- 301 :本当にあった怖い名無し :2008/06/28(土) 21:53:10 ID:RtnbWh1rO
- 23:おさかなくわえた名無しさん :2008/06/28(土) 21:47:08 ID:ug9Tiq6a
こんなスレあったのか、ちょっと俺の誰も信じてくれない本当の話。 小さい頃に喋る犬みたいのと暮してた。見た目は大人の人が馬の真似した様な感じで質感は獣というより粘土で作った様な感じだった。
さらに暮してたというか常に身近に居てたまに姿を現すって感じだった。
でも俺が小学校に上がり次第にその犬もあまり現れなくなった。週に1回見るか見ないかってくらいに頻度が落ちてしかも目が合っても知らん振りされたり。
俺には弟が居て弟は俺がその犬になかなか会えなくなってる時でも頻繁にその犬と遊んでいる様でよく話しを聞かしてくれた。
そして小学3年生の時、隣の家が火事になった、俺は弟とベランダでその光景を眺めていた。
でもその光景に飽きて部屋に戻って遊んでたら、部屋が物凄く暑くなってきた。なんと俺の家に火が燃え移り部屋が燃えていたのだ。
それで、逃げようとしたんだけど階段の方は燃えてるしで逃げられなくなり、部屋も凄く熱くて弟もワンワン泣いてるし子供心に「これ確実に死ぬ」とか思っていたら
その喋る犬が出てきて悠長な日本語で「またいつもの暮らしに戻ります?」とか言ってきた。俺は意味も理解出来ないまま頷いた。
すると突然周りの風景が変わって弟と一緒に学校に登校してる風景になった。弟も自分と同じ様な状況になったらしく不思議がっていた。
成人した今でも弟とその時の話しをしたりする。俺のだれも信じてくれない本当の話しでした。
ちなみにその火事の後もその犬は居て、最終的に見なくなったのは高校入学直前くらいです。弟も大体それくらいだそうです。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
喋る犬
謎の二人組
- 263 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/27(金) 02:53:21 ID:5T9CIYy00
- 私が高校の頃のこと。よくある話だけど、学校でこっくりさんが流行ったんだ。
私の母校は地元の鎮守をどけて作ったらしくて、敷地の隅っこに
そのお社が移築されてた。よく道端にある朱塗りのあれと小さい鳥居ね。
そういうイワクがあるうえに、噂によると祀られてるのは狐らしい。
そのせいか知らんがこっくりさんの占いもやたら当たるらしくて、
私も「どーせガセだろw」と思いつつ友達とやってみた。
でも10円玉の示す文章は「体育教師はヅラだ」とか、そんなのばっかり。
もちろん、悪ふざけして10円玉を動かしてたやつがいたんだが。
そんなことやってるうちにこっくりさんは盛り上がったんだが、
だんだん私は便所に行きたくなって、儀式が終わるまで10円玉から
指を離しちゃいけないってルールを無視してしまった。信じてなかったから。
で、廊下に出て、便所の戸を開けた。ドアの先には明らかに便所じゃない光景が広がっていた。
バタン→便所の戸のマーク確認→もう一回開く→やっぱり便所じゃない
板張りの床の、広い部屋で、ひとが2人いた。
一人は床に突っ伏して号泣している、神主か何かのコスプレみたいな格好のロンゲ兄ちゃん。
もう一人は、それをnrnr眺めてる美女。今思えば、ちょっと石原さとみだったかもしれない。 - 264 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/27(金) 03:19:32 ID:5T9CIYy00
- いろいろ意味不明すぎて私は固まってたんだけど、そのうち女の方が私に気づいた。
「あっ、○○(私の名)ちゃん!」
やばいと思って逃げようとしたんだけど、男が猛ダッシュでこっちに来て、捕まえられた。
そのまま部屋の中へ連行。
男は私の肩をガクガク揺さぶりながら
「お前らかあああ!」
「違う!俺はあんな馬鹿みたいなこと言わない!」
とかなんとか叫んでた。女は基本的にnrnrするだけ。男が暴言を吐いたら止める。
私「あの、便所行きたいんですけど」
男「便所も我慢できないほど締りが悪いのかお前は!」
女「女の子になんてこというの!」
みたいなかんじ。だいぶ長い時間、このわけのわからん2人に捕まっていた気がする。
男の言い分をまとめると、
「ハゲでもデブでも赤点予報でも何でもいいが俺の言葉ってことにしないでくれ。
俺はそんな下品なこと言わない!」
こんなかんじ。なんとなく「体育教師はハゲ」のことかなあと察しがついた。
私も膀胱がやばかったので、2人に泣きついて、最初に入ってきた戸から帰してもらった。
それで廊下に出られるかと思いきや、ドアの向こうは女子トイレ。
用を足して個室から出たら、まだ戸が開いててあの2人がこっちを見てた。
「馬鹿なことはほどほどにね。守ってあげられるのは子供のうちだけだから」
女の方がこんなことを言って戸を閉めたんだけど、また開けても普通の廊下だった。
いっしょにこっくりさんをした友達がいたから、もうこっくりさんは終わったのかと声をかけたら、
職員室に引っ張っていかれた。
そこで話聞いたら、遊んでる最中に便所に行ってから2日ほど私は行方不明だったらしい。
自分としてはあの2人に拘束された時間は30分くらいだと思うんだけど。
虚言癖があると思われたら嫌だから、行方不明中のことは覚えてないということにしておいた。 - 273 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/27(金) 11:26:47 ID:jwz1qdiu0
- >>269
「○○ちゃんにはよくしてもらったし、舞が上手みたいだからね」
みたいなことを女に褒められた。男が泣き叫んでファビョってる間に。
地元(高校の隣町)の地域行事で神社に舞を奉納したことはあるけど、祭神は男神。
コノハナヒメ?を祀ってる小さい神社(友達の家)で巫女のバイトしたこともあるけど、
友人いわく大層な神様らしいし、泣き叫ぶ男をニヤニヤ眺めたりDQN女子高生を助けてくれたりするとは思えない……
基本的にモノは大切にするけど、スレでよく出る九十九神系にお目にかかったことはない。
動物を助けたりするような機会もなければ、善行らしい善行もしてない。
あ、コスプレ兄ちゃんの袴は赤だったよ。一見したとき巫女コスかと思った。
>>270
いや、地方の田舎。身バレは嫌だから県名その他は書かないけどね。 - 294 :273[sage] :2008/06/28(土) 13:46:00 ID:ww3Suce7O
- 携帯だけど273です。
>>285
・神様っぽいと思った理由
和服かチャイナ服かわかんないが、それっぽくて高そうな着物着てたから。
普通の幽霊だったら庶民的な服装だと思う。
・石原さとみ系
石原さとみ系
・バイトと舞
舞は浦安の舞っていうやつ。
バイトは大晦日~三が日だけ。初詣客に御守りを売ったり、境内で甘酒作ったり、
神社に悪戯する奴が出ないように監視したりする。巫女コスはしない。
・心当たり
三日三晩ぶっ通しで赤の他人のどうでもいい抱負を無理やり聞かされつづければ
普通は鬱になると思うので、本堂に夜食・おやつ・甘酒を差し入れている。
ミスドとかだけど。あとで私が回収して食べる。
指輪
- 228 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/25(水) 17:33:07 ID:EWpk9Vxq0
- 2,3年前の話。
ごついシルバーリングを知人がくれた。
かなり気に入って、仕事場につけていったんだけど
昼休みに同僚が 「朝つけてた指輪外したの?」って言ってきて、
指輪がなくなってることに気がついた。
ちょっと前にトイレで手を洗ってるときは、はめてたから
手を拭いてるときに落としたのかも、と思って
捜したんだけど全然見つからない。
半泣きで捜しまくってたら、上司と同僚も捜すの手伝ってくれて、
仕事場を手分けして探したけど見つからなかった。
上司にも同僚にもプレゼントしてくれた知人にも申し訳ないと思いつつ、
お礼をしてその日は諦めて家に帰ったんだ。
とりあえず晩飯を食って落ち着いたら
知人に謝りの電話入れようと思ってさ
飯の準備してたの
そしたら、冷凍庫から指輪が出てきた。
なんか飛び出してきたっていうか・・・
扉を開けたらボトッって。
ゴキかと思ってびびってよけたら
床にキンキンに冷えた指輪が転がってんの。
上司と同僚には、カバンに入ってましたって、謝りまくったんだけど
未だに、なんで冷凍庫にあったのかよくわからない。
獣人
- 191 :本当にあった怖い名無し :2008/06/24(火) 01:34:06 ID:c2j+rLJt0
- スレチかもしれないが、小学生の時に未確認生物を見た。
それはいわゆる獣人(野人?)だった。類人猿型未確認生物だった。
小学5年生の頃、校庭でクラスメイトと遊んでいた時に、その中の一人が「何だよ、あれ?」
と言って、学校のすぐ近くにある山の斜面を指差した。
(山の斜面は、あまり木が生えていなくて、地面や岩がむき出しだった。斜面の両側は森。)
山の斜面を、全身を茶色の毛に覆われた野人がノシノシと二足歩行で横切って行く。
俺たちは(クラスメイト約10人)は、ポカーン。
その様子を見て周りの生徒たちも異常に気づく。
野人を見て生徒たちは「何だ、アレ?」と言い合っている。
校庭はちょっとしたパニック。
そうしている間に野人は、山の斜面を横切って森の中に消えていった。
野人の大きさは、比較対象になるものがなかったので、分からない。
まさか着ぐるみを着た人がいたずらをしていた訳でもあるまい。そんな暇人いるか?
