祖母が山姥に

293 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/30(日) 22:40:34 ID:BH3gRUwdO
10才くらいの時、祖母が山姥になって追いかけられる夢を見ました。
怖くて必死に逃げて、心臓が止まりそうになるくらい走りました。
すると突然目が覚めました。ところが、どれだけ力を入れても手足が動かなかったんです。
しかも、親に助けを求めようとしても、どういうわけか声が出ないんです。よく物語なんかで、魔法で声が出なくなる話があります。
ちょうどそんな感じなんです。出そうと思ってるのに声にならないんです。何分続いたか分からないんですが、やっと声が出て、助かりました。
いわゆるかなしばりってやつでしょうか?
それから数年後、その祖母は鬼のような人になりました。私達は辛い目にあって、母は鬱になってしまいました。
あの時の夢とかなしばりに関係してるんじゃないかと、今では思っています。

おばあちゃん

285 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/30(日) 01:26:24 ID:BdTDiByn0
私が小学生にあがったくらいのときの話。
古い家を取り壊して、同じ敷地内に新しい家を新築した。
それまではいつも祖母の部屋で祖母と二人一緒に寝ていたんだけど、
大きくなった家では私は一人部屋が与えられた。
私はすごいおばあちゃん子で最初は離れて寝るのが嫌で、
寝るときだけおばあちゃんのお布団にもぐりこんでたんだけど
しばらくすると自分の部屋で一人で寝るようになった。
でも、おばあちゃん、やっぱ心配だったんだろうね。
私が一人でちゃんと寝ているかどうか、おばあちゃんが毎晩遅くこっそり見に来てくれてた。
なんで分かったかっていうと、
おばあちゃんが部屋に瞬間が分かったんだ。
どんなに熟睡してても、どんなに遅い時間(午前1時、2時とか小学生にはありえない時間)でも、
おばあちゃんが自室のふすまを開ける直前になると
パッて急に目が覚めちゃうんだ。
「あ、おばあちゃん来る」って。
その数秒後、そっとふすまを開ける音とともにおばあちゃんが部屋をのぞいてくるのね。
私がちゃんと布団かぶって寝てるかどうか。
私は寝たふりしてるんだけど。
そしておばあちゃんが自分の部屋に戻ったな~ってのが分かると安心して再び眠りについた。
ま、別にたいした話でもないのかな?
おばあちゃんに関してはいろいろ感じることが多かった幼いころ。
おばあちゃんが出かけてても、帰宅時間が分かったりとか。
ちなみにおばあちゃんとは誕生日、血液型、干支、生まれた時間、すべて同じ。

287 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/30(日) 01:35:58 ID:BdTDiByn0
ごめ、誤字ハケン
>おばあちゃんが部屋に入る瞬間
な。
>>286
ドッペルゲンガー!!
若いころの写真見たけど、顔は似てないなぁ。性格も似てないし。

291 :228[sage] :2006/07/30(日) 19:34:10 ID:m+sU0cP+0
>>288
> ちなみにおばあちゃんとは誕生日、血液型、干支、生まれた時間、すべて同じ。
> この時点でエニグマだな
まぁ確かにちょっと珍しいことかもね。
生まれた時間については、正確にピッタリ合ってるってわけじゃないと思うけど
私は朝7時過ぎに生まれて、おばあちゃんも朝方生まれたらしいので
多分同じぐらいの時間帯なんだろうなーと。

小さいころはおばあちゃんに関する予知夢もぼつぼつ見てました。
ごく近い未来ばかりで、たとえば
毎週土日は実家(隣町)に戻っているおばあちゃんが日曜の夜にうちに帰って来るんだけど
ただいまーってリビングに入ってきたところを
私はおかえりーと言って迎える。
おばあちゃん「おみやげにあかふく(もち)買ってきたよー」
私「やったぁ~!」
なんて他愛もない内容。
数時間後、おばあちゃん帰宅。
現実にこのやりとりをして、「あれ、さっき言ったじゃん」みたいなね。
大学で勉強してたとき、ものすごく具合が悪くなって帰宅したら、
おばあちゃんが庭で転んで頭打って出血してたってのもあった・・・

