- 763 :sage :2005/03/21(月) 11:58:04 ID:dTUc8tFa0
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スレ違いかもしんないけど、幽霊だろうがリアルだろうが自分的には
謎な話。
中学生の頃、風邪で熱出して学校休んで寝てました。
1・2日目は本気で苦しんでいたんですが、学校行きたくないなー
と、3日目は仮病を駆使して寝てました。
それは、その風邪が治った状態の、3日目に起きました。
時間は午前10時を少しまわった所。2階の自室についているテレビを見ながら
サボリを決め込んでいた私は階下から私を呼ぶ母の声に気が付きました。
母は私に「電話だよ」と叫んでいたのです。
あれ?こんな時間に私に電話?と疑問に思ったのですがまぁ、クラスの友達が
お見舞いがてらかけてきてくれたのかな?とあまり深くは考えず下に下りて電話に出ました。
「もしもし?」
「もしもしー。」
電話の相手はとても小さな男の子の声でした。
少し舌ったらずで、はきはきした。幼稚園くらいの子供の声。
そこで普通は疑問に思うべきですが、なぜか私は幼稚園はもう終わったんだなーと
少しズレた事を思いました。男の子は喋ります。 - 764 :sage :2005/03/21(月) 11:58:48 ID:dTUc8tFa0
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「一番上のおねえさんですかー?」
「? うん、そうだよ?」
「そうですかー。じゃあ、あなたにお兄さんかお姉さんはいますかー?」
「私が一番上だからお兄さんもお姉さんもいないよ?」
「そうですかー。じゃあ、あなたに妹さんか弟さんはいますかー?」
「………いるけど…」
「何人ですかー?」
「二人…」
「じゃあ、どちらかとかわってくださいー。」
「えっ? いやあ…二人とも今日は学校だからいないよ」
そういうと男の子は少し黙って。
それから「そうですかー…。じゃあいいです。どうもありあとうございましたー。」
と言って電話は切れました。
私はワケがわからなかったんですが、当時我が家はヘンないたずら電話や
間違い電話が非常に多くて、あぁこれもイタ電だなぁ、多分横に
兄ちゃんがいて指示だしてんだろう…位にしか思わず受話器を置きました。
話としてはこれで終わりなんですが後から謎の部分が出てきました。 - 765 :sage :2005/03/21(月) 12:01:12 ID:dTUc8tFa0
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まず、午前10時頃幼稚園って終わるものなのか?
次に、男の子の口調は全く冷静で事務的。しかも敬語。
いたずらにしたって子供は普通楽しそうにやるもんじゃないですか?
実際ウチにかかってきた子供のイタ電は笑いながらでした。
けど、この子には全くそういうのがない。誰かに強要されて言っている、
そういうカンジも受けませんでした。
そして極め付け。
あの電話より2時間後のお昼。母と一緒に昼食を食べていた時
「さっきの男の子のイタ電さ~、なんで私に素直につなぐのさ!
私に幼稚園児の知り合いなんていないっての!」
と母に文句を言うと、彼女はキョトンとした顔で
「は?電話なんてかかってきてないよ?」
と言い放ったのです。因みに母は物覚えが非常によく、またボケる年でも当然ありません。
…てか、そんな事聞いて何するつもりなんだろ、あの子…。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。