直立二足歩行をしていたので、猿のたぐいの見間違えではないと思う。
周りの人間も見ていたので、俺一人の幻覚でもないだろう。
その山は天狗が出るとかユーレイが出るとか言われていた山だから、そんな変な生き物がいても
違和感はない。ヒバゴンやヤマゴンなんていうのも居たけど、その類だろうな。
黒い靴下の男
- 163 :トイレ 1/2[sage] :2008/06/23(月) 02:52:52 ID:5AK3xLIZO
- 俺が中学生の頃、便所での変な体験をしました
当時うちの家族(父母俺妹)は父親の実家で生活していて、祖母は離れで生活していました
そこは古い日本家屋で、便所には中から掛けるマトモな鍵が付いていなかったんです
だからよく誰かが用を足してても、気付かず扉を開けてしまい「あっ、ごめん^^;」
ってなことが日常よくありました
しかし、夜となると中から照明の灯りが漏れますから、知らずに開けるってことは殆んど無かったのです、が~
ある夜8時過ぎくらいか
もう家族で夕食を済ませて各々テレビ見たり風呂に入ったり
そんな中俺はマンガ雑誌を持って便所へ大をしに行きました
大はマンガ読みながらやるのが俺の習慣なもんでw
つづく - 164 :トイレ 2/2[sage] :2008/06/23(月) 02:58:10 ID:5AK3xLIZO
- で、踏ん張りつつ漫画読みつつしていると便所入り口の扉がギギ~っと開きました
「ちょ~灯り付いてるやん、使用中やってば」
と、言いつつ漫画から扉のの方に視線を向けると
黒い靴下を履いた男?の足が見えたのでこれは父親だなと思い
「大やからもうちょい待ってて」と言うと見えてた足がスッと扉の隙間から消えました
しかし扉が開いたまんまなので「済んだら言いに行くからテレビでも見ときや~」と言うとバタンと扉が閉まりました
そして用を済ませた俺は居間にいた父親の所に行き
「トイレ終わったから次の方どうぞ~」と声を掛けましたが
父は「ん?別にトイレ行く用事ないぞ?」と
俺はトイレ中に誰かが扉を開けた事、黒い靴下の男の足だった事と父に話したけど、父はトイレに行ってないと言います
そして風呂上がりの父は素足でした
念のため母妹にもトイレに来たか聞きに行きましたが来ていないと言います
二人は一緒に風呂に入ってさっき上がったところで
ドライヤーで髪を乾かしていたんです
確かにそれじゃトイレまで来れないよね、風呂中だったようだし
じゃあ一体あれは誰の足だったのか…
考えてみても分からないし「あんたも早く風呂入ってしまい」と母に言われたのでまぁいっか~と
そのまま風呂に入ってしまったのですが
後から考えると誰の足だったのか、今でも時々ふと思い出す謎な出来事でした。
おしまい
父の友人
- 159 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/22(日) 23:36:02 ID:cdPoM/7c0
- 私が中学生のとき父親が他界したんだけど、倒れる数日前から
私の頭の中で父親が死ぬイメージが何回も繰り返されていた。
なので職場で倒れて運ばれたと連絡を受けて、家族はパニックだったけど、
私だけは冷静に受け止め、至って普通に過ごしてたっけ。
兄弟が意識の無い父にずっと呼びかけてても、死ぬのを知ってた私は
最期をひたすら待つのみだった。今まで誰にもこの事は話していない。
本当は私が無意識の内に父の死をイメージして、それが念となって
実現してしまったのではないかと悩んだ時期もあったけど。 - 160 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/22(日) 23:47:08 ID:cdPoM/7c0
- 159の続き。
それから一年経って、家族も落ち着いてきた。
よく仲の良い同僚や、飲み友達がお参りに来てくれてたんだが、
若くして死んだ父の友人は皆40代。
その友人たちが立て続けに4人も亡くなりました。
父が連れてったんだと私も思ったし、亡くなった方の奥さんが
「死ぬ間際にうわごとで、あなたのお父さんの名前を言ったのよ」と
教えてくれた。
寂しいのは解るけど、お父さんひどいじゃんとも思ったが、偶然なのか
その4人の方は子供がいない人だった。子供がいる人はさすがに
連れて行けなかったのかな…。
長文すみません。
蛇神社
- 154 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/22(日) 22:20:58 ID:PzJS+EprO
- 高校2年の夏。
当時、付き合ってた彼氏とその家族で旅行に連れてもらった。
旅館に着いたが、晩ごはんまでにまだ時間があったので彼氏と二人散歩に出かける事に。
真夏で、まだ日は高く4時にもなってなかったと思う。
『暑いねぇ』なんて他愛ない話ししながら、てくてく歩いていると、長い石段が続いてる神社を見つけ二人で登ってみた。
石段を登りきって、100Mほど参道を歩くと小さい祠があったので二人、腰掛けて話し始めた。
続く - 155 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/22(日) 22:22:42 ID:PzJS+EprO
- 続き
しばらくは話しに夢中になっていたんだけど、先ほどから カサッ…カサッ……という物音が妙に気になる。
彼氏に『何か物音するよね?』って聞いても、『???別に…』って、彼氏には聞こえてない。
気のせいか、と思いまた話し始めても、やはりカサッ…カサッ……って音がする。祠の中から。
あんまり気になるから立ち上がって、ヒョイっと祠の中を覗くと
そこには、グレーの色した何百匹もの蛇が床が見えないくらい、うじゃうじゃいた。
『ギャーーーー!!!』って悲鳴を上げながら彼氏を置いて一目散に逃げる私。逃げながら参道の道を見ると
右も左も蛇だらけ。自分の走っている石の小道以外、蛇に埋め尽くされてる。
気が狂いながらやっと石段を下りきって彼氏に追い着かれた。
訳がわからない彼氏に説明するも、彼氏は『祠の中には何もいなかったし、蛇なんて一匹も見てない』との事。
今から考えるに、そこは地元の蛇神社で若い二人にいたずらしたのかなぁ、って思う。
この話、二年前に神社スレに書いたけど、ここを見つけたのでこちらにも書いてみた、実話。
たまに宙に浮く
- 141 :135 :2008/06/22(日) 21:07:36 ID:wFhFqejs0
- 空気も読まず連投スマソ。
ガキの頃の不思議な体験は幾つかある。
ガキの頃(小学校入学前)に俺は宙に浮くことが出来た。
空中「飛ぶ」と言う表現よりも空中に「浮く」と言った方が正確かな。
と言っても自分の意志で自由に浮くことは出来なかった。
しかも浮くのは階段限定。他の場所では浮くことが出来なかった。
俺の家は2階建てだった。
2階から1階に階段を下りる時に限って、たまに宙に浮くのだった。
俺が階段を下りようとすると、急に体が動かなくなって(金縛り?)、
そのまま俺の体はエスカレーターの様に下まで平行移動、そしてソフトランディング。
綺麗に着地。その間体は全く動けない。着地と同時に動けるようになる。
俺は「エスカレーターだ!」と独りで楽しんでいた。
子供心に不思議だなとは思っていたが、そんなもんか、と勝手に受け入れていた。
不思議なのは、自分の意志では浮けないこと。
「体よ、浮け!」と強く意識したら全く浮くことが出来ない。
あまり意識せずに階段を下りる時によく浮くことが出来たな。
「今日は浮けるかな?」と階段を下りるのが楽しみだった。
しかも奇妙なことに、階段を上がる時にはこの現象は起きなかった。下りる時だけ。
母親と祖母に、「僕は宙に浮くことができるんだよ!」と言ったが
彼女たちは「はいはい」と言うだけで全く相手にしてくれなかった。
成長するにつれて段々と宙に浮くことは少なくなっていった。
小学校に上がる時分にはもう浮くことは出来なかった。
今でも不思議に思う現象。
灰色の雨雲
- 135 :本当にあった怖い名無し :2008/06/22(日) 20:20:18 ID:wFhFqejs0
- 小学生の低学年の頃の話。(全然怖くないよ)
ある雨の日にオヤジから「回覧板を隣に持って行け」と言われた。
(今も回覧板なんてあるのかな?俺がガキの頃はこんなのんびりした習慣があった。)
オヤジは雨の中自分で回覧板を持って行くのが面倒なので息子の俺に頼んだ訳。
正直心の中では「面倒臭いな」と思いつつ、傘を差して回覧板を持って外へ出た。
空を見上げると灰色の雨雲が垂れ込めている。
その雲を見た瞬間、その雲が俺に対して「悪意」を持っているのを感じた。
何故その様に感じたのかは今も分からない。何故か雲が「悪意」を持っていると感じた。
何かしら本能的に感じ取ったのだと思う。その時の感情は「悪意」としか表現出来ない。
「ヤバイ、あの雲、俺に雷を落とすつもりだ!」と思った瞬間、その雲から稲妻が!