今は何故か特別感じることはないけど、おばあちゃんも私も元気です。
毎年仲良く一緒に誕生日を迎えています。

243 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/28(金) 13:51:30 ID:2Wn0s2RX0
高校生の頃、いつも喧嘩してた妹がいた。喧嘩といって他愛もない口げんかで
ある程度言い合ったらどちらかが自然と引く。ニュースであるような殺傷事件には
到底至らないような軽い喧嘩だった。
高校三年の春だった。成績が凄く落ちてて志望校に合格するのが危うかった。
そのせいで親の風当たりがきつく、テストが悪い時なんか一人だけご飯の
おかずがニボシだけ、なんてこともあった。

追い込まれていたからか、妹のいつもの態度がやけにイライラしてくる。
何を言われたかは覚えてないが、カッとなって妹にテレビのリモコンを投げた。
リモコンは丁度妹の後頭部に直撃。妹は頭を抑えて倒れた。俺はあせった。
死んだのか?とりあえず近づいて確認。脈をはかると死んではいないよう。

でも気絶してるから病院にいったほうがいい。そう思ったのだが、俺に
辛くあたる母にこの事がバレたらどうなるかわからない。俺は気絶したままの
妹をそのままソファーに寝かせ、二階に上がった。

次の日、妹に何て謝ろうかと思って二階から降りてくると、妹は普段どおり
朝飯を食べていた。どうやら怒ってはいないようだ。昨日の事を申し訳
なく思っていたのか、久しぶりにこちらから声をかけた。すると、全く反応しない
やはり怒ってるのだろうか?そう思ったんだが、今考えると怒っていただけの
方がよかったんだ。

妹はその日から性格が変わってしまった。学校から帰ってくるといつも友達と
遊びに行ってたのに、学校にいく以外部屋から全くでなくなった。そして
家族内で会話をしないようになった。親父がわざと無視でもしてるのかと
問い詰めた時があった。それでも妹は全く無表情で通した。

妹が喋らなくなって一ヶ月。親父とオフクロが俺を呼んだ。お前何かしたのか?
そう聞かれた。何を?と聞き返すと、なにかいいにくそうなのだ。親父は
こう考えた。妹は何か凄く落ち込む事があった。でもそれは人に話せるような
事じゃない。だから喋らないと。つまり俺が性的虐待をしたと思ったのだ。

246 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/28(金) 14:18:08 ID:2Wn0s2RX0
なんとか疑いを晴らすことはできた。だけど妹をああいう状態にしたのは俺なのだ。
やり方は違えど原因は俺なのだ。なんとか妹に元に戻ってもらおうと思った。
次の日、学校から帰ってきた俺は、妹の部屋にいった。妹はまだ家に帰ってきてない
帰ってきた後だと部屋に鍵をかけて出てこないので今しか部屋に入る機会がないのだ。
妹の部屋は、喋らなくなる前と代わりがなかった。もし壁中黒塗りなんて事になってたら
俺は泣こうと思っていた。本当に最悪なんだが、俺は妹の胸中を知るため
妹の日記帳を探した。妹が幼い頃から日記をつけていたのを俺は知っていた。
机の上にある簡易本棚の中から日記帳を取り出し、中身を見た。

日記帳をパラパラめくると、とくに異常はない。だが、ページ数が半分くらいに
なった時、妙なページが見えた。俺はそこをよく見た。そのページから先の
ページは、妹の字ではない、とても大きくて、歪んだ字の羅列だった。
よく見るとその字はちゃんとしたひらがなだったが、文章が意味不明だった
例えば「だいこんはかえるにくつしたさえしいたけ」

こんな感じの文が数十ページ続いていた。俺は妹の脳を損傷させたんだと思った。
凄く後悔した。妹に悪いことをしたという気持ちも大きかったが、俺は刑務所に
入れられるんだなと思ったからだ。半泣きで頭をかきむしっていると、後ろに
誰かいる事に気づく。振り返るとそこには妹が立っていた。

妹は、全くの無表情だった。夕方で電気をつけてなかったから、無表情の妹の
顔が真っ黒だった。妹は何もいわずにゆっくり部屋に入ってきた。俺は後ろに
さがった。妹はカバンを机の横にかけると、俺が部屋に入っていることが
不快なのか、俺の方向を見たまま静止した。あせりつつもなんとか頭を整理した
俺は、妹に土下座で謝ろうと思った。なにも返事はしてくれないだろう。でも
土下座をしなければ俺の罪悪感が納まらなかった。

