- 585 :本当にあった怖い名無し :2008/05/31(土) 17:58:40 ID:E542AskL0
- あれは小学校二年生の時です。
夕方6時半の外も暗くなった頃 一人で留守番をしていると
チャイムの音がドアチェーンをしたままで開けるとそこに近所のおじさんが立っていました。
(奥さんがいた頃によく遊びに行っていた)
おじさんは「ねえ おじさんの所に遊びにこんか?」と誘うのです。
私が断ると、おじさんは「そうか 残念やな お菓子あげるは」と言ってと袋入りの
半分しか入っていない煎餅をくれました。ドアを閉めた後覗きレンズから確かに肩を落として
おじさんが帰っていく姿を確認しました。
で次の日近所は騒然。パトーカーも来てるし連絡がつかないのを心配した奥さんが
帰ってきて旦那さん(おじさん)が亡くなっているのを発見したそうです。
少なくとも死後2週間以上は経っていたようです。では私が昨日会った人は誰だったのでしょうか?
もし遊びに行っていたら私はどうなったのでしょうか?
いやあれは夢だと思いこもうとしたのですが、悲しく残った「お菓子」がそうは させてくれませんでした。
これは本当にあった忘れられない実体験です。