何と稲妻が自分目掛けて落ちてきたのだった。俺はとっさに避けて、自分の足の数センチ隣に
稲妻は落ちた。避け損ねていたら稲妻は俺に命中していただろう。危ないところだった。
すぐ近くに稲妻が落ちたのに俺の体は何にも感じなかった。
(感電することも痺れることも痛みを感じることもなかった。もちろんヤケドもしなかった。)
しかしどう考えても納得が行かない。
大体、稲妻なんてあんな速いものを避けることが出来ないと思う。
それに直接人体へ落ちなくても至近に落ちた場合、ショックで失神等を起こす
可能性があるらしいのに、俺は何にも感じなかった。感電もしなかった。
ということはあの稲妻は俺が脳内で作り出した幻か?今でもよく分からない出来事。
全然面白くなかったな、スマソ。
ただの経本
- 7 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/19(木) 19:50:10 ID:D6mO8vV20
- まとめサイトを見てたらふと思い出したから書いておきます。
夜、友達とドライブ中に前方を走るセダン車の後部座席の更に後ろ、
・・・よくぬいぐるみとか色々置いている人もいたりするそういう車のその場所に
生首が乗っかってた。
うわぁ・・・と思いながら見ていたのだけど(当方視える人)、運転している友達(同じく視える人)が
「あれはいかんねぇ。事故るかもしれんねぇーあの車。とりあえずお経でも読んでおくか」と
上着の内ポケットから経本を出したんです。
それを友達が手に取り開いた瞬間、それはもう見事な立体画像の観音像が出てきたんです。
薄水色半透明で、今まで観音像をまじまじと見たことはないけど、細部までくっきりと綺麗な観音像が
立体でゆっくり回ってたんです。
「おおおおおお!すごい!その経本何?立体画像凄いね!」
と私は歓喜。
友達は「え?立体画像ってなんだよwホントにただの経本だよこれ」と経本を閉じました。
「どんな立体画像よ?」と聞かれたので「薄水色の20cmくらいの観音像でしょ?」と言うと
驚いていました。観音様の経本(宗派は知らないんですよね私)だと言うんです。
確かに未だに本を開いたら立体画像が飛び出てくるモノなんてないのに。
私はその経本に書かれているお経すら知りません。知ってるのは唯一般若心経だけ。
不思議といえば不思議。
人魂
- 991 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/19(木) 16:56:23 ID:D6mO8vV20
- なんか申し訳ないから、別の話を。当然実体験。
専門学校通ってた時、当時1人暮らしをしていた彼の夕飯を作るべく買い物をして
テケテケとアパートに向かってた時の話です。
冬の夕方だったけど晴れていて全然暗くはなく。
車の通りも殆どない細い路地の四つ角上空に、何やら白いビニール袋(レジ袋みたいな)が
ふわふわ浮いてたんです。
「風もないのにビニール袋は浮くのかぁ~」
と見てたのですけど、徒歩で近づくにつれて袋じゃないのが分かっていく。
どうやら人魂の模様。(当方見えるやつです)
「へぇ~人魂をこんなに鮮明に見るのは初めてだわぁw」とワクワクしながら見ていたら
ソレは徐々に上空からアスファルトに向かってゆっくり降りてくる。
「おwwどうなるんだww」とか「生前の家が近いのかなw」とか思ってたら・・・
突然猛スピードで走ってきた車に人魂が轢かれて消えました(´・ω・`)
なんだか、人魂になってまでもあの人は轢かれるのか、と思うとショボーンな気持ちになった。
という出来事がありました。
なんとおっちゃん
- 964 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/18(水) 14:21:34 ID:OfzF80YqO
- 「兵隊さんとの思い出」に似た経験をしたことがある。
小学生の頃、2年生の時だ。
父の仕事の関係で、関西圏の田舎に引っ越した。
引っ越した先の借家は一戸建ての平屋で、ちょっと古かった。
当時、学校の子とは上手く馴染めず、寧ろいじめられていた。
だもんで、俺はずっと一人遊びをしていた。
そんな時、絶対後ろにおっちゃんがいた。
俺が一人で遊び始めるといつの間にか後ろに立っている、スーツ姿のおっちゃん。
俺はそのおっちゃんを「なんとおっちゃん」と呼んでいた。
なんで「なんとおっちゃん」って呼んでたかっていうと、いつも「これは何だ」って指を差して聞いてきて、「これは○○で、こうするもんだよ」って説明したら「なんと!」って驚くからだ。
で、驚くだけでその話は終了。
また「あれは何だ」って指を差して聞いてくる、それだけのおっちゃんだった。
いつの間にか消えていて、いつの間にか後ろに立ってる、そんななんとおっちゃんは俺の良き遊び相手だった。 - 965 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/18(水) 14:22:29 ID:OfzF80YqO
- 今も昔も変わらず、俺は人に物を教えることが好きなんだ。
しかもなんとおっちゃんは、教えたことに対してびっくりしてくれるから、教えがいがあった。
その上、びっくりの度合いも説明の仕方や物の違いで変わった。
一番驚いてたのはテレビだったかなぁ…
テレビ画面にくっつきそうなぐらい顔を近付けてた。
あ、あとは炊飯器。
今思えば、電化製品に対してはびっくりの度合いがでかかったな。
ちなみにおっちゃんが聞いてこないものを説明すると、「うむ…」って顔をする。
興味なかったんだなw
ある日、俺は学校で物凄くいじめられた。
プールの後の着替えで、パンツを隠されたんだ。
しょうがないからってノーパンでいてたら、クラスのボスに「こいつパンツ履いてへんで!」って言われて、教室でズボン下ろされたんだ。
俺はめちゃくちゃ恥ずかしくて、学校を飛び出して家に帰った。
丁度母はいなくて、一人部屋にこもって泣いた。
んで、1時間ぐらいそうやってたら気が済んで、ヤクルトの空き容器とか集めて一人で遊び始めた。 - 966 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/18(水) 14:23:15 ID:OfzF80YqO
- そしたらなんとおっちゃんが現れた。
「今何で家にいるんだ」とか言わずに、おっちゃんは俺が作るものをしげしげと見ていた。
で、「これは何だ」と聞いてきた。
「これは光線銃だよ。これで○○(クラスのボス)も殺せるんだ」
俺はその日あったことがすっげぇ嫌で、パンツ隠した奴とかスボン下ろした奴とか殺したいぐらい憎かった。
でもケンカも弱かったから、慰めに俺は光線銃を作っていた。
すると、なんとおっちゃんは「なんと!」って驚かなかった。
あれ?と後ろを振り返ると、部屋一杯にでっかい般若みたいなヤツがいた。
目をギロッとさせて、俺を睨んでるんだ。
うわぁ!とびびって後退りすると、その般若みたいのがパッと消えた。
それからなんとおっちゃんは現れなくなった。
俺はあれ以来、「殺す」とか「死ね」って言葉を使うのが怖くなった。
なんとおっちゃんは「そんなことを言っては駄目だ」って教えてくれたのかもしれないけど、正直トラウマだ…
自分と同じ車
- 888 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/15(日) 21:42:54 ID:8dbrqPvTO
- 同じ車種、同じ色、同じナンバーの車ってあるんですかね?
10年以上前に車を走らせてると向こうから自分と同じ車が来る。
なんとなく気になってすれちがう時によく見たらナンバーが全て一緒。
「えっ、こんなのあるの?」って思って運転席を見たら自分と瓜二つ(顔も髪型も服装も)の女がいた。
当時会社の女の子から「昨日深夜に○○ちゃんを見た」って言われたことあって
「それ違うよ。私じゃないよ」って言ったら「ううん、絶対○○ちゃんだった。車のナンバーも同じだったもん」って言われて、
私がいくら否定しても信じてもらえなかったことあった。
これってドッペルゲンガーですかね?
車のドッペルゲンガーもあるの? - 895 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/16(月) 08:33:52 ID:5vyWiWpiO
- >>889
平仮名も同じだったよ。因みに「る」って字。
何より乗ってた女が私と瓜二つだからね~
私が見て「私じゃん!!」って思ったくらいだから。
すれちがう瞬間もなんか変な感じでスローモーションというより止まってるような感覚がしたな。
それを見た後はショックで車を路肩に止めてしばらくボーっとしてた。
あの頃は会社の人間関係で悩んでたからなー
精神的な疲れで分身が出ちゃったのかもって考えて会社辞めたらそういうこともなくなった。
隣の席の京大生
- 877 :1/2 :2008/06/15(日) 12:25:03 ID:tW9admlA0
- 同じく「心霊ちょっといい話」スレより転載。
投稿主は>>873->>875と同一人物と思われる。
おじさんに会う1年前頃、お金に困り「スナックでも働こうかなあ」と思いながら
姉と飲んでいました。偶然知り合った隣の席の京大生の方に「貴女の守護霊さんに
呼ばれまして、すみませんが驚かないで下さい」と言われました。そして彼は続けました。
「貴女の守護霊さんが、“この子に水商売をさせないように忠告して欲しい”と言っています」
姉にも水商売をすることも言っていなかったので、大変びっくりしましたが、
「どんな守護霊さんですか?」と聞きましたら、「白い着物を着たとてもきれいな若い女性です。
貴女の先祖かどうかはわかりません」とのことでした。ちなみに姉の事も聞きましたが、
姉の守護霊さんは男性の守護霊で僕と話をしたがっていないので言えません」とのことで
姉のことはなにも教えてくれませんでしたが、私のことは、彼が予告した出来事すべてその後
パーフェクトに当たっていました。彼が言うには「僕たちの様な人間は沢山いて、
人助けする使命があるのを自覚して生活している」とのことで、子供の頃ある日突然
その事に気がつくのだそうです。人助けのみその能力を使うように使命をうけているみたいで、
「お金をもっらたり(占いなど)すると能力が薄れレベル(階級)が下がる」と言っていました。
どんなレベルか興味がありましたが、「僕は守護霊さんに呼ばれて頼まれた際にだけ忠告するため声をかけている」
と言っていました。彼にはちゃんと姿も見えているとのことでした。
せめて御連絡先をと聞きましたが、名前も連絡先もなにも、教えてもらえませんでした。
京大の人ということだけはわかりました。不思議な人たちでした・・ - 878 :2/2 :2008/06/15(日) 12:26:10 ID:tW9admlA0
- 私は、2度も予告され見えぬ方々に助けて貰いましたが、
神様か守護霊様か教えて下さった見ず知らずのお二人に今は本当に感謝しています。
おじさんには何とかまた訪ねていって酒屋の娘さんにもお礼を言いたいです・・
私自身は何かを視たりするというような事はなく、霊感の強い方では無いと思っているのですが
時々不思議な人に出会ったり忠告を受けたり、偶然の出来事が多く、守られているなんだと
感じることがよくあります。
凄く言い当てるおじさん
- 873 :1/3 :2008/06/15(日) 12:15:17 ID:tW9admlA0
- 「心霊ちょっといい話」スレより転載。
不思議な話だと思いましたので。
あれは11年前頃某ビール会社の販促員のパートの仕事をしている時に
ある酒屋に伺った時のことです。2回目にその酒屋へ訪問の際にお店の
娘さんが「あなた(私)に膜?の様なものががかかって見える。私の
知り合いに凄く言い当てるおじさんがいるから、そのおじさんにみてもらったら?