土下座をしようと中腰になろうとした。その時、妹が物凄い速さで俺の腕にしがみついた。
一瞬何をしたのかわからなかった。その勢いで妹はそのまま部屋から出て行った。
俺は唖然としつつ、右手にもっていた妹の日記が奪われた事に気づいた。
妹はその日の夜、姿をくらました。現在も妹はうちに戻らない。

250 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/28(金) 15:01:34 ID:2Wn0s2RX0
>>248
ごめん長かった
>>246
妹が今も生きてるなら24歳。まだ帰ってきてない。
全く勉強に身が入らなくなり、受験、就職と失敗しまくり
今の俺は本当に底辺だ。親も妹に期待してたから
いなくなって人が変わってしまった。

これだけは言える。リモコンは投げる物じゃない。

出口が消えてる

219 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/26(水) 12:34:36 ID:9DUmItawO
小学校の頃の話ですが、
近所に公園につながるトンネルがあって、友達と
どっちが早くトンネルをぬけて公園につくか競争しようって事になり
よーいドンで走り出した。途中で何かにつまづいてコケて立ち上がってまた走ろうとしたら
出口が消えてる。壁の落書きとかは見えるのに出口の光が見えない
あわてて後ろを見ると、スタート地点の入り口の光が見えたから逆走で戻った。
…と思ったらそこはスタート地点ではく公園だった。友達はベンチに座っていた
しかも相当待ってたらしい(15分くらい)普通に走れば数十秒で着くのに
もう引っ越しちゃったからそのトンネルを見る機会はないだろうけど、
今でも鮮明に覚えてる

221 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/26(水) 23:51:17 ID:9DUmItawO
>>220
ありがとう。久しぶりに思い出してみたら凄く怖くなってきたよ
友達曰く、俺がこけたのは知ってるんだってさ
「大丈夫?」って言おうと思ったけど一応競争中だから走り続けたんだと
で、公園着いたけどなかなか俺が来ないもんだから
数回俺の名前を呼んだけど返事がなかった…らしい
俺には名前呼ぶ声なんて聞こえなかったんだが

まぁそんな訳です。駄文失礼

口だけ動いてる

155 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/21(金) 15:19:49 ID:iF2W8iw3O
「自分からの手紙」スレと似てるんだけどさ、昔のアルバムを開くと
俺だけ何かしゃべってるんだよ(・・;)口だけ動いてるんだけど
何て言っているのか分からない…気持悪いけどスゲー気になるから
眺めてるんだけどやっぱりわかんねー(;´д`)

173 :155[sage] :2006/07/23(日) 09:24:48 ID:hyOcTuITO
同じセリフなら解りそうなんだけど日によって違うんだよ(*_*)
自分にしか見えないから誰かに口を読んでもらう事も出来ないしなぁ
しょっちゅう自分の写真みてるから親に気味悪がられている(;´д`)

176 :173[sage] :2006/07/23(日) 12:30:14 ID:hyOcTuITO
写真は全部じゃなくて中学生~高校卒業あたりまでの物のみ、
その期間中特別何かあったわけでもないし普通の学生時代を送って
いたつもりだから心あたりないんだよね

91 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/16(日) 23:27:10 ID:F1jgr0tU0
ダンナ(47歳が)中学生だったときの話。
夕方片側用水路、片側田んぼの道を自転車で走っていたとき
急に雨が降ってきてすぐ土砂降りになり自転車こぐ足に力をこめたとき
雨が弱まったと感じたダンナは周囲を見ました。
確かに雨がザーザーと降っていますが自分を中心に半径1メートルの範囲に
雨が降っていないのです。
上を見ると雨雲が厚く雲が切れている場所などありません。
ためしに手を伸ばすと手が濡れ、引っ込めると濡れません。
ダンナが走る方向に雨のないエリアが付いてきているような状態が
30秒ほど続き、少しずつそのエリアがずれて田んぼのほうに流れ
やがて雨の降っていないエリアは消滅しました。
だんなは「上空にUFOが傘が上にかかっていたような気がした」とのことです。
上を一反木綿が雨よけに飛んでくれていたが雨水を吸って重たくなったので
離脱したのでは?という私の意見は却下されました。

