- 420 :ぴちょ ◆HjrgDzAytM [sage] :2006/09/25(月) 19:37:13 ID:LQ+j3SG6O
- 小学5年時の軽井沢で行われた林間学校で体験した話です。
夏だったので夜には肝試しが企画されていました。
お化け役の子は学年から20名程選ばれ、事前に入念な準備をしていたようでした。
数100mの林道をぐるりと歩いてくるコースを、5人のグループで歩くというものでした。自分のグループは1番最後でした。
怖いお面をつけた先生、傘おばけの格好をした子、浴衣を着て血糊をつけた子などがいて、普通の肝試しとして怖がりながらも楽しめました。
ゴールが見える暗い直線の道に差し掛かると、既に肝試しを終えた生徒達がその道にずらっと体育座りしてました。
見られて恥ずかしいと思いながら仲間とゴールまで歩きました。
すると。ゴールの先の広場に生徒全員が集合していたんです。
あれ?と思い振り返ると道に座っている子供なんて一人もいなかった
私が見たのは何だったのでしょう?50人以上はいたと思うんです
その子達はみんな頭巾のようなものを被っていました
自分が初めて体験した不思議な出来事でした
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
軽井沢での林間学校
テレポート
- 412 :本当にあった怖い名無し :2006/09/25(月) 14:32:08 ID:kChTR9ym0
- ≫303・344
>286は私です。この話は結構まわりのみんなにしちゃっているので、
あんまり詳しくは話したくないのですが、まあ、ざっとこういうわけです。
幼稚園の時、園長先生に私だけ職員室に呼ばれ、園長先生のホンの気まぐれで、
素敵な≪とある物≫を私にくれた。
(それは、けして高価な物などではないが、園長先生の手作りで、世界にたった一つだけの物であった。)
私は有頂天になったが、同時にものすごく不安になった。
というのも、当時、同級生で、とてもイジワルで、お金持ちのくせに、
他の子の物(可愛いハンカチとか、レターセットとか)を気に入れば何でも欲しがる子がいたのだ。
それを自分にくれとしつこくとねだったり、また、難癖つけて、それは自分の物だからよこせとか言い張ったり…。
もし徴発できなければ、その子の私物をボロボロにしたり、先生にあることない事吹聴したり、
男子を味方に付けては蹴ったり殴ったりする子がいたのだ。
「ヤバイ、見つかったら取り上げられる、どうしよう。」と悩み、私は、
誰にも気付かれないようコッソリと、自分のロッカーに近寄り、クレヨンの箱の中の、
透明なケースの下に、すかさずそれを隠した。
しかし、放課後、その隠した≪とある物≫を取りにロッカーへ行ったところ、
クレヨンの箱の下敷きの下からは、その≪とある物≫は、煙のように消えていた。
とっさにそのイジワル少女が盗んだのかなとも思ったが、その可能性はない。
このことは、誰も知らない筈であったから。 - 413 :本当にあった怖い名無し :2006/09/25(月) 14:33:06 ID:kChTR9ym0
- その≪とある物≫は、その日の夜、全く関係の無い、ひょんな所から見つかった。
なんと、父親の背広の内ポッケからひょこっと出てきたのだ。
父親も、いつ、どうしてその≪とある物≫がポッケに入っていたのかさえわからないが、
なにぶん「とても些細な、他愛もない物」である事から、大して気にも留めなかったらしい。
(ちなみに、父の会社と幼稚園は正反対の距離で、とても離れている。)
こういうのは子供のお土産にピッタリだと思ったのか、まるでマジシャンのように
それをポッケから出して、私にくれた。
あれは、私の「見つかったら取り上げられる、どうしよう。」という念(?)が、
その≪とある物≫を、世界一安全な場所=父の背広のポッケの中、にテレポートさせたのかな…
と思っています。
赤いスカートの子
- 407 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/25(月) 11:47:55 ID:PRplgdWn0
