神社の爺さん

95 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/10/29(日) 18:47:12 ID:1VddCatfO
まだ幼稚園にもいってない頃だから多分四歳位の時。
近所の遊び友達は幼稚園や小学校に行ってしまい、だからと行って暇って訳ではなかった。
母が近所の寄り合いで畑を手伝いにいくその間俺は老人の家を何件も訪問し、遊んでもらうのが常だったからだ。
ある日いつのまにか人気のない神社まで来て疲れたからお稲荷さんに寄り掛かってぼーっとしていた。
すると見た事ない爺さんが表れ「舌を出せー!」みたいな事を言われたので怖くなって舌を出したら凄い勢いで舐められた。
その後俺が泣きながら走っているのを地主の爺さんに保護されて母の元に届けてもらった。
これだけだったらただの変質者にあった話なんだけど一旦切ります。

96 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/10/29(日) 18:47:55 ID:1VddCatfO
時は過ぎて小学六年の時。毎週木曜の空手教室に通っていた帰り、
結構でかい石段の頂上に爺さんがいた。
老人が居るなんて珍しい事じゃないけれどとにかく服装が汚かった。
視線が明らかにこっちを向いてて異様だったけど早く帰りたいので石段を駆け上がった。
そしてお察しの通り舌を出せ的な事を言われたので全力で逃げた。
帰宅後母に「ここら辺の地区で舌出せとか言ってくる変質者昔からいるだろ」と聞いたら知らないと言われた。
田舎だし小さい村(町)だから小さな噂まで結構筒抜けなのに不思議だった。
女の子が一回だけ変質者に性器を見せられただけでも凄い噂になるのに、あんな見た目の爺さんが噂にならないなんてありえないと思う。
もしかして俺の守護霊か背後霊なんじゃないかなと思うんだけど何にせよいい話じゃない。

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