俺からの手紙

87 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/16(日) 14:51:55 ID:jXx0+kRl0
俺へ
いまさらですが昔、スラムダンクとドラクエを勝手に売ったのは弟じゃな
くて俺ですその金で服とか買っちゃいました。お前が見つけた引き出の金
はそのときのお釣りなのでへそくりとかじゃなかったんです。
あと、村○由美子さんに告白したのも俺です、結果は噂の通りだけどね☆
お前が苦手な英語たまに点数が良かったときがあったのは俺のおかげな
んだよ。
PS もうすぐかーちゃんが階段から落ちます。まぁだからどーしろって感じ
だろうけどね~お見舞いくらい行ってやれよ。
自分の部屋の自分の机に自分の字で自分から自分宛の手紙が置かれていた。
もちろん記憶にない、内容は全て心当たりがある物ばかり。捨てた後も気持
ち悪くて頭からその事が離れない。
ちなみに部屋は一人暮らし、酔っぱらっていたわけでもない、かーちゃんは
本当に階段から落ちた、入院はしていないけれど。

FAX

47 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/12(水) 23:08:47 ID:IgICwPv70
私は派遣社員で、今は某企業の小さな営業所の事務員として派遣されてます。
その営業所の話なんですが、先週末から変なFAXが届くんです。 そのFAXは送り状もなくて気持ちの悪い絵が書いてあるだけです。
最初はいたずらかと思って上司に見せた後捨てました。
それから一時間ぐらい後にもう一度同じのが届いて、
間違いだろうけど重要なものかもしれないという事で、ヘッダの番号にTELしました。
でもFAX専番のようで繋がらず、間違ってるというFAXを送り返しました。
返事はありませんでした。
月曜出社したらまた同じFAXが2枚来てました。
でも改めて2枚比べると同じじゃなく、手書きで書いてる絵でした。
微妙に目の向きなどが変わってたりしていました。
上司に見せて、悪戯だろうと言う事でまた捨てました。
その後、その日にまた1枚来て、昨日2枚、今日1枚来ています。
気持ちが悪いし毎日なので、本社に報告する事になったみたいです。
そのFAXは今は捨てずに直接上司に渡すことになってます。
FAXを担当者に手渡すのも雑務の一つなので来るたびにチラ見してるんですが、
少しずつ絵が変わっているように見えるんです。
多分全部合わせてパラパラ漫画にしたらよくわかると思うけど
少なくとも絵に書かれた女の子の視線と手は来るたび少しずつ違います。
女子社員はお局様だけで、その上こっちは派遣で肩身が狭いので
その話で盛り上がる事もできずに悶々としてるのでここに投稿してみました。
あれは一体なんだろう・・・
59 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/13(木) 20:31:20 ID:l+YtjGgM0
47です。レスありがとうございます。
今日もFAXは来たみたいです。
お局様が上司に持っていったのでどんなのか見れませんでした。
でも話聞いた分だと多分同じ絵だと思います。 >>48
まだ開設1年ちょっとの小さな営業所でトラブルはなさそうなんですが
母体はある程度知名度あるので、会社そのものに何か恨みある人いるかもしれないです。
本社に上司が報告するようなので、そういうものだったら業務妨害で
何か手を打つかもしれないです。
不謹慎だけどこういう話にわくわくする私はそうなるとちょっと残念ですが・・・
>>49
会社のFAXはコピーと印刷はできるけどスキャナはなさそう?です。
もしかしたらそういう機能あるかもしれないけどちょっとわからないです。
営業がほとんどで日中は人少ないんですが、その分事務所スペースが狭く
FAXを持ち帰ったりとか不審な動きはしにくいです。
所長とお局様がすぐ近くなので・・・
でも一人で電話番の時もあるので、タイミング合ったらコピーGETしてみたいと思います。
うまくいったらうpします。

母と姑

45 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/12(水) 21:33:41 ID:xLfivKPI0
>>39
ちょっと違うけどウチの母親の話思い出した。
折れが生後半年くらいの時、夜中にいきなり母親が起き出して、
眠ってる折れを抱きしめて、虚空に向かって
「あんたにはやらない!あんたにはやらない!出ていけ!出ていけ!」
とわめき出したという。父親がびっくりして、母親をゆすったり呼んだりしたけど、
30分くらいはその状態だったという。母親は叫び続けるわ、
驚いた折れは泣き叫ぶわで大変だったらしい。その内母は静まり、折れも泣き疲れて眠り、
父親がホッとしていると、ちょうどその時、父方の田舎のばあさんが亡くなったと急報が。
朝起きた母は、えーそんな事言ってないよとかポカーンとしてたそうだ。
父は、ばあさんがひと目マゴに会おうとわざわざ来たのに、
母が追い返してしまったんだと(母と姑はあんまり仲良くなかったらしい)、折れが中学の時に語った。