- それじゃ、私が中学校のときの話を。
放課後、トイレを目指して廊下の角を曲がった瞬間、
チラリと赤いスカートの子を目撃した。
図示するとこんな感じ。
┌──────────────
│ 廊下 私
│ ┌─━─┬─━─┬─━──┐ ━はドア。
│☆│ 教室 │ 教室 │ 教室 │
│ │ │ │ .│
├━┴──┬┴───┴────┘
│ 女便所 │
彼女は☆辺りを歩いてた。
廊下の突き当たりにはトイレしかない。 - 408 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/25(月) 11:49:00 ID:PRplgdWn0
- 結構荒れた学校だったので「不良の子が私服で来てるんだな」と納得。
トイレで絡まれるとヤダなー、と思ったが尿意に負けて
私もトイレに入った。
が、誰もいない。
個室のドアは全部開いてる。掃除用具入れも人の隠れるスペースは無い。
窓から出たのか?と思ったが、ここは三階だ。
血の気が引くって比喩じゃないね。鏡を見なくても
自分の顔が青くなってるのが分かる。尿意も吹っ飛んだ。
トイレを飛び出し、ひとけのない校舎を全力でダッシュ。
本当に怖かったよ。でも誰も信じてくれなかった。 - 410 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/25(月) 12:35:36 ID:PRplgdWn0
- 一応トイレ内は端から端まで歩いてみたけど
いなかったです(いてほしかったんだけど)
>護良親王も使った有名なトリック、ってどんなのですか?
ちなみにその後の学校生活は尿意との戦いでした。
不良の校内徘徊を防ぐために、
「教室直近のトイレ以外使用禁止」という暗黙のルールがあって
その学年にいる間は問題の恐怖トイレしか使えなかった。
トイレに行く回数を以下に減らすか苦悩しました。
今思い出すと恐怖というより尿意を我慢させられた恨みが先行します。
時間をすっ飛ばした
344 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/20(水) 22:44:06 ID:SjpmycL/0
- >286
随分前に他のスレに書いたが、ガキの頃、時間をすっ飛ばしたことがある。
一回目は正月に母親の実家へ帰省した時のこと。
2~4日までの2泊3日間の滞在だったはずなのに、翌日帰ることに…
嫌がって「何で2日間で帰っちゃうの?3日間って言ったでしょ!」と親に聞くと
「だって今日は4日だよ、一昨日に来て昨日は丸一日遊んでたでしょ」と。
その一日分はまるで記憶が無く、でも親が言うには確かに存在したらしい。
家に帰ってからも家族に聞いてみたが、母の言う日にちは間違っていなかった。
この場合には止める、巻き戻すではなく、一日飛ばしてしまった状況。 - 345 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/20(水) 22:45:27 ID:SjpmycL/0
- 二度目は数年がたち、小学4年位の時。
この日、自分は間違えて、何故か一日先の授業の用意をしてしまった。
当時の忘れ物の罰として、漢字の書き取りがあったのだが、新しい漢字ノートを
いきなり罰で使用することになり正直凹んだ。
結局、1限目と2限目は次の日もあったので大丈夫だったが、
丸一日分の忘れ物と言う事で30ページの書き取りを1週間で宿題と言われた。
昼休みに友人に「今日って○曜じゃなかったか?」と聞くと「なに言ってんだお前?」
と笑われた。
次の日、今日こそはと思い、鞄の中は同じ内容のまま学校へ。
すると、何故か昨日と同じ内容の授業をやっている。
同じ事をやって、同じ奴が同じ間違いをして、同じ様に注意されてる。
疑問に思ったが、3限目になれば違う授業になるはず…と思っていると、
何故か3限目も昨日と同じ授業、昨日と同じ様に忘れ物で叱られ、
昨日と同じ様に30ページの書き取りを1週間でと言われた。
