A君

261 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/02/26(火) 14:35:12 ID:0sSta7zv0
数年前にその頃の仲間のうちの1人、A君が自殺したときの不思議話。
俺とA君と、もう1人O君ってのが特に仲良かった。俺だけ大学から県外へ出ました。
数年前の春、ひさびさO君にメールしました。何か要件があったような記憶がある。
メール内容は、要件と「今年は夏に帰省するから、いろいろ集めて飲もうな」みたいな感じ。
O君からは「了解。A君にも連絡しとく。来るの決まったら教えて」と返信が。
俺も滅多に連絡取らない人なんで、まあO君に任せとこうかと思い放置しておいた。
そして7月末。盆休みの帰省スケジュールが決まったので、O君にそれを教えた。

数日後O君から電話。「昨日電話したけど、A君が連絡取れなかった。またかけるけど」と。
実家暮らしだけど、よく彼女の家に泊まり込む人らしいので気にしなかったらしい。
そして翌日に俺が見た夢なんだけど。どこか知らない山か森みたいな所を歩いてた。
そこでA君O君の2人組に遭遇し、「おー!どうしたんだよ!」みたいな感じ。
なんかそこで「飲みに行こうよ」みたいな話だったが、俺だけ「帰らなきゃ」
とか言い出してた覚えが会った。夢らしいといえばそれまでか。

その次の日、仕事中にO君から電話がかかってきた。「A君が行方不明だ」と。
どうやらO君が電話した日、退社してからだとかで、会社も実家も彼女も行方を知らない。
O君は「最近欝だったらしい。明日から有給とってA君の兄さんと一緒に探しに行ってくる」と。
俺はもちろん心配したんだけど、正直、どうやって捜索するのかと疑問だった。
一応、「変な話だけど、夢でどっかの森か山で俺ら3人が遭遇したのを見た」とは伝えた。
何もなく無事に何処かからヒョッコリ出てきますように、と願っていた。

262 :261[sage] :2008/02/26(火) 14:35:44 ID:0sSta7zv0
2日後(たしか)にO君から夜中に電話があった。
「見つかった。やっぱ自殺。お兄さんは欝具合知ってたから驚きもせず納得してた」と。
詳しく話を聞いたら、いざ探すと言っても何処を探せばいいかわからなかったらしい。
それで何の気無しに車を流して場所を決めようとしてた時、俺の夢の話を思い出したとか。
それがきっかけで、以前A君とO君が遊びに行った森を思い出して、向かったそうだ。
向かう途中、乗っていた新しめの車が初めておかしくなって、とりあえず道路脇に停車。
一旦降りて「なんでこうなるんだよ!電波も通じねえだろ!」みたくイラついていた。
直らなきゃどうしよう、みたいな話をして焦り始めてた時に、
O君が尿意を催して、ちょっと森の中に入って用を足そうかと、降りて行った。
すると、だいぶ遠くになんだか大木に物体がぶら下がっているのが見えたと。
お兄さんと2人でそこへ歩いて向かうと、A君だった。首つり。
とりあえず車に戻り、再度エンジンかけたらすんなり直ったらしい。
そして電波が通じる所まで行くことができ、その後はちゃんと処理されたそうです。

話はこれだけじゃなくて、続きがあります。
A君の一周忌を友達数名だけで、墓前でワイワイやってあげたそうです。
俺は遠くにいるので不参加。墓前で酒飲んだり音楽かけてあげたりとか。

その後、それに参加したO君が原因不明のムチウチ。慢性的なだるさ。
2カ所の病院で精密検査までしても全く悪い所はなし。
他の1人は、追突事故でこれまたムチウチ。普段ドライバーしてる彼には
ちょっとありえない事故だったとか。
両者、しばらくつらい状態が続いたそうなんだけど、
O君は彼女ができたらそれがなくなり、他の1人は転勤して県外へ出たらなくなったとか。

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