- 650 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/08/01 02:19
- >>624
読んでたらなんか似た様な話を知り合いから聞いたのを思い出した。
知り合いのお兄さんの話。
ある日駅のホームで櫛を拾い、何気なくポッケにしまった。
そのまま電車に乗り込み、次の駅に止まった時目に入ったのはお葬式帰りらしき
喪服の人の団体。
次の駅に止まる。再び喪服の団体を目にする。
次の駅に止まる。またしても喪服の団体に遭遇。
3駅連続して喪服の集団を目にし、何かあるんじゃと思い
お兄さんは次の駅で降り、拾った櫛を駅のゴミ箱に捨てた。
その時乗ってた電車は準急で、各駅区間は離れてるだけに偶然にしても
かなり気味が悪かったと。
お兄さんは何故見ず知らずの人の櫛など拾ってしまったのか…
お兄さん自身にもよく判らないのだそうで。
櫛=苦死 で縁起悪いってよく言うし、忌み物ってやつを
『魔』が差したか何かでつい拾っちゃったのかな。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
櫛
近所の深い森
- 576 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:21
- 俺がまだガキの頃、家の近所には深い森があった。
森の入り口付近は畑と墓場が点在する場所で、
畦道の脇にクヌギやクリの木に混じって
卒塔婆や苔むした無縁仏が乱雑に並んでいた。
その墓石の行列が途切れると、木々の間に森への入り口が
まるで洞窟の様にしてポッカリと口を開けているのである。
小学校4年の夏休みも終わりに近付いた頃の話である。
その夏休みの間、俺は友人三人と毎日の様に
墓場を通りぬけ、森に分け入っては
カブトムシ採捕りと探検に明け暮れていた。
危険な場所であるから入ってはイケナイと
学校からも家族からも注意されてはいたが、
そんなものは溢れる好奇心に対する
何の抑止力にもなりはしなかったのである。 - 577 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:22
- その日。八月にしては異様に涼しい日だった事を覚えている。
森の手近な所を探検し尽くした俺達は、
誰が言い出したのか、今まで入った事のない、
山端へと続く森の最深部へ行こうという事になった。
生い茂る草を薙ぎ倒しながら、道無き道を突進した俺達は
やがて不思議な感じのする場所に出た。
そこは25Mプール程の広場で、
周りには巨木が何本も聳えていた。
巨木は競うように枝葉を伸ばし、
辺りは八月の昼間にもかかわらずやけに薄暗い。
天を覆い尽くすかの如く広がった葉の隙間の
僅かに覗いた青い空から、木漏れ日が落ちていた。
その木漏れ日が落ちる広場の地面は、
道も無い様な森の中だと言うのに、
まるで掃き清められた様に綺麗で、
雑草一本生えてはいない。 - 578 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:24
- 俺達は言い知れぬ恐怖を感じ、
誰からともなく帰ろうと言い出した。 その時である。
今まで狂った様に鳴いていた蝉の声が突然止み、
世界から全ての音が消えた。
続いて視界から色彩が完全に失われ、
まるでモノクロームの映画を見ている様な状態になったのである。
慌てて友人の方を向くと、
彼らも呆然と立ち尽くしている。
後で聞いた話だが、彼らも俺と同じ様に音と色とが
完全に失われた状態であったらしい。
俺は焦りに焦った。
不安と恐怖でオカシクなりそうだった。
逃げよう。
そう考えたのは、暫く呆けた後だったと思うが、
いざそう考えると、今度は体が全く動かないのである。
足が二本の杭になって地面に突き刺さったかの様だった。 - 579 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:24
- 絶望に打ちのめされながらも、
なんとか体を動かそうともがいていると、
ふと、何かキラッ光るものが視界に入った。
金色に光る雪のような物が辺りを舞っていたのである。
色彩の失われた世界の中で、
その雪だけがキラキラと光っている。
そしてその雪の中をライオン程の大きさをした金色の狐が、
木々の間から姿を現し、こちらに向かって来たのである。
狐は悠然とした足取りで広場を横切り、