謎の警官

945 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/09(日) 11:36:46 ID:oT1AF6VSO
地下鉄サリン事件が起きた年の夏。当時我が家は四室のみの小さいアパートを経営していた関係で何度か警察が巡回に来ていた。
八月のその日、高校野球を見ていると玄関のチャイムが鳴り、応対に出た母が何か話し込んでいるので様子をみに出た。
玄関には制服姿の警察官がいた。小太り、中年のごく普通の警官だった。彼は
「すみませんがアパートの住人の件でお話を伺いたいのですが」
と言いながら名刺を差し出した。受け取った名刺には「○○警察署 刑事課 ××」とあったが、不思議なことに××の部分が読めない。
難読漢字とか珍しい名字というわけではない。ありふれた漢字なのに、名字として意味を成していない、というか私の脳がどうしてもそれを意味のある文字として認識しない、という感じなのだ。(続)

948 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/09(日) 12:00:27 ID:oT1AF6VSO
実は私は国語科教師であり、漢字には多少なりとも自信がある。簡単な文字なのになぜ読めないのかわからない。
それから警官は母が持ってきた住人の資料を改めると、問題無し、というような事を呟き立ち去ろうとしたが、最後に振り返ってこう言った。
「なぜ、私が今日来たのかお分りですよね」
え?逃亡している地下鉄サリン事件の実行犯の捜索の為なのでは?
とっさに返事を出来ずにいると、彼は繰り返した。ゆっくりと区切るように
「私が、なぜ、今日、来たのか、おわかりですよね」
今日、を特に強調するような奇妙な口調だった。(続)

949 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/09(日) 12:26:46 ID:oT1AF6VSO
そして警官は立ち去った。奇妙な違和感を残したまま。
それから…その日は八月十五日のお盆である事。その日が外気温36℃を超える日であったのに、警官は冬の制服を着ていたこと、小太りなのに汗一つかいていなかったこと、更にその制服も旧いデザインであったこと、などがゆっくりと思い出されてきた…。
これが私の少し奇妙な体験である。
母にも確認したが、母の記憶では警官は名刺ではなく警察手帳を広げ名前を示し、すぐにしまったのだそうだ。だが同じく名前は全く記憶していなかった。
単純に警察マニアの偽警官だった可能性も考え、○○警察署に問い合わせる事も考えたが、警官はメモも取らず、住人の本籍を確認しただけだし、何より「名前が解らない」奇妙な感覚の説明がつかないのでやめた。
お盆に帰ってきてまだ働いてる熱心な殉職警官なのでは?というのは弟の意見である。
長文失礼しました。

2階の踊り場に

940 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/09(日) 01:05:40 ID:NbRwAFGb0
中学生の時の事です。
その日は部活が長引いて帰りが遅くなり、外はすっかり暗くなっていました。
帰り際、筆箱を忘れた事に気づいた私は、一人で教室まで戻る事になりました。
シンとして暗い怪談を、3階まで行かなくてはなりません。私は急いで駆け上がりました。
2階の踊り場が視界に入ったときの事です。私は思わず立ち止まりました。
踊り場の、窓の下の壁によりそって、やせたお婆さんが座り込んでいるのです。
長い白髪を額の真ん中で分けて後ろでくくり、着ているのはすり切れた和服のようでした。
膝をかかえ、斜に構えて、こちらをずっと見ているのです。
私とお婆さんはしばらくにらみ合ってましたが、私はたまらなくなって引き返しました。
凄く恐かった。本当は、どうしたのですか、とか、御気分が悪いのですか、とか、
ちゃんと聞いて、先生に伝えるべきところでした。でもみぞおちから足までが冷たくなって、
早く遠ざからないと殺される、という感覚で一杯でした。
校門で待っていてくれていた友達は、私のただならぬ様子に驚いてわけを尋ねました。
キャプテンの子が、話を聞いて「今日は全員このまま帰った方が良い」と言ってくれたので、
急いで皆で手をつないで帰りました。
翌日、その踊り場に行ってみましたが何もありませんでした。聞いたところでは、
その年は古いダルマストーブが大量に廃棄され、休日にその当たりに積んであったようだ
との事でしたが、関係あるかどうかは不明のままでした。
あの痩せたお婆さんは私に何かを伝えたかったのでしょうか。
友達が皆、あまり話さない方がよいと言うので黙っている事にしましたが、
その頃から「あの踊り場は、夏でも何だか涼しい」と言われるようになりました。
今でも踊り場というと、あのお婆さんの顔が浮かんできてゾッとします。
それで私は、階段を上るときは、なるべく下を向いて一気に駆け抜けるようにしています。

