異形

991 :本当にあった怖い名無し[sage] :04/12/30 19:28:42 ID:g9w2GeST
えっと、漏れ病院勤務なんだけど結構不可解な体験、洒落にならない体験は多いです。
たいていは道に迷った患者さんとか失礼だけど徘徊が入ってるお年寄りの方
の仕業だったりするんですよ。
今日もそういう患者さんに出会ってぎょっとしたりもしました。
でも、勤務始めて一ヶ月になるんですが未だに納得がいかない事が多数あります。
手始めに手術室に現れる異形の話を・・・。
漏れは医師ではないのでオペに立ち会う事はできないんですが医療助手という立場上
執刀する専任の人たちからいろいろ話を聞く事ができます。
第二ルームにその異形は姿を見せるそうです。
オペの時は手元が陰にならないように無影灯という明かりの下で執刀します。
影ができない特殊な光源で非常に大きなものです。
しかし、その部屋での執刀に限ってなのですがちょくちょく「影」が邪魔をしてくる
そうなのです。
執刀していると開腹部から見て患者の頭の方から影がじわじわと伸びてきて、開腹部
をさえぎり非常にやりにくくなる事しばしばだそうです。
脳外科の時はわざわざ下からのぞき込むような形で影があがってくると聞きました。
でも、流石にそういう事は現場処置という形で対処するのがプロと言いますかもう一つ
の光源でさらに照らしてやるとその影は消え、執刀はつつがなく終わるそうです。
「怖くはないけど、正直うざっタイ。」
とそこのドクターから聞いた話です。

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