- あんまり怖くないんだけど。
アメリカの、ニューメキシコ州にいったときのこと。
何にもない場所を車で運転してたら『ケリーズゴーストタウン』とかかれていて、
その方角を示した簡素な看板があった。ゴーストタウン、という響きにひかれて
行ってみることにした。
そこは山の中腹にできた炭鉱の町だったらしい。全盛期には4000千人ほどが
そのケリーという町に住んでいたらしいが、炭鉱の衰退とともに人もはななれて行き
ついには誰もすまなくなってしまったという。
寂れた教会があったり、半ば崩れたレンガ造りの酒場の建物、民家、などなどあったけど、
どうということはなかった。がらーんとしているだけで特に薄気味悪くもないし。
ただ、空気が異様だった。なんというか、音がまったくきこえない。
無音室(そんなとこ入ったことないけど)に入ったみたいで、耳の中に綿でも詰め込まれた感覚がした。
むしょうに不快で、自分で声を出してあーあー、といってみたり、石を投げたりして
音を出してみるんだけど、不快感はますますひどくなっていった。
冗談でなく、このままずっとこの場所にいたら発狂しそうだった。
発狂までいかなくても、不快のあまり叫びだしていたと思う。あと5分もその場所にいたら。
逃げるようにその場を離れたけど、あんな思いをしたことは一度もない。
なんだったんだろう、あれは。
- >>402空間にゴーストが詰まってて音が反響しない空間だったとか
- >>402
内容よりも「4000千人」と言う謎の数字が気になってしまった。
- >>400
成人のみならず嫁いだ後まで娘の幸せを願って雛飾りする家庭もあるよ
ソースは近所の老夫婦
- >>404-405
400万人分のゴーストが詰まっている空間?
- すみません。4000人です。
気になったので調べてみたらやっぱりそこはアメリカの心霊スポットになってた。