衝撃

885 :本当にあった怖い名無し :2006/07/07(金) 11:53:27 ID:sP0hWfOr0
10年位前、すいている昼間の電車に乗っていたときのこと
突然「ビシッー」と大きな音が進行方向左の窓の方でして
乗っている人は何が起きたのかと窓に目をやってもヒビも無かった
ただ窓際にいた私も友人も首のあたりに一瞬熱さを感じました
高校生くらいの人も、かなり衝撃があったらしく手で抑えながら痛そうにしていました

乗っている人も原因がわからず、なんとなく目配せして不思議がっていましたが
それ以上の事は起こらずに停車駅につきました
ずっと謎のままです 仙○線

かまいたち

841 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/04(火) 17:27:01 ID:LsbNKmV/0
ちょっと流れを変えてみる。
おまいら、「かまいたち」って現象知ってるよな?(ゲームじゃなくw)
これは、現象としてはかなり珍しいんだよな?
確か、ごくまれに真空の空間があらわれて、
それに体が触れると、スッパリ肌が切れる現象だ と聞いたことがある。
昔(20年ほど前)、ウチのばあちゃんが何度も「かまいたち」現象に遭っていた。
俺が幼稚園~小学校低学年頃までの5年くらいの間に10回近くそれはあった。
それは決まって夜で、朝ばあちゃんが起きて初めて気づく、みたいな感じだ。
で、かまいたちは肉はスッパリ裂けるものの、まったく痛くないらしい。
それで二日かそこらで痕も残らないほど、キレイに治っていた。
そんなことがしょっちゅうだったから、当時小さかった俺はそれがありふれた病気
(てか怪我?)の一種だとばかり思っていたほどだ。

だがそんな現象も当時住んでいた借家を引っ越してからはピタリと無くなった。
「かまいたち」ってのは、こんなに頻繁に同じ人間が遭遇するもんなのか。
家を引越した途端なくなったってことは、あの家に何か原因があったのか。
最近、フト思い出していろいろ考えてみたんだが、
非常に珍しい物理現象(?)みたいに説明はされているが、実は霊的なものも
関係してるんじゃないか、と思えてきた。むしろ、そのほうがしっくりくる。
ちなみに、ばあちゃんは死ぬまでボケないでピンピンしてたし、
自殺癖や自傷癖も無かった。俺の親に虐待されていたわけでもない(夜中にそんなことしてたら
さすがの俺も目が覚めるだろうしw)。

この話は、本当の本当にガチ。
今でも思い出すと一体アレはどういうことだったんだろう、と不可解な気分になる。

お告げじみた事

813 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/04(火) 01:48:29 ID:4f1M5XyA0
私はまったく覚えていないんだが、時々おつげじみた事をするらしい。
最初は学生の頃、提出するレポートが完成まぢかって時にワープロがクラッシュ
残り三日ほどでもう一度書き上げなくてはならないハメに陥った時だ。
三日間ろくに睡眠もとらず、どうにか書き上げて提出にこぎつける事ができたが
すでに限界を突破していた私は家に帰るなりリビングでスイッチが切れたごとく
眠りについてしまった。しばらくして目が覚めたとき、なぜか家族がまるで
異様なものを見るような目で私を見ていることに気がついた。
話を聞くと、リビングでそのまま突っ伏して寝ていた私はいきなり起き上がり
まずは父に向かって「上の兄に連絡をとれ、体を悪くしている」といい、
次は母に「探しているものは左の引き出しの奥にある、引き出しを外してみろ」といい、
次は兄に「あの家はやめておけ。理由がしりたければ二軒隣の婆さんに聞いてみろ」
というだけ言ってまた眠ってしまったとのこと。
これだけならただ妙な寝ぼけ方をしたという話なんだが……翌朝言われたとおり
電話をした父は兄が心臓を悪くして昨夜救急車で運ばれたと聞かされ、
母は言われたとおりの場所から探していた保険の書類を見つけ、
兄は買おうと思っていた中古の家が実は事故物件であったのを知ったそうだ。
偶然といえば偶然なのだが、このお告げはそのあとも幾度かあり、それもすべて
的中というのが不思議でたまらない。

