2008/11/02(日) 12:49:16 ID:qtz3CN120
- ある日突然、「さしみー」って声が聞こえるようになった。
1時間に1、2回ぐらい聞こえて、「私もメンヘラになっちゃった?」と若干焦った。
けれども声が聞こえてくる方角があるし、幻聴ってこんなんなのかなって不思議に思った。
で、何回も「さしみー」って聞いてるから、なんか刺身が食べたくなっちゃって。
久しぶりに刺身を買いに行って、ついでにビールも買って一人で一杯やることにした。
買い物を終えて家に帰り、酒盛りの準備をした。
そして、刺身を食べようと箸を伸ばしたら、皿ごとくるっとひっくり返った。
「え?」とフリーズしていると、扉の向こうから「それ、俺の刺身」って聞こえた。
なんか怖かった。
子供の頃は見える
- 45 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/02(日) 00:28:06 ID:jtch7Ylf0
- >43
子供の頃は幽霊が見えるって話よくありますね。
実際、友人の子供達もそんなことをいうとかいって、
話題になったことがある。
そういう自分も、先日田舎で母が亡くなったときに、
遺品を整理していたら私の小さい頃の絵日記が出てきて、
「もうひとり、おじさんがうちにいる」
「おじさんは、ごはんをたべないのに、ずっとげんき」
「おにわのくさむらにはいっちゃだめだよといわれた」
「おじさんがさよならっていっていなくなった」
とか言うのが出てきて、その瞬間、幼稚園に入る前に
家族でない誰かが家にいて、父も母もそのおじさんが
見えないから、黙っていたことを思い出したの
腕の痛み
- 32 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/01(土) 16:17:25 ID:wHWllirbO
- ちっちゃいとき近所の子供とその母親たちで集まってよく花火してた
あるときお向かいに住んでた子が花火持ってない方の腕が痛いと騒ぎ出した
突然だったし怪我してたわけでもなかったし、その日は早めに終わらせて帰った
後で聞くとその痛がってた子の母親が痛みのある腕側に知らない女の子の足とはいてるスカートを見たらしい
その人はすごい怖がりなもんでその場で言い出せなかったようだ
ちょっとたってから聞いたんで驚いたが、楽しそうだと思って入りたくなったのかもしれない
でも痛み受けるってそんなに良い奴じゃなかったんだろうなぁ
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