けど、新しく買ったばかりの漢字ノートには、昨日やった数ページ分の書き取りが
しっかりと残っていた。
休み時間に友人に「同じ事が昨日も無かったか?」と聞いてみたが
昨日と同じ様に「なに言ってんだお前?」と笑われ、
子供心に「あぁ、昨日あったことを変えることは出来ないんだな」とか思った。
結局一週間で新しい漢字ノートは埋め尽くされたが、あの日が何だったのかは不明。
誰に言っても信じてもらえないが、あの漢字ノートは現実に残っていたので
デジャヴとかでは無いはず…
画面の女性
- 308 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/18(月) 23:21:26 ID:bzkXLTH+0
- それは私がちょうど小学三年生の頃。
よく覚えてはいないが、帰宅すると家には誰もいなかった。
静寂に包まれた家の中。
廊下からふと茶の間を覗くと、テレビがついていた。
画面には、黒いバックに女性がアップで正面を向いている。音はしない。
白黒の映像かと思ったが、唇の赤いのが印象にある。
ハレーションを起こして妙に白く映った感じ。
その女性は目のパッチリとした、少しウェーブのかかったセミロング。
その映った女性の視点は正面を凝視している。
廊下からテレビを見た私の位置はテレビの正面ではないため、当然女性とは視線は合わない。
最初は、誰かテレビをつけっぱなしにして出かけたとしか思っていなかっが、ボーっとテレビを見つめていた。
そのとき、女性の視線がこちらに向き、ビックリした顔になった。
私に見つかったような慌てた表情だった。
その瞬間、女性は画面の下方にしゃがむように消えた。
よくその状況が理解できていなかった私は、テレビに近寄った。
テレビは消えていた。リモコンのない時代、電源スイッチのON/OFFはボタンで行っていた。
ボタンはOFFの位置だったのだ。
テレビをつけると、3時のあなた(だったような)が映し出された。
怖くなって、テレビをつけっぱなしにして私は外に出た。
私は、今でも消えたテレビが少し怖い。
ブラウン管が怖いのだ。
素手で虫歯を治す
- 206 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/14(木) 02:48:17 ID:AdrIYrmQ0
- (1/2)
流れ切っちゃってすんません。
自分で体験した話じゃないんだけど、
自分の祖父ちゃんの父さん、つまり曾祖父ちゃんの話。
(あ、ちなみに聞いたのは母ちゃんです。
祖父ちゃん無口だから。)
まず言っておくと曾祖父ちゃんと祖父ちゃんは血が繋がってない。
曾祖母ちゃんが赤ちゃん産めん体で、ある日もらってきた子が
祖父ちゃんだった。
曾祖父ちゃんはとても子ども好きだったらしく、その上優しかった
から、近所の子どもにもなかなかの人気があったらしい。
まぁ人気の理由はもう一つあってね。
それが今回のエニグマなんだけど。
とても不思議な力を持っていて、『素手で虫歯を治す』らしいんだ。 - 207 :206[sage] :2006/09/14(木) 02:49:30 ID:AdrIYrmQ0
- (2/2)
もっと詳しく言うとだな、子どもが母親に連れられて来るだろ?
「はい、口開けて~」
と言って子どもに口開けさせるだろ?
そんで、子どもは自分の歯に与えられるであろう痛みを想像して
メソメソ泣いてるんだよ。
で、次の瞬間「はい、終わったよ~」だよ。
よくわからんけど患部をちょっと触ったかな?って
感じがするともう終わってるらしい。
そんなこともあって、歯医者嫌いな老若男女が毎日のようにつめかけた
という。
最初に言ったように、祖父ちゃんと曾祖父ちゃんは血が繋がってない
から残念なことにその血を自分は受け継いでないんだよ。
いや、マジで残念。
しかも曾祖母ちゃんが子ども産めなかったんだからその血も途絶えて
今はない。
うん、本当残念。
今曾祖父ちゃんいたら、自分こんなに虫歯だらけじゃなかっただろうに・・・ort
長文スマソ!