俺達に気を留める様子もなく、また巨木の間の闇へと消えた。
その間僅か一分程の出来事だったと思うが、
俺には異様に長く感じられる一分だった。
狐が消えてしまうと、まるで何事も無かったかの様に
蝉が再び鳴き始め、視界にも鮮やかな晩夏の色が蘇った。
俺達はわけのわからない叫び声を揚げながら走り出した。
ススキや棘で体中傷だらけになりながら森を抜け出した時、
漸く俺達は助かったと思った。 - 580 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/30 15:25
- に辿りついた後、体験した出来事を祖父に話すと、
祖父は
「それは山の神さんや」
と言い。そのあと少し怖い顔で、
「もう二度と行くな」
と続けた。
祖父のイイツケを頑なに守った訳でもないが、
この話に後日談は何も無い。
後で行ってみたがそんな場所は無かったとか、
恐ろしい言い伝えが有った等の
胸のときめく様な話は一切無いのである。
俺達は会うたびにその話をしたし、
もう一度行ってみたい気持ちも無くは無かったのだが、
不思議ともうあの場所へ行く事は無かった。
やがて時は流れ。
ある年、森は突然消えた。
宅地造成で森は切り開かれ、貫くように大きな道が通った。
畑は潰されて、畦道はアスファルトに変わり、
墓場は纏めて別の場所に移されて、その上には
ペンション風の家が建っている。
狐狸だけが通った道を、自動車が行き交い、
俺達が狐を見たあの場所も
多分今はもう無い。
長文スマソ。
ぎゅ!
- 256 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・
投稿日: 03/07/18 11:39
- ずっと小さい頃の話。
幼稚園から帰ってくるとお昼寝するのが日課だった私は、
その日に限っていつもの自室ではなく、姉の部屋で寝ることにした。
姉の部屋にはベッドがあって、いつも布団で寝てた私は
それがうらやましかったんだな。
姉が小学校から帰ってくるまで、ちょっとと思って横になり、うとうとしていた。
そして寝返りを打って、何気なく右手がベッドからはみ出た瞬間、
ぎゅ!っといきなりその手を握られた。
私はびっくりして目を開けたけど、もちろんベッドサイドには誰もいない。
なのに手は強く握られていて振りほどけない…
その後の記憶はないんだけど、それ以来ずっと私は
ベッドの下、床とのスペースには誰かがいるという思い込みを消せなかった。
ベッド自体が怖くなって、普通にベッドで眠れるようになったのは中学に上がってから。
それでも現在でも、怖くてベッドから手だけをはみ出させることができない。
またぎゅ!っと掴まれそうで…。おかげで寝相がやたらいい(w
たぶん一生忘れられそうにない記憶。
男の子
- 119 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・
投稿日: 03/07/14 12:05
- 高校の時、江戸時代から続くお茶屋の娘が同じクラスにいて(Mちゃん)、
その子に聞いたんだけど、 家の敷地内に(かなりでかい家。)
江戸時代から残っている建物があって、
今は洗濯物干すときだけ使ってるらしいんだけど、
そこによくボウズあたまのちっちゃい男の子が出るらしい。
着物着てて、すごくニコニコしてるからあんまりこわくないらしいけど。
ある日、Mちゃんがピアノ弾きながら歌の練習してるのをテープに録音したら、
その男の子の笑い声が入ってて さすがに恐くなって、
自分の歌の先生(声楽家)に聞かせたらしいんです。
そしたら、その先生もよくあるらしくて、 一番こわかったのが、
自分のリサイタルを録音したテープを後からきいてみると、
何語かわからない歌詞で(でも同じ曲)一緒について歌っていたそうです。。
わたしも音楽関係の仕事してるんですけど、
やっぱりそういう体験は多いです・・。
リアルに恐くなくてスミマセン・・
女の子の霊
- 81 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・
投稿日: 03/07/13 01:56
- 幼稚園ぐらいの時引っ越した家に女の子の霊がいた。何をするでもなくいつも後ろで手を組み寝室の柱に立ちながらもたれかかっていた。
髪はパーマがかかっていて腰ぐらいまでの長さ、服は女の子らしいスカートの部分がふわっとしてるワンピース、顔は影になって見えなかった。