でもその人滅多に立ち飲みにもこないし、今度来たら聞いといてあげる」
といわれました。仕事中でしたし、驚きましたが「何かの宗教の誘いかな?」と
そのおじさんの話を聞いていますと、偶然にもそのおじさんが良いタイミングで
ニコニコと店に入って来ました。全くの偶然の出会いで、狐に摘まれた気持ちでした。
そのおじさんは私をじーとながめながら、「これからおっちゃんのいうことは、
神さんがいわはることやからよーーききや。3分の1しか言えへんからな。
おっちゃんにはみんな見え取るけどな。」と言って話し始めました
以下おじさんの話。
……今のご主人はお子さんを学校もだしてやれないひとやなあ。
肝臓もだいぶかれているし、5年後この人、入院するで。
この人悪運をかなり吸ってるし、あんたも婦人系の大病するから気を付けや。
仕事は近い将来マイクを持つ仕事もする。結構向いてるで、アナウンサーみたいな仕事や。
再婚は30歳ごろやし(もう主人と別れることを予測しているかのように)
“店をあんたにさせたる”と言う人が現れるから、その人がええで。
あんた、これから大変色んな人と出会うしあんたの後ろに人が無数に見える。
色々としんどいけど、でも31才からぴたっとおさまるから安心しいや。
あと左の脳が詰まるから気をつけるように…… - 874 :2/3 :2008/06/15(日) 12:16:40 ID:tW9admlA0
- そう言って私の手を開かせて、おじさんは私と手のひらを合わせ、
「おっちゃんがあんたの悪運を吸うて運を上げたげよ」というと、
私の手のひらにパワーを与えるような格好をしました。
「さあ、これからあんたの運はどんどん上がるで」といってくれました。
聞いてもにこにこするだけで、お名前も聞けず、身元も教えてくれませんでした。
なんだか変な気持ちでおじさんと別れました。
父とは13才で生き別れ、19才で結婚した私は当時何をしても運が付いていなくて、
一人目の子供は早産逆子で生まれてすぐ死んでしまい、もう一人すぐに無事産み
ましたが、生活は苦しく夫が遊び好きだった為、夫のスロット代のなどの多額の
借金の返済を抱えていました。「よくやっていたな」と今では思いますが、
恥ずかしながら24才にしてファミリーレストランへもいったこともなくて、
旅行などもちろん経験なくとにかく毎日食べられるだけでありがたいという感じの
毎日でしたので生活に追われ、そのおじさんのことはすっかり忘れて生活していました。
そんなことがあって半年くらい後、主人の浮気が発覚で夫とは別れることになりましたが、
その三年後、疲れがでてか初産の無理がたたってか、急激なひどい腹痛におそわれ入院。
卵管が破れてそこから内臓に血液が漏れていて、危うく命を落とすところでした。 - 875 :3/3 :2008/06/15(日) 12:17:57 ID:tW9admlA0
- 別れた主人も後のうわさで聞く所、丁度その5年後肝臓を煩い入院していたとのことでした。
主人と別れてから4年後、友人の強い勧めで、全く経験がなかったに関わらず、
葬式の司会の仕事をするようになりまして、毎日それは沢山の人と出会いました。
仕事も楽しく、とても充実した毎日でした。30才で再婚、31才で下の子を出産。
偶然にも、敷金は無し・家賃3万という夢のような条件で物件を紹介して貰い、
特に商売などしたことがなかったのですが、せっかくだしということで、主人の薦めもあり
小さな服飾雑貨のお店をすることになりました。
優しい夫可愛い子供たちに囲まれ今では人並みな生活を送れ、とても幸せに暮らしています。
あとは、左の脳がつまるということだけが、まだおじさんのいった予言で当たっていないことになりますので、とても怖い気もしています。
おじさんの言われたことは今思えばほぼ、パーフェクトに当たっています。
成仏させといた方がいい霊
- 851 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/14(土) 13:44:13 ID:ORrK0zpY0
- 今日、不可解な事を目の当たりにしたので報告します
事の発端はオレの弟が、家(裏庭)でちょくちょく霊を目撃しはじめた事からだった
もともと、ウチの家族に霊感の強い人間は一人もいなかったのだが
弟だけは、ここ数年でよく霊的現象を体験するような体質に変わったらしい
んで、その弟が自分の部屋、正確には部屋の外(裏庭)で
窓越しに黒い大きな人影(2.5m)を見たとか、首だけで浮遊する白い人間の首を見たとか
特定の場所で度々、霊的現象を体験したので、母ちゃんの知り合いの霊能力者(見習い)にみてもらったところ
どうやら、害はないが、成仏させといた方がいい霊がいる、との診断結果が出たのでその儀式を行う事となった
方法は、団子と酒を庭に御供えするという簡単なものだった
昨日の午前中に母ちゃんが団子作って、酒と一緒に御供えした。その日の夕方までは何ともなかったのだが
今日、朝になって見てみたら、4個供えた団子のうち、1個の団子にくっきりとかじったあとが付いていたのだ
その霊能者(見習い)いわく、「今までこんなにハッキリと食べた痕跡が出たのは初めて」だそうな
もう一つ、一緒に供えてあった無職透明な酒も、薄茶色に変色していた
これは、霊が体験した苦しみなどを表したものらしい
その後、儀式の仕上げとして、団子を裏の小川に流し、霊も無事成仏してくれ、この件は解決となった
霊の正体はハッキリわからないらしいが、戦時中、空襲をうけて、家にお茶摘みにきていたお手伝いさんが
何人か爆弾で死んでいるので、それと何らかの関連があるのかもしれない - 852 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/14(土) 13:52:06 ID:ORrK0zpY0
- ここでオレなりに分析してみた
オレの家は結構な山の中なので、最初は野良ネコやタヌキがかじったんじゃねーの?とも思ったが
もし、その手の動物が食べたのなら、密着させた状態で皿の上に乗っていた他の団子が皿から落ちて然るべきだし
少しだけかじったならともかく、卓球のピンポン球ほどの大きさの団子の1/3をかじってあったのだから、皿から落ちないとしても
少しくらいは動いてなければおかしい。直径10cm弱の小皿に密着した状態で乗った直径4cm程度の団子を
他の団子を動かさずに、一つだけ1/3かじるという行為が、動物に出来たとは考え難い。供えた場所が庭石の上という不安定な場所だから尚更だ
さらに、団子は数回に分けてかじったというものではなく、どう見ても一噛みでかじった状態だったのだ
オマケに歯形までバッチリ付いていた。歯の大きさをウチのネコと比べても明らかに違う。これはタヌキなどの他の動物と比べても同じ事が言えるだろう
少なくともこの歯形に関しては、人間が一つ手にとって、かじってまた戻した、と見る方が自然だし説明がつく
酒の変色については、どう考えても、どのような現象が起こったかを説明できる答えが出せなかった
いずれにせよ、科学的に満足のいく答えは何一つ出ませんでしたw
オレが警察関係者なら、団子と酒を鑑識に回して、歯形を照合して、唾液や変色した色素までとことん調べてもらうところなのにw
一つだけハッキリしてる事は、昨晩のうちに、科学的に説明のつかない現象が庭で起きた、という事だけです
鷹の絵の大きな絵皿
- 810 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/12(木) 18:03:21 ID:RL6xeWrdO
- 小さい頃、祖父が友人宅から鷹の絵の描かれた大きな絵皿を貰ってきた。
それは今でも和室に飾ってあって、とくに怪奇現象を起こしたりはしてない。
祖父の友人は骨董商だった。
その皿も店の品物でかなりの逸品らしいが、売れてもじきに返品される謎の皿だったらしい。
当の骨董商が亡くなったとかで親友である祖父が形見分けとして引き取ったそうだ。
皿がうちに来た当時、幼かった私はその絵皿がえらく気に入っていた。
触ると祖父に怒られるので、祖父の外出中をねらって、皿を床にふせて爪ではじいていた。
そうすると皿から若い男の人の声がした。
「痛い、叩くな」
「やめなさい」
「物なんだから大切に扱え」
こういう内容がほとんどだったけど、反応があるのが面白くて弾きまくった。
皿は、たまに「ここだけの話だからな」といって他人の秘密を教えてくれた。
若い頃の祖父が美女に交際を申し込むために馬鹿みたいなパフォーマンスをしたこと。
その馬鹿男を祖母が殴って叱ったのが二人のなれそめであること。
隣の奥さんが不倫亭主を見限るまでの経緯。
ほかにも、普通なら知り得ない他家の事情をいろいろ聞かされた。
惚れたはれたが多かったが、たまに私が沈んでるとはげまされたりもした。
皿から聞いた話を祖父母に言うとやけに焦った反応が返ってきたからあながち嘘ではなかったんだと思う。 - 811 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/12(木) 18:05:54 ID:RL6xeWrdO
- 小学校にあがって友達と遊ぶようになり、私は皿のことを忘れていった。
ついこの前までは皿が喋るなんて子供の妄想かと思っていたが、
先日和室を掃除しにいったら、うちの娘がかつての私と同じようにして皿で遊んでいた。
「パパがね、(娘)が生まれたときから×田●子さんていう女の子とフテーを働いてるんだって!
お婿のくせに生意気だってお皿が言ってたよ。ママがいるのに許せないんだって。
ねえ、フテーって何?」
不貞ってのはつまり浮気のことだ、なんてまさか教えたりはしなかったが、
後日夫が「職場の飲み会」に出かけたあと、忘れていった携帯(仕事用)に「専務」からの着信が。
「●子だよぉ☆今いつものホテルで待ってるからはやく来てね」 あの皿は今もかわらずゴシップが好きらしい。
とりあえず昔と同じように床にふせて、娘に昼ドラまがいの話を吹き込むなと釘をさしておいたが、
もう昔のように皿の声は聞こえなかった。
娘が私の若い頃のことについてやけに詳しいのは、やはり皿の仕業なんだろうか。
部屋でヒゲダンスするのが趣味だったなんて恥ずかしくて誰にも言ってないのになんで知ってるんだ。 - 817 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/12(木) 20:35:01 ID:RL6xeWrdO
- >>812
〆ました。そうしたら、このスレ向きの事故が夫の身に降りかかりまくってることが判明。
逆上した夫に殴られたら、私が子供の頃から使ってたご飯茶碗が棚からとんできて夫にメガンテ。
これにびびって全部吐いてくれました。この程度のことで?って思ったけど、
本人いわく浮気相手と会うたびに夫の使う食器が手のなかで突然割れて怖いんですとw
懲りもせずすぐにまた浮気しやがって、しかも今度は不倫相手と婚約までしてたけど、
相手の実家に婚約の挨拶に行ったら、先方の家宝の壷がすごい勢いで背中にヒット→ムチウチ。
ビールジョッキが頭に落ちてきて病院搬送されたこともあったけど、それも不倫相手と密会中の事故。
どんどん規模が大きくなっているので、今では食器が怖くて不倫できないもようです。 - 822 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/12(木) 22:07:42 ID:RL6xeWrdO
- >>820-821
いや私が神社の一人娘なもんだから、神主役の男が必要なんですよ。
×1コブ付き宗教一家の年増に婿入りしたがる奴はいないでしょうから、
長男が生まれるか娘が結婚するまでは夫を逃がすことはできない。
家庭板ではないのでこの辺で自重します(・ω・)
産まれ変わり
- 808 :本当にあった怖い名無し :2008/06/12(木) 16:40:55 ID:smUZs92dO
- 知人から聞いた話
知人の祖父母には昔、産まれて、すぐ亡くなった長男がいた。(何ヶ月かで)
長男の死がつらすぎて、
祖父母は、ごめんごめんと泣き、
フトモモに黒いマジックで、大きな円を書いた。
『今度、また産まれてきてくれたら、すぐにこの子と分かるように』と。
そして、知人の母が産まれた。大人になり、結婚し知人と知人の弟が産まれた。
弟は、フトモモに黒いアザをもって産まれてきた。
祖父母は、孫として産まれ変わってきてくれた!と
喜び、ものすごく可愛がったらしい。
気づいた瞬間、中野区の寺の真ん前に
- 782 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/11(水) 01:25:13 ID:q+88FSC30
- マジか…俺、実家が所沢徒歩10分のとこなんだけど。
盆休みに駅前にチャリで行って友達と飲んでて、深夜2時に駅前でお開き。
ほろ酔いで「さて帰るか」と思ってチャリ乗ったら、
次に気づいた瞬間、中野区の寺の真ん前にいたことあるわ。
時間は2時10分だったので、移動ができないはずなんだがハテ、と。
近くの交番入って「ここどこですか」って聞いたら、
もちろん不審者扱いされて、なんとかごまかしたけどかなりびびった。
なんとかチャリで2時間半かけて帰ったけど、