タクシー乗り場の男性
- 122 :本当にあった怖い名無し :2006/09/09(土) 17:09:28 ID:Z6IER3SM0
- おとといこんな事がありました。
いつも使用している駅のタクシー乗り場に一人の男性が立っていた、私もタクシーに乗りたかった
ので彼の後ろに並んだ友人と電話をしていたのでちょっと距離を開けて並んでいた。
タクシーが何故か私の目の前に止まりドアを開けた、携帯で話しをしながらチラリと前の男性を見た
が彼はタクシーに乗ろうとしないし、ぼーっと遠くを見ている様だった。私が電話越しにとても
急いでいると話していたのが聞こえ彼が譲ってくれているのかな?と思った私は電話を切り、前の
男性に軽く会釈をしてタクシーに乗った。すると男性は大きく目を開け「あなた私が見えるんですか!?」
と叫んだ、ポカンとしていると彼は駆け寄って来た、しかしタクシーのドアは閉まりトロトロと進み出した
「見えるんですね!?まって下さい!!僕はどうすればいいんでしょうか?3年もこのままなんです」と彼は
走りながらタクシーの窓を叩きながら叫んでいたがタクシーはスピードを上げあっという間に彼は
見えなくなった。このタクシーの運転手はもちろん周りの人達はあんなに大声で叫んでいた彼に全くの
無反応、あの男性がただの変質者だとは思えません。 - 123 :本当にあった怖い名無し :2006/09/09(土) 17:17:47 ID:Z6IER3SM0
- 私は今まで幽霊なんて見たこともなかったのでその時は本当にポカンとなりボーっと
ドラマの様にタクシーを追いかけている男性を見ていましたが、彼が見えなくなり
ハッと我に返り運転手さんに「今の人何だったんですかね?」と聞いて、「はい?どうか
されました?」と言われて初めて怖くなりました。
これからまたその駅に行かなければなりません、すごく怖いんですけどばったり会ったら
どうすればいいですかね? - 148 :122 :2006/09/10(日) 16:29:07 ID:oytGjPw/O
- 昨日は怖くて結局バスを使いました、タクシー乗り場を
覗こうかと思ったのですが時間もなかったので辞めました。
今度変装でもしてタクシー乗り場を覗いてみます
文をハショってしまいましたがタクシーに乗るときに行き先は言っていたんです
俺が生まれた日
- 71 :本当にあった怖い名無し :2006/09/06(水) 16:28:56 ID:HmjD/Z/M0
- この間夢を見た。
夢の中での俺の視点がハッキリせず妙に狭い。
いきなり階段を降りてて、階段を降り終わったら扉があって、その扉を
開けたら黄色い車がすぐそこに横付けされてた。
で、それの後ろ座席に乗り込んだところで夢終了。
ただ、変だったのが、夢での俺の視点が低かった事。小さい子供くらい。
あと、階段降りたり扉開けたり車乗り込んだりの行動を自分でやってた
感覚がない事。一人称視点なんだけど、自分が階段を降りてた感覚もなく
扉開けた感覚も車に乗り込んだ感覚も、全部ない。自動で行われてた感覚。
この夢の話を家族で飯食ってる時に話したら母親がびっくりしていた。
しばらく目を真ん丸くしていた母親が言うには、それは俺が生まれた日の
出来事の夢だとか。
俺は早産だったらしく、その上に真夜中に陣痛?破水?だかきたらしい。
俺の父親は丁度仕事で出張中で家には誰もいないところで陣痛に。
母親は腹が痛む中、状況を話してタクシーを家に呼んだんだとか。
その時、母親が寝ていた寝室は二階。その時の俺の家は階段を降りてすぐ
に玄関、そして玄関あけたら目の前に道路。階段は母親が自分で降りたらしい。
俺の夢とこの話を合わせると、俺は自分が生まれるその日の母親の腹の
中からの視点で陣痛~タクシー乗車までを夢で見た事に。
そう考えると、まるで腹に小さな穴が開いてて、そっから胎児の俺が
覗き見てたイメージの夢だったw
リアルに想像するとキモイけど、なんとも不思議だったなぁ。
クロスに張り付いてるお面