869 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/05(水) 22:58:28 ID:E6PfZ8bk0
>>865
意識不明なんてカッコよいものではなく、何日か徹夜したりして
スイッチが切れたように眠ったときに限り起こっていたみたい。
私はまったく記憶がないんだが。
一番オカルトらしかったのは、楽しみにしていたRPGをようやく手に入れて
週末なのをいいことに徹夜までしてやった時のこと。
睡眠も食事もろくにせずにやりこんでたんだが、とうとう親に
「いい加減に食事くらいしろ」と怒られしぶしぶリビングに行ったんだが
待ってる間に我慢できずスイッチが切れた。
椅子に座ったまま爆睡する私を「アホかこいつ」と両親もさすがに呆れた時、
いきなり私はムクリと体を起こすと誰もいないほうをじっと見つめて
なにやらぶつぶつ言い出したらしい。最後にひとつ頷くと私は母親の方を
振り返り「今、ケンおじが来てたよ。悪いけど後は頼むって。明日、迎えにいって
あげて」と言ってまたテーブルに突っ伏して爆睡してしまったらしい。
ケンおじというのは母の一番したの弟で、はっきり言ってロクデナシ。定職もつかずに
ブラブラしていた人だが、私には優しかったので大好きな親戚の一人だった。
すでに何度かお告げを経験していた母はすぐに近くに住んでいる叔母に電話して
翌日様子を見てもらうように頼んだらしい。
結果は書かなくてもわかるかもしれないが、ケンおじは家で死んでました。
酒で肝臓を悪くしてたせいか、血を吐いていたそうです。一人暮らしだったため
そのまま誰にも見つけてもらえず叔母が行ったときにはすでに死後何日か
すぎていたみたい。これはきっとなかなか見つけてもらえなかったケンおじが
私に頼みにきたんだね、と言われています。

祖母の死

768 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/02(日) 05:04:08 ID:sFzCg+o3O
母方の祖母が亡くなった時、自宅にいた私は突然急激な眠気に襲われ、床に膝をついたままベッドに俯せに倒れこんだ。
その時誰かがそっと私の手を握った。小さくて冷たい手だった。その時点では全く何の根拠もないことだったのに、(祖母の危篤はまだ知らされていなかった)唐突に、ああ、今おばあちゃんが死んだな、と思った。
その後やはり知らせが届き、田舎に駆け付けた。遺体と対面した時、そっと手を握ってみた。同じ感触だった。

778 :768続き[sage] :2006/07/02(日) 20:06:10 ID:sFzCg+o3O
特にリクエストされてはいないがちょっとだけ不思議な続きがあるので書く。
田舎から祖母が亡くなったという連絡があり、とりあえず急行で二時間ほどの田舎に向かい、駅から入院していた病院にタクシーで向かったが、病院名を告げると運転手さんが
「昨日もその病院に行きましたよ。さっきアメリカから着いたばかりだという女性を乗せたんです」と言った。
それは間違いなく西海岸に住んでいる叔母だった。叔母も全く普通の里帰りのつもりで帰ってきて祖母の臨終に偶然間に合ったのだった。
タクシーも駅前にずらっと並んでいる中の一台で、特に台数が少ない訳でもない。不思議な縁もあるね、と話していると運転手さんは
「こういう仕事していると割とあるんですよ」
と普通に言っていた。
人が亡くなるとはつくづく不思議なことだと思う。

火の玉みたいな物

747 :本当にあった怖い名無し[sage] :2006/07/01(土) 09:30:07 ID:kUt4ikX9O
小学2年の夏休み中の話。
その頃の自分は夜に窓を開けてボーッとするのが好きだった。
ある日いつもの様に窓を開けてボーッとしていたら向かいの家の前を火の玉みたいな物がウロウロしていた。その火の玉がどうなるのかずっと見ていたら5分くらい経ってから向かいの家の中に入っていってしまった。

翌日、何やら向かいの家が騒がしかった。親に聞いてみたら向かいの家のお爺さんが急死したんだと。

文章書くのが下手なもんで、うまく伝えられなくてスマン。