飲んでた友達に確認したら、やはり2時に店出たって言われた。 - 788 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/11(水) 11:37:29 ID:q+88FSC30
- >>783
寺の名前は知らんけど、場所はだいたい覚えてる。
再度行ってみるとほぼ確実にわかると思う。
もし関連があれば、とは思うんでいちお調べてみるけど、
ここで名前を晒すのもどうかとは思うんでそれは自重したい。
そのときはほんと、狐につままれたとでも言うか、何がなんだかさっぱりわからず。
少しうろついたら、区民だよりみたいなのが貼ってある掲示板があり、
それで中野とわかった記憶がある。
>>786
この話は初めて。誰にもしたことがない。あまりに気持ち悪くて。
ひさびさこのスレ見たら>>782が目に飛び込んだから驚いて書いてみた。
あと、俺の記憶にはないんだけど3歳くらいの頃にも似たようなことがあったとか。
夜両親の隣で寝てたらいつの間にか(わずか15分ほどの間)いなくなり、
近所の神社の付近で発見されたことがあるそうな。
そのときは「夢遊病なんだろう」で片付けられたとか。 - 789 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/11(水) 11:41:14 ID:q+88FSC30
- >>781が目に飛び込んで の間違い
神隠し
- 780 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/11(水) 01:03:07 ID:AdlXDFRIO
- 何年か前まで近所の寺が保育園をやってたんだが、そこでよく神隠しが起こった。
停電や昼寝の最中にふっと子供がいなくなる。
子供は怪我や記憶障害はないまま必ず町内の神社か寺で見つかる。
先生が気づくよりも、消えた子が保護される方が早かった。
園児多かったしな。電話を貰って初めて、その子がいないことに気づく感じ。
それに毎度のことなので地域住民みんな慣れっこになっていた節がある。
かくいう俺もそういう目に遭ったことがある。しかも2回もw
1回目は昼寝中だった。目が覚めたら、町内の別の寺にいた。
観音様の像の足元に水子地蔵がいっぱいいるだろ。あの水子の間で寝てた。
2回目もやっぱり昼寝の時間だった。
ただ、先生をびびらせようとしたのか、友達と2人で
「神隠しに遭った」っぽく布団を抜け出して本堂の床下に隠れた。
そしたら本当に神隠しが起こってしまった。
床下から出てみたら、寺の保育所どころか実家近所の神社だった。
友達も別の神社の床下から出てきたらしい。 - 781 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/11(水) 01:11:35 ID:AdlXDFRIO
- (続き)
あとで知ったことだが、神隠しに遭った子は家族の墓やお宮参りとかで
本人と縁がある神社仏閣で発見されることが多いらしい。俺もそうだったし。
園としてはそのおかげで探しやすいんだとさ。
まあ隣のお姉さんは道祖神の横で寝てたそうだから、必ずってわけじゃないみたいだが。
園長だった坊さんが亡くなって園は閉鎖されたんだが、小学生の間の噂では
あの寺は「子供を狙う悪霊」から地域の子を守るために保育園をはじめたってことになってる。
あんまり信憑性はないが、子供がよく行方不明になっていたのは事実だ。
なんで神隠しがあるのかは、爺婆の世代でも詳しくは知らない。
俺の曾祖父も隠されたことがあるようだからどうやら昔からある怪奇現象らしいが。
でも今思えば、子供ひとり行方不明になっても平然としていた町民が一番怖いかも。
町のどこでも老人の目があるから不審者の心配はそんなにないが、田舎だから
野犬とか熊とかの危険があるだろうに。
なんだか伝聞推定の語尾ばっかりだな。
今更だが、携帯からなんで読みにくかったらすまん。
監督の夢
- 770 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/10(火) 18:42:57 ID:ftVFJK7q0
- 高校の頃、バスケ部だった。
夏休みのある日、顧問が家庭の都合で休みの日があり、
普段はあほみたいに厳しい練習なのでほっとして、
俺ら生徒だけでだらだらとゲームばっかやってた。
先輩に中には途中から、喉かわいたとか言ってコンビニへ行ってたのもいた。
そんでまあ、気づいたらもう夕方になってきたので、そろそろ帰るかと。
その日は俺とある先輩と当番なので2人で片付けしてたら、
ふと体育館の端から外へ出て行く顧問を見かけた。スーっと。
「あれ?今日休みとか言って隠れて見てたんじゃないすか?」と俺。
すると先輩が「監督~~~~!」って声をかけながら外へ出たがいない。
監督じゃねえのかな、なんて2人で話して、部室へ戻ったら、
コンビニ行ったりしていちばん遊んでた先輩が
「ちょー、コンビニの近くで監督見かけたんだけどさあ」とか言ってる。
で、当然、マジかよ!いたのかよ!っていう話になった。
結局、「嘘ついて監視してたんだよあいつ。明日怒られるわ、うぜ~」ってことに。
その日の晩、部活の連絡網が回ってきた。
今日の午後、監督が遠方へ向かう途中に事故って、現在は集中治療室入ってると。
もうそれで、夜に部活の奴で集まって、やべえのなんのって話をして。
その後しばらくして無事に監督は戻ってきたのでその話をしたら、
「なんか夢だかなんかわからんけど、おまえらサボってるの見たな。
○○がコンビニで漫画立ち読みしてるのも見たぞ」だって。さすがに震えたっす。
頭上に見えるもの
- 767 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/10(火) 15:00:13 ID:J7XPnEBsO
- ここでいいかな、書かせてください。
一週間ぶりに会った彼氏の頭の上に天使の輪の様なものが見えるんです。
色はグレーとベージュの中間であまり綺麗な色ではなかったです。
掴もうとしても触れず、彼には見えてないようです。
彼に言うと最初は冗談だと思ったみたいで笑ってましたが
最後には気持ち悪い事言うなと怒ってしまいました。
私は霊感とかまったくなくこんなこと初めてです。
これはいったいなんなのでしょう。
見たことある方いませんか?
そしてその人はその後元気ですか?
背の低い変なおっさん
- 751 :本当にあった怖い名無し :2008/06/10(火) 02:38:06 ID:PRj4Y4/3O
- 昔 沖縄の子と遠距離してた時、沖縄市のパークアベニュー近くの商店街で背の低い変なおっさんに声掛けられて振り返ってみたら 俺の名前や 誕生日を 一気に しゃべり上げた
興味深々に 話を聞いてたら彼女が気味悪がって 引っ張っていかれてしまいました。
多分あのおっさんは 人を見ただけで全てが分かる人だったんです ひょっとしたら優しいキジムナーだったのかも、何故人だらけの商店街で四国出身の俺を引き止めて話かけてきたのか 全てが謎です。
生け簀
- 741 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/09(月) 18:59:28 ID:NoP9gGweO
- 俺が通っていた小学校には、校舎の裏に小さいプールみたいなのがあった。
水泳の前に、風呂くらいの水槽で薬品を溶かした水に浸かるじゃん。
大きさも形もあんな感じで、中に降りるための階段までついてた。
ただ、タイルじゃなくて石でできてて、地面にぽこっと穴が開くような形になってた。
みんなもあれは生け簀みたいなもんなのかと思っていたらしく、中に水を入れて金魚を飼おうっていう計画が
立ったこともあったんだが、地元育ちの用務員のおっちゃんに激しく反対されておじゃんになった。
用務員は「あれに近づくな。特に水と生き物は入れちゃだめだ」と主張し、杭と鉄条網で生け簀を囲ってしまった。
といっても、みんな1度は中に降りたことがあるし、なんでそこまで用務員がファビョるのか不思議に思っていた。
友人Aは当時ものすごく生意気な糞ガキで、禁止されていることほどやりたがる性格だった。
Aは夏休みの夜に俺を含めた悪友4人で鉄条網を破り、中に水と金魚をいれてやる計画を立てた。
もちろんいたずらのつもりだった。
盆の祭りの晩、俺たちは金魚すくいで魚をとり、親には「蛍見てくる」とか適当な嘘をついて学校に行った。
で、家からもってきたペンチで鉄条網を切って破り、水道からホースで水をそそいだ。
水がいっぱいになり、友達AとBに金魚の放流をまかせて俺とCがホースを片づけてたら、
突然生け簀の方からBの悲鳴が聞こえた。駆けつけてみたら、Aがしゃがみこんで何かしてた。
Aは金魚の一匹(出目金だった)を地面に転がして、素手で目玉やヒレをもいでいた。
懐中電灯で金魚の鱗や内臓がぺかぺか光って不気味だったのをよく覚えてる。
ほかの金魚を全部生け簀に放り込んだあと、Aは突然飛び込んで一匹つかまえ、虐待しはじめたのだそうだ。
俺たちは怖いのとわけがわからないのとで硬直していたが、ふいにAは金魚から顔をあげ、生け簀を指さした。
その瞬間、金魚しかいないはずの生け簀からボチャンと鯉がはねるような音がしたのを聞き、
俺・B・CはAを置いて逃げ出してしまった。あのとき、怖くてもAを連れて逃げればよかったと後悔してる。 - 742 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/09(月) 19:02:40 ID:NoP9gGweO
- 俺たちは無我夢中で逃げて、とりあえず祭会場の神社を目指したんだが、途中にある
清水が湧いてるところでまた「ボチャン」を聞いてしまった。もちろんそこにも魚などはいない。
それでいよいよ半狂乱になって3人で泣きながら走ってたら、浴衣を着た見知らぬ兄ちゃんが保護してくれた。
兄ちゃんは俺たちを蛇神様のお社に連れてきて、1人1個ずつリンゴ飴をくれて慰めてくれた。
兄ちゃんに事情を話すと、兄ちゃんはえらく焦った様子で
「今日はもう絶対に川を渡るな。学校に近づくな。ひとが来るまでここで待て。自分からは声をかけるな」
みたいなこと言い、どこかに行った。
その後ちょっとしたら用務員のおっちゃんが来て俺たちを保護してくれた。
おっちゃんにも事情を洗いざらい吐かされ、俺たちはその日はお社の近所の友達の家に泊まった。
泊まり先と親にはおっちゃんが説明してくれたみたいだった。
次の日の朝、おっちゃんに連れられて学校に行った。生け簀の金魚はヒレだけになっていた。
その場で俺たちは髪を刈り上げられた。髪は半分は生け簀に放り込み、半分は蛇神様のとこに埋めた。
Aは祭りの夜に置き去りにされて以来行方不明だったが、数日後に蛇神様のお社にいるのが発見された。
俺たち3人もAが保護されたと聞いて、置き去りにしたことを謝りに行った。しかしAは
キチガイのように笑いながら「●●●憎い。邪魔しやがって」と叫ぶばかりで会話にならなかった。
当時Aの家の家庭環境はめちゃくちゃ複雑で、そのせいか捜索願いは出されていなかったらしい。
たぶんこれが決定打でAの両親は離婚し、Aは施設に入れられた。
学校裏の生け簀には夏休みのうちに物置風の小屋に隠され、ごつい錠前がかけられた。
「ボチャン」と兄ちゃんについて、用務員のおっちゃんは知っているようだったが詳しくは教えてくれなかった。
ただ、蛇神様の前を通るときは手を合わせろと言っていたから、あの兄ちゃんが神様だったのかなと思ってる。 - 743 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/09(月) 20:17:39 ID:Cfk7u8a50
- ●●●ってなんだったの
Aの家族とか友達の名前?それとも全く聞き覚えのない名称? - 744 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/09(月) 20:43:18 ID:NoP9gGweO
- >>743
すまん。書き忘れてた。
まったく知らない名称。
声がすさまじくてよく聞き取れなかったがあんまり人名っぽくはない感じだった。
ナ行かガ行の発音が多い、長々しい名前?だったことしか覚えてない。
石化魔法
- 728 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/08(日) 13:42:07 ID:hO7Ba8CRO
- まとめスレ読んでたらふと思い出した幼い頃の記憶を一つ。
当時は幼稚園児くらいだったと思う。
自宅から1キロくらい離れたスーパーに、
母親と自転車二人乗りで行くのが日課だった。
ちょうど自宅とスーパーの真ん中くらいの場所、道の脇に
石で出来た柱のような物が立っていて、雀なんかがよくとまってたんだよね。
で、ある日、雀が一羽とまってて、それを見ながら心の中で
「石になっちゃえ」って思った。
次の瞬間、雀が「バシュッ」って音と同時に光ったと思ったら
マジで石になった。
ガキだったから深く考えず、「俺すげー!!魔法使える!!」って喜んだけど、
結局その後は一度もそんなことは出来なかった。
ただ、未だに石柱の上には
雀の形をした石が乗っかってる。
未来を救って!