- 65 :本当にあった怖い名無し :2006/09/06(水) 12:43:06 ID:12v+qCTjO
- 当方不動産会社
入居前修繕の為に2階建てアパートの一階の部屋にチェックに行くと
天井は綺麗だが壁紙が黄ばんでいたのでクロス屋に見積り出してと依頼した次の日
「天井はやらなくていいとの事でしたが、天井のクロスに張り付いてる【お面】はうちのほうで処分しますか?」
といった内容のFAX
いやいや、そんなもんなかった筈だと電話でクロス屋に確認、すると
「確かにありましたよ、アレ、気味悪いんで処分しますね?」
「まぁ本当にあったんなら処分してくれると助かるよ」
その数日後クロス屋が集金に来て
「あれAさん(私)が取ってくれたんですね」
もちろん私は取ってないし鍵を持っているのも現場に入ったのも私とクロス屋だけ…
その時にクロス屋が言った言葉で2人共鳥肌が立った
「あのお面、やたらリアルな造形と色だった…」
まじめに実話です - 72 :本当にあった怖い名無し :2006/09/06(水) 16:34:21 ID:12v+qCTjO
- >>67
クロス屋の話だと目を閉じていて、男女の区別はつかない
髪も眉毛もないが
とにかく色から形からリアルで気味悪かったらしい
ちなみに私は見てない
不動産にはいわくつきの物件なんか結構多いからこういう類いの話には事欠かない
例えば入居者から電話で
「夜寝ていると幽霊に起こされる」
とか普通に言われるので対応に困る
輝く大きな鳥
- 60 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/06(水) 09:27:43 ID:pyRlKhxl0
- ちょっとすごいもの見ました!
今朝、夜勤明けの帰り始発待ちで、芝浦周辺を歩いていたら、
ぱっと空が光った感じがして、大きな鳥が空から降りてきました!
新芝浦橋から古川水門のあたりまで、運河の水面スレスレに滑空して、
またほとんどはばたくことなく空に急上昇して北西の方角に旋回した後、見えなくなりました。
翼長5メートルはあり体は淡く赤かオレンジ色に輝いていて、壁画とか絵でみる
「鳳凰」みたいな感じでした!
時間早かったけど、あれ見た人他にもいるんじゃないかな!?
狸に化かされた
- 46 :あいようかんマン(見習)1/3 ◆aiYOUKaNQ2 [sage] :2006/09/05(火) 23:52:53 ID:TH7A8WMl0
| q__p旦~ それは友人の母の体験です
| | ・∀|ノ 舞台は某アニメ会社の作品で出演した動物の故郷の一つです
/ ̄ ノ| へへ ̄ ̄ 友人の母は以前は看護師で、まだ彼女が若い頃県内でも山の方にある
古い病院に勤務してた時の話・・・
彼女はその日深夜に出勤する事になりました
ほとんど明かりが消えた病院の玄関で、自分の靴を履き替えようとしました
下駄箱の指定の位置にある自分の内履きのスリッパを取ろうとした所
目の前にあった自分のスリッパがいつの間にか消えてしまったのです
『あれ?おかしいな・・・』と思うと、ふとその下の段を見るとにスリッパがあるのです
昨日帰った時に入れ間違えたのかと疑問に思いましたが
特に気にせず、またスリッパに手を伸ばした所、再び消えてしまいました
『えっ!?』と驚いて、下駄箱を見回すと、少し離れた所に自分のスリッパが・・・- 47 :あいようかんマン(見習)2/3 ◆aiYOUKaNQ2 [sage] :2006/09/05(火) 23:55:25 ID:TH7A8WMl0
- | q__p わけがわからずなんとかスリッパを取ろうと手を伸ばしても、触れる前に消える
| | ・∀| そしてまた別の場所にスリッパが現れる
/ ̄ ノ| へへ旦 ̄
十数回繰り返したところでようやくスリッパを掴むことが出来ました
掴めた事に逆に驚きながらも手にしたスリッパは昨日と変わりない自分の物でした
夜勤に備えてさっきまで仮眠をとってたせいで寝ぼけたのだろうか?
