- 224 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:01/11/17 09:36
- 大学生の頃のこと。
真冬の早朝バイトから帰って来たあと、
ついコタツの中でうとうとしてしまった。
そのコタツの回りを、犬くらいの大きさの何かが
グルグル走りまわっているような気配で目が覚めた。
しかもソイツはくすくす笑いながらどんどんスピードアップ。
「あー、私今寝ボケてるんだなー」、と思った瞬間、
ソイツは「○○~!クスクス」と私の名前を呼んだ。
しかもその呼び名は、私が小さい頃のもので
今そんなふうに呼ぶ人は誰もいないはず。
変なこともあるもんだなぁ、と思いつつ、
学校へ行くために化粧を始めた。
- 225 名前:224投稿日:01/11/17 09:42
- ちょうどその時に化粧水が切れていたので
買い置きの分のビンを開けた。
そして空のビンと封を切ったばかりのビンを並べて
コタツの上に置いたまま出かけてしまった。
授業が終わって帰ってくると、コタツの天板の上には何もなく、
中敷の上に空のビンが1本だけ転がっていた。
それは間違いなく私が今朝開けた方のビン。
それにしても中身が空っぽで、あたりには化粧水のこぼれたような
形跡もまったくない。誰かが入ったような気配もない。
いったいアレは何だったのか今でも気になるんだけど、
こうして書いてみるとあんまり怖くもない話だなぁ。よってsage。
長文スマソ。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。