- 696 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/05(木) 15:40:44 ID:5Kxtq/Kr0
- 埼玉の25才
15年位前、小学生低学年の時に1度だけ不思議なTV見た
16時30分だか17時位からTBSだか日テレでアニメやっててさ毎日楽しみにしてたのさ
オープニング始まってCMやって、さあ始まるぞ!って時に唐突に砂嵐みたく画面が乱れた
しばらくすると画面はニュース番組の構図で、
子供騙しな近未来風の服着てる男女2人が立ってる画面に切り替わり
『本来ならばアニメを放送するのですが、どうしても皆さんに伝えなければ
ならない事があるので未来からやってきました』
『今の私達の世界では第3次世界大戦が起きていて大変なの!未来を救って!』
と、彼等は何の気なしにありきたりな事を喋り始めた
何だよ~OPまでやったんだから放送しろよ~と子供心に思いつつ
ブラウン管の中から必死に訴えている彼等を見ていた
『…私達が未来から来た証明に未来の日本の事を話せる範囲で話します』
予想外な展開だった
『詳しい年数までは将来の国家機密に繋がるから言えないのですが
未来の日本では戦争の影響で首都が茨城の筑波学園都市に遷都されます』
と言い切っていた
その後は未来を変えてくれだとか時間が無いだとか言ってた
又、画面が乱れ何事も無かったかの様にアニメのエンドロールに切り替わった
その時間は台所の母が、夕飯のおかずを作り上げ次第居間に運びながら俺と話してるから
寝てた という事はない
又、新聞の番組表を確認したら普通にアニメのタイトル名
後日友人に聞いてもアニメだったよ?と
こんな不思議体験した事あるです
ももが噛みついた
- 694 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/05(木) 15:30:25 ID:J74QgE9G0
- 俺が厨房の時の体験
当時俺には弟が居た。ちょっと年が離れていて、小学校に上がったばかりの弟が
両親は共働きで帰宅部だった俺の方が帰る時間が早かったので弟を学童に迎えに行く役をやっていた
その日もいつもの用に学童に差し掛かると何か雰囲気が違い、大人の人が数人と、警察官が1人玄関に立っていた
なにかあったのだろう事は厨房の俺にもすぐ察知できたし、同時に嫌な胸騒ぎもした
まさか、事故?強盗?変質者?弟関連じゃね~だろうな・・
すると、その脇にある小さなグラウンドというか庭から弟がダッシュしてきた
とりあえず、ほっとしていると弟が「お兄ちゃん!ももがね!噛み付いたんだよぉ!」と言った
「マジかよ!ももってあのでかい犬だろ!?」「うん!そうだよぉ!」と会話した
ももっていうのは学童でかってる大型犬で多分ゴールデンだと思う(あんま詳しくないんでちょっと定かじゃない)
やっぱ動物はおっかねえな~とか思っていると、学童のおばさんが真っ青な顔でこちらに向かってきた
思ったより長くなっちまった続きます。。 - 695 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/05(木) 15:37:43 ID:J74QgE9G0
- 続き
「○○君!(俺の事ね)あのっ!今からっ!病院行ける!?裏の第一病院だから!」
そりゃ児童が犬に噛まれたらパニックにもなるだろうが、なんで俺が病院行くんだよ
まぁ落ち着けよwと思いつつ「どうしたんですか大丈夫ですか?」となだめると
「ももがね・・噛み付いたのよ・・今まで・・こんな事無かったのに・・・ほんとなのよ・・・」
そりゃ今聞いたけど・・と思ってると「とにかく!ねっ病院!行ってくれます?担任の先生が付き添いでいってるから!」
またまくしたててくる。俺もこの時気づいた・・・そこにいた弟が・・居ねえ・・・マジかよ!・・・マジに弟が噛まれたのか!
もうダッシュで病院に向かったよ。二の腕に包帯を巻いた弟にすぐ会えた
すると、「あ!お兄ちゃん!ももがね!かみついたんだよぉ!」だってさ・・・
後日談だが、やっぱ噛まれた時は泣く間もなく気絶して病院に担ぎ込まれたらしいです
ちょっとやばかったのかな?
お終い長くなってごめんね
釣り針
- 687 :本当にあった怖い名無し :2008/06/05(木) 12:39:59 ID:3cqfy+y0O
- 横から失礼します。
私が小学校低学年の時、図書室に「ゲンシジン魚釣る」てゆう絵本があって、(確かこんな名前の絵本だった。)
絵本好きの私はすぐにそれを借りて、家で読んだんです。
そんで読み終わってつまんなくなったんで、隣んちの庭で遊ぶことにしました。
人んちだし、入ってるの見つかったらそりゃもう怒られるんですが、アホでしたから
隣家の庭は広くて、いろんな木がはえてて木の実とか見たり1人でいろいろ考えて遊ぶのが当時好きだったようで
その日は穴掘って、なんかめずらしいモンいないかなぁと思いながらひたすら掘ってました。
4cmぐらい掘り進めたとき、何かが出てきました。
「なんだコレ…?どっかで見たことあるなぁ」とか思ってマジマジ見ていたら、
「!!!!!…ぇ、何で??」
土まみれのそれはどう見ても、さっき読んだ「ゲンシジン魚釣る」の中のゲンシジンが使ってた釣り針のひとつと全く同じでした
は?!意味わからん;どうしてここにあるんだ!?ってテンパって、ただのなにかの部品かもしれん!と思って、もう少し掘り進めると、本載ってた違う釣り針がまた出てきた…
もうそこで興奮して、す…スゴイ大発見だ!!!
ってなって大事に釣り針を手の上に乗っけて、「本!持って帰ってこれと見比べて見よう!!」と立ち上がったら
サラサラ~って手の上で砂?粉?になってしまった。
スゴイ落ち込んだのを覚えてる;
見間違えじゃないし、夢でもない。今も意味わからん謎です。
友人A
- 666 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/04(水) 13:45:59 ID:SpvCzeTi0
- 小学校から仲の良かったAとBと自分。
高校からは学校が別れたのだが、お互い実家は近所だったので、たまに町中で会ったりした。
(ちなみに誰も携帯は持っていなかった)
しかし私が県外の専門へ入学、Bが市内の量販店勤務になった頃。
突然Aの情報がぱたりと途絶えた。
成人式にも現れなかったので不思議に思った私とBは、成人式の帰り共通の知人Cも交えAの家に行ってみた。
家にいくとAのお母さんが玄関に出てきたので、今日Aはなんでこなかったの?と聞いたら
変な顔をして「うちにはAなんていません」と言われた。
私とBは小学校の頃この家に遊びに来たことが何度もあり、おばさんとも当然顔見知りだったはずが、おばさんは私とBのことも知らないと言った。(Cは来たことは無かった)
そんなはずはないといくら説明しても話がかみ合わず、仕方なくAの家をあとにした。
なんだかわけのわからないままそのときは解散し、お互い家に帰り家の人にその話をしたところ
「あの家にAなんて同年代の子いたかしら?」とのこと。
夜に3人でそれを電話で話し合い、もしやうちらが名前かなんか間違ってる?という話になり、
「あ、そうだ小学校の卒業アルバムを見れば!」とお互いアルバムを探したが、何故か誰もアルバムを見つけることができなかった。
それどころか、小学校の頃のクラス写真とか、みんなで写っている写真が一枚もみつからなかった。
(個人写真とか、数人でのはあった)
未だに理解できない不思議体験だが、これの数年後、今度はCが「Aって誰?」と言いだし、私とBは唖然とした。
私たちもそのうちAのことを忘れてしまうんだろうか…。
講堂の天井の角
- 665 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/04(水) 13:39:19 ID:TUc7at4x0
- 10年以上も昔の話。
短大の裏手が、造成地というか山みたいになっていた。
木が鬱蒼と茂っていて、土が建物より大きく盛ってあったり。
「切り崩して作ったとはいえ、こっち側(裏手)は暗くてなんか
嫌な感じだよねー」とよく生徒は話していた。
短大の建物群のうち、一番その裏山に近いのは講堂なんだけど、その
講堂はすり鉢状になってて立派な作り。
天井が高く、一番後ろの席から講壇を見下ろすとはるか遠くって感じだった。
ある日のこと、何かの講義の終わったその講堂に居たんだけど、別の場所に
座っていた数名が急にざわざわとしはじめた。
短い悲鳴や、やだっ!!という涙声、がたつく椅子、なんかとにかく異常
事態が起きているのは明らかだった。
自分たちはその人達は顔見知りではなかったけど、どうもただごとでは
ない様子に「なに、どうしたの?」と声をかけた。
集団の一人が「あれ…!」と指差したのは、講堂の天井の角。
そこに、女の顔が浮かんでいた。
生首が浮かんでいるという感じではなく、等身大の女の顔の写真みたいな
ものが、フワフワと薄くなったりはっきりしたりする感じで。
顔だけではなく、時には肩の辺まで見えた。
ショートカットで表情はよく見えなかったけど、目のあたりが黒かった。
自分は視力が弱いので眼鏡を手でクッとこらしてみたけど、確かに居る。
つーか、ある。怖さと言うより、なんなんだ、なんだアレ……という
意識が先立ち、その場から動けなかった。
ざわざわしていると、壁沿いに少し移動していって、やがて消えた。
その1週間も経たない頃、裏の土を盛った山に全裸の女性死体が
見つかるという事件があった。
絞殺されてたそうだけど、犯人が捕まったのかとか、今回の関連性とかに
ついては全く知らない。 - 670 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/04(水) 16:22:56 ID:TUc7at4x0
- >>669