不思議に思いながらも彼女はその日の夜勤を無事終えました
そして、次の日・・・
師長さんと申し合わせをしてるときです
『ああ・・・そういえば、昨日夜回りの時見てたんだけど・・・』
彼女は何の話を切り出されたのか一瞬分かりませんでした
『あなた、下駄箱のところで狸に化かされてたわよ?』 - 48 :あいようかんマン(見習)3/3 ◆aiYOUKaNQ2 [sage] :2006/09/05(火) 23:59:05 ID:TH7A8WMl0
- | q__p■ 師長さんが夜回りのとき下駄箱で見た風景は
| | ・∀|ノ 彼女が必死にスリッパを取ろうとしているその回りで
/ ̄ ノ| へへ ̄ ̄ 狸がスリッパをひょいひょい移動している、というものだったそうです
彼女自身は狸の姿なんてまったく気付かなかったし
化かされてるなんて思っても見なかったそうです
その病院の裏にはこんもりした古い山があり
以前からそういう狸にまつわる話が絶えなかったそうです・・・
お礼
- 20 :1/2 :2006/09/05(火) 11:48:10 ID:jgkMJ+T90
- 去年のお盆の話。母方の祖父母の家は三重県の海沿いにある。
祖父は漁師で、彼の漁船で海水浴に連れていってもらうのが
自分を含めた親戚一同の楽しみだ。
去年の祖父の船はエンジンの調子が悪かった。海上で何度も
エンストし、そのたびに祖父自身が直していた。
ある日の海水浴の帰りにまたエンストした。今度ばかりは
修理もできず、祖父も困っていた。親戚の子は船酔いで泣いていた。
みな、携帯は家に置いてきていたし、船に無線があるわけでなく
ちょっとした遭難のようなものだった。お盆で漁に出てる船も少ない。
ところが、エンジンがとまって20分後、同じくらいの大きさの船が
通りかかった。白い船体にところどころペパーミントグリーンの
塗装がほどこされた漁船で、30代後半の男と、坊主頭にハチマキをした
初老の男が乗っていた。 - 22 :2/2 :2006/09/05(火) 12:01:56 ID:jgkMJ+T90
- 自分たちを追い越していこうとするその船に、祖父は手をふって
叫んだ。船尾に「若幸丸」と書かれたその漁船は、スピードを緩めて
横付けしてきた。「どうした」初老の男の問いに、祖父は事情を話し、
自分の船着き場まで引っぱってもらえないかと頼んだ。
男は快く引き受けてくれた。こういうとき、無償で助け合うのが
漁師の間の暗黙のルールだ。
若幸丸も大型船ではなかったので、いつもなら8分で戻れる距離を
30分ほどかけての航行だった。無事に船着き場に着いた際、
祖父はあとで礼をしたいから家を教えてくれと頼んだ。
小さな漁村内だ。そう遠くはないだろう。しかし、男は「かまへんよ」
と笑っていうと、そのまま無言だった30代の男に船を出させ、去っていった。 - 23 :3/2 :2006/09/05(火) 12:22:32 ID:jgkMJ+T90
- 帰宅後、留守番をしていた祖母に帰り際の出来事を話した。
祖母は義理と人情の人だ。お礼をしなければ気が済まない。
果物の1箱でも持っていきたいから、漁協の友人に調べてもらおう、
ということになった。どこの集落にも情報通はいるものだ。
漁協の友人に電話をかけて1時間ほどしたあと、その老人が
祖父の家を訪ねてきた。彼の話は不可解なものだった。
「若幸なんて船、ないで」彼は周辺一帯の船舶の登録名簿を
見ることができる人物だった。両隣の集落にも、その両隣の集落にも、
そのような名前の船は存在しないという。少なくとも、現在は。
彼の話はもう少し続く。彼や祖父母の生活する集落の隣の隣の隣に
位置する集落には、何年か前まで「若幸丸」という小型魚船が
登録されていたらしい。事情は分からないが、今では登録は抹消扱い
になっているとのことだった。つまり、それは廃船を意味している。