首から下は見えなかったんだよねえ。顔だけが浮きあがってる感じで。
その亡くなった方と同一人物(?)かどうかもわからんし…。
自分だけが体験したのか、集団ヒステリーで「私も見える!」という
連鎖になったのか分からなかったので、その場に居た人達全員ダッシュで
講堂から出て、食堂に行って「今見えたものを描く」という事をした(余裕
あるんだかなんなんだかわからんw)。
そしたら10人くらいいる全員が大体同じような絵だった…。
一人だけ、正面じゃなく少し斜めの図だったんだけど、その子は講堂の後ろの席
から見てたので、どうやら写真のような平面ではなく3Dだったのだと推測した。
この話は短大時代の友人に会ったりすると「あれは思い出したくない」
「その話やめよう」「ヒーやめてあれから自分寝こんだんだから!」となるのに
やっぱり誰かが口にしてしまう、定番の思い出話です。
おばあちゃんにもお願いされたから
- 657 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/04(水) 05:32:10 ID:oUqHkP/R0
- 夢と迷ったけど現実混じってるんでこっちで。
半年前に誕生日迎えたんだけどその夜、不思議な夢を見た。
昔のおじいちゃんちで正座してて、
辺り見渡してたらふとおばあちゃんが入ってきた。
おばあちゃん、四歳の時に死んでるんだよ。
その家ももうとっくにないし夢だってわかってたんだけど、
夢でも嬉しくて、うわーおばーちゃーんって抱きつこうとしたの。
そしたらおばあちゃん「メッ」って怖い顔して正面に座った。
そして「あんた、まだ結婚せんと?」って聞いてきた。
仕方がないので「しようにも相手おらへんし」と答えたら
ふーっとため息ついておばあちゃん消えた。で目が覚めた。
そしてその直後彼氏ができた。七年ぶりくらいにw
何が驚いたって、彼氏が家に来た時にピアノの上の
おばあちゃんの写真見てめちゃくちゃ驚いた顔してたの。
どうしたんって聞いたら夢の中に出てきたって。
うちに縁のない孫がいるからもらってくれって言われたらしいww
ただ単におばあちゃんが心配性だったのか、
それとも心配するくらい私に縁がなかったのかはわからないけど、
とりあえずすごいスピードで彼と今月結婚する。
プロポーズは「おばあちゃんにもお願いされたから」
嬉しいんだけどなんか複雑な気分だったw
タンポポ畑
- 628 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/06/01(日) 15:38:55 ID:bB2gBU1z0
- 上のほうに同じような人がいたけど、それで思い出した。
小学校のときいつもの帰り道にお花畑を見つけた。いつも通る道なのに
初めて気がついて、その当時は寄り道禁止?だったから
家に帰って母親に「お花畑みつけたから行って来る!」って
ランドセルをおろしてすぐでかけた。母親は
「草むらとかはヘビに気をつけなあかんよ」って言ってた。
お花畑に戻ると、当時の私は身長低かったけど、その私のお腹の辺りまで
ある高さのタンポポの綿毛ついたのがいっぱい!嬉しくて真っ白な
タンポポ畑を歩き回って何本か摘んで、すぐにお家に戻った。
玄関においておいたんだけど、翌日学校行くために玄関通ったら
もうしおれてて、ちょっと残念な気持ちになって学校いった。
また今日も帰り道よろうと思って同じ帰り道の友達にも話した。
・・・でも、そのお花畑があった場所はなくなっていた。いつもの雑草の
はえてる山の脇の空き地風になっていた。あれ?ここじゃなくてあっちらへん?
って色々探したけど、今もその場所は覚えてるけど、二度とお花畑を
見ることは無かった。今考えると不思議なんだけど、子供の頃って
子供しかいけない不思議な場所に入ったりすることあるのかなって
今は思ってる。蝶々を追いかけて友達3人と一面蓮華畑にいったこともあるけど
そこも二度と見つけられなかった。小学生の行動範囲なんて限られてるのに。
そのときは友達も一緒だったから夢ではなかったと思うな。
夢に出てきた洋館
- 597 :1/14 :2008/06/01(日) 00:53:27 ID:LX+5VDXB0
- コピペ厨がいるが、空気も流れも読まずに長文投下。先に言っとくが、かなりの長文だ。
ちょっと我慢してくれ。俺にも信じられない話なので、この話を信じてくれとは言わん。
別なところでも、この話をしたことがあるので、もし知っている奴がいたら重複スマソ。
俺小3くらいまで熱出した時に必ず見る夢があった。
蔦が壁一面にビッシリと張り付いた洋館の前にガキの俺がいる。
周りはなぜか霧が出ている。その洋館の玄関を開けるところで夢はいつも終わる。
ここで話は俺が大学生の時になる。
俺はテレビ制作会社でADというか雑用のバイトをやっていた。
田舎の大学に行っていたので、極めてローカルなTV番組を作る会社だった。
ある番組の中で、県内の不思議な建物を撮影するコーナーがあった。
それはミニコーナーなのだが、異常に狭い庭がある家とか、立派な鬼瓦がある家とか、
バカバカしいコーナー。俺は雑用係でそのコーナーの取材にはいつも同行していた。
その日もそのコーナーのロケだった。会社に行くとディレクター(以下D)から言われた。
「今日いく家なんだけど、今までとちょっと勝手が違うから」。
俺は「???」と思いながらとりあえずロケに同行した。ロケ車の中でDから話を聞くと、
今日行く家は明治時代くらいに建てられた洋館らしい。現在の持ち主はその子孫らしい。
その子孫自身も管理はおろそかにし、洋館はほとんど廃館に近い状態だという。
車の中は俺、D、カメラマン(以下C)、カメラアシスタント(以下CA)
の4人。いつもの面子だ。そのロケにしては珍しく、結構遠い場所がロケ地だったので、
その日は洋館に泊まるという。それは事前に聞いていたので着替えはOK!
車は山道を走って行くが、俺は「??」だった。だって今日いくのは明治時代の洋館でしょ。
俺の住んでいた場所は、田舎でもわりと都会の場所だった。そんな場所でもまぁ田舎だ。
洋館があったら確実におかしい。なのに・・なのに・・この山道はナニ?
こんな場所に明治時代人が住んでいたの?しかもなんで洋館なんか建てたの? - 599 :2/14 :2008/06/01(日) 00:56:53 ID:LX+5VDXB0
- 車はグルグルグルグル同じ様な景色が続く山道を走る。かなり寒い。
そして民家など一件も無い?というかここに住所はあるのか?そんな場所。
決して閑静な田舎の別荘地なんかでは無いので誤解しないように。会社を出て実に3時間。
本日のロケ地に到着した。
突如その洋館は現れた。デカイ。異様だ。なんか怖さすら感じる。車を降りると寒い。
とりあえず、撮影機材を降ろしてロケの準備。外壁に蔦が絡まった立派に洋館・・・。
「ん・・・・?」なんか不思議な感覚だ。デジャビュのような感覚。
Cは外観の撮影をしている。俺もボーっと外観を見ている。なんか不思議な感覚・・・少し懐かしい感覚。
そして怖い感覚。さすがの俺も気づき始めた。この洋館って・・
撮影の邪魔をしないように、そっと建物の脇へ廻る。その時に合致した。
ガキの頃夢に出てきた洋館だ!俺はいつもこの場所に立ってこの洋館を眺めていた。
しかし田舎の制作会社とは撮影中はけっこうな緊張感。そんな与太話をスタッフにしたら怒られる。
とりあえず自分の胸にしまっておいた。外観撮影は終了。
さて与太話でもスタッフにしようと思った時、Dが俺に言う。
「俺らこの付近のインサート(意味不明ならググレ)撮ってくるから、君は管理者に挨拶しといてくれる?
もう来て中で待ってくれているハズだから」。
「そうなの?」って思っているとスタッフは俺を残して消えていった。
仕事とはいえ少し怖い。でも仕事なので仕方ない。とりあえずなんていうのかしらんが、
ドアについているガチガチ叩くヤツで住人に呼びかける。
(明治の建物だからインターホンがないのね)
しばらく待つ。反応はない。仕方ないドアノブに手を掛ける。
鍵は掛かってなくドアは普通に開いた。中は少し薄暗い。
勝手に入るのも失礼かと思い大声をだしてみる。
「すみませ~ん。本日お世話になる○○(制作会社名)のものですが、どなたかおられますか?」
しかし無反応。外の光と目の慣れで中の様子がうっすら見えてくる。
でかいホールのような場所だった。少しボーゼンとしているとホール右のドアが開いた。
低い声で「はい・・・」と出てきたのは50歳前後の男性だった。
少し違和感がある。「なんだこの感覚?」と思いながら。 - 600 :3/14 :2008/06/01(日) 01:12:23 ID:LX+5VDXB0
- >>598
転載って何?HPって何?勝手な決め付けは止めようぜ!
スマソ、話を続ける↓
俺:「本日お世話になる○○のものです。スタッフはまだ外の撮影をしていまして、
とりあえず僕だけご挨拶に・・・」
男性:「ああ・・はい。どうぞ」
俺は中へ招き入れられた。ホールの奥に通される。
なるほど確かに立派な洋館だ。手入れは行き届いているとは言わないが、
外の廃館の感じよりは小奇麗だ。食堂の様なところへ通される。落ち着かない。
男:「お茶入れてきますので・・・」
食堂から出て行く。あの男どっかで見たことあるなぁー。
食堂の中を見回して見る。女の人の絵がある。
とりあえずDに連絡しようと携帯を出す。マジかよ・・・圏外。
待っているとさっきの男登場。俺に茶を出してくれる。ハーブ茶みたいなヤツ。俺これ嫌い。
でも不思議と飲める。割とうまい。なんでだろ?俺、嫌いなものは絶対ムリな方なのに…
気まずいので男と話す。
俺:「すみませんスタッフ遅くて」
男:「いえいえ」
俺:「立派な洋館ですね?」
男:「私も詳しくは分からないんですがね・・・この辺りは昔外国人が暮らしている集落があったそうですよ」
土地に歴史あり。明治のこの山奥に外人集落!?金山でもあったのか?