「もう少し遠い地域から来た船だったのかもしれない」そう言って
祖父の友人は帰っていった。でも、そんな船が何故、こんなローカルな
リアス式海岸沿いを走っていたというのかが分からない。祖父は言う。
だからそのとき、自分は思ったことを口にした。
「お盆で帰ってきた船だったのかもよ?」 - 25 :4/2 :2006/09/05(火) 12:29:30 ID:jgkMJ+T90
- >>20 海坊主だったら今頃沈められとるわw
>>24 うは、見逃してw
自分の祖父母、オカルト肯定派なんですよ。祖母はタヌキに化かされたこと
あるって言うし、松阪・伊勢のスポットにも詳しいし。祖父は「人魂や
UFOなんて漁に出てれば当たり前や」って言うし。それに縁起かつぎ。
漁師ネタでもう一つ。 - 26 :5/2 :2006/09/05(火) 12:38:09 ID:jgkMJ+T90
- 漁師は海で土左衛門を見かけても引き上げちゃいけないんだって。
知らん顔してスルーして、あとで警察に知らせるらしい。
というのも、善意からの行動であっても、土左衛門を引き上げた船は
一家末代まで祟られて不漁続きの人生を送ることになる、という迷信が
存在するからなのだ。
ハワイの旅行先で
- 994 :本当にあった怖い名無し :2006/09/03(日) 20:54:47 ID:fYwOxJpG0
- つい最近ハワイの旅行先で起こった変な体験。
母親と夕飯の帰りにDFSに買い物に行く事になった。
一通り回って帰ろうって時に、私は腰にかけてたカーデガンがない事に気づいた。
そーいえばトイレかどこかでカーデガンを外した記憶があったので、探しまわったんだけど、
やっぱり見つからなくて、あきらめてホテルに戻る事に。
そして朝起きたら無くしたはずのカーデガンが普通に机の上においてあるんだ。
買い物に行かなかった父親曰く、夜からずっとカーデガンはあったとの事。
「あれ??ホテルに置いたままだったのかな?」って思ってデジカメ見たら、
やっぱりちゃんとカーデガンを腰にまいてるんだよね。
更に不思議なのは私の携帯(もちろん圏外だったんだけど)に買い物してる間くらいの
時間帯にメッセージが録音されてて、「ダバダバ・・」とかいう変な声が残ってる。
結局カーデガンが戻ってきたから文句ないけど、変な感じ。
どんどんという音
- 977 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/09/02(土) 23:23:43 ID:E+1in/YoO
- 私が中学生の時の話です。
家族と、近くに住む親戚がウッドデッキで焼き肉をしていました。
私はその時厨房だったこともあり、さっさと引き上げて風呂に入ってしまいました。
剃刀を握って無駄毛を処理していたとき、突然どんどん!と壁を叩く音が。
皆がいるはずのデッキと反対の仏間の方向です。
更に、どんどんという音は続き、仏間から段々近付いてきます。
ただならぬ雰囲気に耳をそばだてると、更に女性のうめき声、足音まで聞こえてきます。
私は、ただ一度酷く酔って暴れた父が再び母に手をあげたのかと疑ってしまいました。
どうやら、何者かが女性の口を塞いで担ぎ、暴れる女性の足が壁を蹴っているようなのです。
身を潜め剃刀を握り締める私がいるのを察知してか、浴室と続いている脱衣所の前で一度足音は立ち止まりました。
来たら剃刀で切りつけてやる。
全裸で心もとないですが、これしかありません。
しかし、それは中には来ないで再び歩きだし、去っていきました。
蒼白となった私が、上がって兄に問うと、みんな焼き肉をしていたし、そんな音は聞かなかったと言いました。あれは一体?
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