それにしてもこの男・・どっかで・・・
玄関口が騒がしい。スタッフが来た。少しホッとする。「すみませ~~ん」なんて声が聞える。
俺と男が同時に食堂を出てスタッフの出迎え。男とDは大人の挨拶をしている。
D:「お世話になります。しかし立派な洋館だぁー」なんて。
男:「好きに撮影して下さい。どの部屋も使ってないから出入りは自由にして良い」 - 601 :4/14 :2008/06/01(日) 01:15:55 ID:LX+5VDXB0
- 撮影(ってか洋館の探索)が開始される。ホールの撮影が終わると、さっき入った食堂。
女の絵を撮影するC。この女の絵もなんか気になる。少し不気味。
もうさっきの男は消えていた(元いた部屋に)。俺はCAにコソコソと耳打ちする。
俺:「なんか不気味な洋館ですね」
CA:「こんなもんじゃないかな?洋館って」
2階に上がる。小部屋が数室ある。Dが適当な部屋を開けていく。
ここは明らか掃除していない。埃臭いってか埃まみれだ。
俺:「こんな所撮るんですか?」
D:「こういう所が面白いんだよ」
そういうもんか?撮影中ADはあんまりする事がない。
Dが指示。CAが三脚あげたりライト当てたり。Cが撮影。こんな感じ。
俺は部屋の中を適当に見ていた。
ふと机に目をやる。おや・・・日記帳がある。珍しいこともあるもんだ。
俺が小学生の時気まぐれで日記をつけようと近所のボロい文具屋で買った日記帳と同じものだ。
日記は三日坊主だったけどね。きっとマイナーな会社のモノだろう。
それ以来どの文具屋でも見たことはない。それが今ここにある。
偶然ってあるんだなって思った。少し中を見たかったけど埃まみれ。
さすがに撮影中にニヤニヤ人の日記見てたら怒られる。やめとこう。
次の部屋へ移動。ここは綺麗に片付いている。俺らが泊まる部屋なんだろう。
洋館には不釣合いの布団が4組。男よありがとう。
ここは用無し。一同トイレの撮影へいく。 - 604 :5/14 :2008/06/01(日) 01:44:02 ID:LX+5VDXB0
- 便所は妙にかっこ良かった。いかにも洋館の便所って感じ(どんな感じだ)
さすがに男4人も入れないので、Cだけ入る。ドアは開けっ放し、俺も便所の中を見ていた。
「!!??」
便所にかけてあった何気ないタオル。あの模様・・・。昔家に無かったっけ・・・
まぁなんか不思議な感覚だった。実際自分がそんな立場にたったら意外と怖くない。
というより霊的現象って感覚はまず無い。こんな事もあるのな?って感じ。
撮影後スタッフには話してみよう。
撮影終了。
ミニコーナーのロケだから早かった。それでも時間的には7時過ぎくらい。
泊まりだから別に無問題。スタッフ全員で男の元で行く。
D:「ありがとうございました。いい画が沢山撮れました」
男:「それは良かった・・・」
D:「電話あったら貸してもらえますか?」
男:「どうぞ」
ホールの隅に案内されている。未だに電話は使えるのね。さすがに携帯使えないから。
不便だもんね。
Dは会社にロケは無事終わったと報告している。俺は男に夕飯はいつにするか聞かれた。
晩飯は用意してもらう手はずなのね。俺の判断でいいだろう。
俺:「機材の片付けあるので、それじゃ1時間後にでも」
男:「わかりました。ちなみにお風呂は使えませんので我慢下さい」
俺:「はい」
機材の片付けをしながら段々分かってきた。男が誰なのか・・・ - 605 :6/14 :2008/06/01(日) 01:45:50 ID:LX+5VDXB0
- 機材を片付けて用意してもらっていた部屋に入る。ここから晩飯まではくつろぎタイムだ。
スタッフに話す。夢のこと。日記張とタオルのこと。以下それぞれの反応。
D:「俺も熱でたら同じ夢見てたことあった。でもお前のは妄想」
C:「怖い話はヤメレ」
CA:「ふ~ん。不思議だねぇ」
お前らのリアクションって所詮そんなもんか!
それからみんなゴロゴロ寝てた。俺は付き合ったばかりの彼女のこと
考えてた。当時その彼女と毎日電話してた。
泊まりロケの話はしていたが、今夜も電話してくるだろな・・・。
まさか圏外とは思わずに・・・。そんなこと考えていたらドアを叩く音。
男:「夕食の準備ができました」
食堂に集合。
意外とちゃんとした料理がでてきた。飯。秋刀魚。味噌汁。漬物。あと適当な副菜。
そしてなぜかざるそば。普通にうまかった。秋刀魚には大根おろしがついている。
大根の固まりが一個あって、すりおろし器がある。
「おろしが必要な人はご自由に!」スタイルだ。また来たよ。
この大根刷るやつ小学校の時に、俺が母の日にママンにプレゼントしたモノと
同じだった。
目の前で飯食っている男・・・。不完全だが一致した。俺のおじいちゃんにそっくりだ。
5歳の時に事故で亡くなった祖父。うろ覚えだけどこんな顔していた。
そして後ろの女の絵。これも祖父と同じ事故で亡くなった
ばぁちゃんに似ていた。ここまで来たらさすがに怖い。 - 606 :7/14 :2008/06/01(日) 01:48:39 ID:LX+5VDXB0
- 飯は我慢して食った。早く部屋に戻ってスタッフに話したかった・・のに!!
他のスタッフは酒出されて呑んでるし!チッ!俺は元々酒ニガテ。
時が過ぎるのをひたすらまった。小便したい。でもこの家怖い。
1人で便所?ムリムリ。そーかあのハーブ茶もおばぁちゃんに飲ませてもらった
味に近かった。だから飲めたのか・・
部屋に戻る。俺の中二病は発病。
俺:「ここはなんか怖い。危険です。帰りましょう!」
D:「もういい加減飽きた。さっさと寝れ」
俺:「便所だけはどうかついて来て下さい。後生です」
D:「分かったよ・・・」
小便は無事できた。あとはこの洋館で寝るのか・・・やだなぁ。
寝た。なぜかあんなに怖かったにスヤスヤ寝ていた。
布団はD・俺・C・CAの順番だったと思う。とりあえず俺は端では無かった。
別に夢も見て無かったと思う。ふと目が覚めた・・・。
目の前に男の顔があった。意外と叫んだりしないもんだな・・・。
出た言葉は「おぅっっ・・・」ってな感じ
覗き込む男。固まる俺。その間約2秒・・・。ちなみに男の手にはなぜかロウソク
男:「○○さんですね・・・」
俺:「・・・・・・はい」
男:「お電話です・・・」
俺:「・・・どーもすみません・・」 - 611 :7/14 :2008/06/01(日) 03:11:48 ID:LX+5VDXB0
- スマソ、寝てしまった。続き↓
男に先導されて廊下を歩く・・・。廊下真っ暗・・・。明かりは男のロウソクのみ。
寝ぼけているのか?俺?この時はあまり怖くなかった。不思議だ・・・。
廊下を歩いていると前の男がヒッ・・ヒッ・・という声を出しているようだ。
その度に俺ビクッビクッっとする。この男笑ってね?
電話の前に到着。
男:「どうぞ・・・」
俺:「どうもありが・・・・」
男がいない。どっか近くの部屋消えた?キョロキョロと辺りを見回す。すぐ横にドアがあった。
ここに消えたのか・・・。少し安心した。しかし音も無く消えないでよっ!受話器を取る。
俺:「・・・・もしもし」
受話器:「ちょっと!全然携帯通じないじゃーん。どういう事よ~~!?」
彼女だった。
俺:「ごめん。圏外のところにロケきてんだ」
ここからは普通に話していたと思う。なにせ寝ぼけている。早く寝かせてくれ。
俺:「明日4時ごろ帰るから、それから会おう」
彼女:「分かった。連絡してきてね。待ってま~す」
ヤレヤレだ・・・。部屋に戻る。暗いがなんとか帰れた。さて寝よう・・・と思った時。
「あれ・・・なんで・・・??」
不思議・・だった。どう考えても不思議だった。
「何で彼女この番号を?」
ロケに行くとは言った。結構遠い場所らしいとも言った。
しかし・・・正確な場所は俺でも知らなかった。なんでだ・・・?
寝よう・・・。考えても分からない。意外と早く眠りに落ちた。
翌朝7時起床。荷物を担いで食堂へ。朝飯も用意してくれているとの事。
スタッフ一同ゾロゾロと食堂へ入っていく。昨日のことは夢だったのか?寝ぼけていたのか?
男に確認しなければ!!しかし食堂に入った瞬間、このロケで最高にド肝を抜かる光景を目にした。 - 612 :8/14 :2008/06/01(日) 03:15:04 ID:LX+5VDXB0
- 「おーーはようござーーいまーーーす!」
食堂に響く威勢のいい声。目を丸くするスタッフ一同。男が蕎麦を打っていたっ!!
男:「みなさん良く眠れましたか?いや~私蕎麦打つのが趣味でね!
皆さんに美味しいお蕎麦ご馳走しますんで・・ささ、早くテーブルへ」
一同ポカ~~ン。
男が蕎麦を打つのを黙って見るスタッフ一同。昨日とはうって変わってものすごく威勢のいい男・・・。
なんだこの豹変ぶりは!!??同一人物ですか??
俺は確認した。
俺:「・・・昨日の夜はわざわざ有難うございました」
男:「いやーー気にせんで下さい!全然大丈夫ですよ!」
どうやら同一人物ではあるようだ。そして昨日あった事も夢ではなかったようだ・・・。
CA:「昨日なにかあったの・・?」
俺:「いや・・僕に夜電話が掛かってきて・・・取り次いでもらったんで」
CA:「ふ~ん。そうなんだ」
男:「お待たせしやしたっ!!!」 - 613 :9/14 :2008/06/01(日) 03:17:56 ID:LX+5VDXB0
- スマソ、9/14だがこれで最後な。
前に置かれる蕎麦。確かにうまそうだ。その蕎麦を一口食った瞬間分かった!
昨日の蕎麦も男の手打ちだったのか・・・。俺たちは男に礼を言って洋館を出た。
なんか疲れたロケだった。窓の外を見る。緑の木々が妙に美しかった。
俺はなんで彼女が電話番号を知っていたのか?ボーっと窓の外を見ながら考えていた。
そして・・・あれ・・・その前に・・・不思議なことはもう一つあった。
なんであの男・・・俺の名前知ってたの・・?
挨拶はしたけど自己紹介はしてないよね・・?
俺バイトだし当然名刺もないし・・・名前言っても仕方ないから
名乗ってない・・・。
無事会社に到着。早速彼女にメール。
「仕事終わったら○○に行くから待ってて」
彼女メール「了解!」
会社を飛び出し待ち合わせのサテンへ・・・。
早く確かめたい!なんで昨日番号が分かったのか!!??
俺が喫茶店につくと彼女は既に到着していた。軽く昨日のロケの話・・・んで核心へ・・・。
俺:「ところで昨日さぁーなんで俺のロケ先の番号分かったの?」
彼女:「え・・電話なんかしてないよ。私」
本当にあった学生時代の不思議な体験でした。付き合ってくれた人ありがとう。
信じられないかもしれないけど、実話です。 - 615 :後日談追加 :2008/06/01(日) 03:23:14 ID:LX+5VDXB0
- 今はその会社潰れたと風の噂で聞いたからDとは連絡は取れない。
卒業してDの携帯も消したし。
しかしあの時なんでもっと追及しなかったんだろ。
不思議体験は後にも先にもこの一回だけです。
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