当時自分の中で、パーマ=大人と言うイメージがあったので大人にしては背の小さい人だなぁと思っていた。何度か母親にその話をしたが信じてもらえず、しまいには父親にひどくしかられ、しかられるのがいやだったのでその話をしなくなった。
それから一年も経たないうちに引越して女の子の霊のことを今までずっと忘れていたがこの間、ふとした瞬間急に思い出し友人に話した。話しているうちにその女の子の霊のことを鮮明に思い出しはじめた。
思い出さなくても良いことまで思い出してしまった。
私はその女の子の霊の顔を見ていた。その顔は背や服装にぜんぜん似合わず頬がこけていて皺だらけだった。後ろで組んでいたと思ってた手は、子供の肘ぐらいの長さしかなかった。
柱にもたれていたと思ってた体は左右の足の長さがバラバラで背骨が変な方向にまがって、それが柱にもたれているのとかん違いしていた。
母親に確認しようとしたが、思い出したくないの一点張りでいくら聞いても話してくれない。
その霊のことは今だに謎。
キューピット様
- 49 名前: 謎の声 ◆sUgqTrnHxo
投稿日: 03/07/12 19:25
- ちょっと長いし、文章まとめるの下手なので読みにくかったらごめんなさい。
小学生の頃の話なんですが。当時約20年前、キューピット様ってのが流行ってたんです。
ある日、A子の家で数人の友達と遊ぶ事になりその中の一人B子が
「キューピット様しようよ」と言い出し、それに付け加えて
「TVで幽霊の声も録音できるらしい。私たちもしてみよう!」と言い出したのです。
皆「どうせとれるわけない」と思ったのか賛成し、A子所有のカセットデッキで録音することに・・・。
時間にして20分くらいとったと思います。
巻き戻して5分くらい聞いたところで、飽きてきたのか外で遊ぶ事になり
テープはそのまま放置になって、そのまま各自家へ帰りました。
次の日、学校へ行くとA子がものすごい顔して
「あのテープ入ってた!」と何かえらく興奮して私に話し出しました。
「外から遊んで帰って、やっぱりテープのことが気になって一人で漫画読みながら聞いたんだけど
知らない男の人の声が入ってた!呪われたらどうしよう!」
A子は涙目で震えていて今でも思い出せます。
(1/3)
- 50 名前: 謎の声 ◆sUgqTrnHxo
投稿日: 03/07/12 19:26
- 「嘘か本当なのかわからない。確かめて」と肝心のB子と何人かは塾があり一緒にいけないので
私ともう一人とA子の3人でそのテープを聞くことになりA子の家へ再度行きました。
テープの内容はこんな感じでした。
キューピット様をやり始めて数分ほど、録音の事を忘れていて途中から始まって
B子が「ちゃんと取れてる?」など友達の声も混じり、10分ほどは何事もなく
みんなの笑い声などが録音されていました。
「キューピット様。本当に存在しているなら、今テープ録音してるので何か話してください」
と間でB子の声も入ってましたが、その言葉からすぐには何もアヤシイと思える個所はなく
「うゎ~。だまされたよ・・・」と思った時、録音ボタンを切ったり入れたりするような
ブツ・・・プ・・・プツ・・・・・・・・プッ・・・ブツ・・
と音が聞こえ始め、A子がいうには昨日気が付かなかったけど
ボソボソと2~3人?で話してるような声がはいっていて
私たちの騒ぐ声が数秒入ったあと突然
「・・・こ・・・こ(ん)にちゎ・・(他に何か言ってるけど聞き取れない)」
(ん)の部分はハッキリ聞こえなくて「こにちゎ・・・」って感じで
妙に「に」の部分だけ大きくイントネーションが変でした。
しかもこの声だけ雑音(外からの車の音など)も入らず、ハッキリしてました。
声は中年男性くらいの声だけど、人の声と言うよりも
最近見かけたフラッシュに使われてるテキストなんとか?(知識ないんでわからなくてすみません)
のようにカクカクしていました。
(2/3)
- 51 名前: 謎の声 ◆sUgqTrnHxo
投稿日: 03/07/12 19:26
- 3人とも顔が真っ青でもう一人の子は「帰る」と言い出し、A子と私だけになりました。
A子は私にどうしたらいいのか涙目で訴えてきましたがどうする事もできないので
とりあえずテープの上に紙を添えて盛り塩して、怖い系の雑誌に送ってみてはと提案し帰りました。
B子と他の子に内容を話してからその後、「キューピット様しよう」とか誰も言わなくなり
テープのことも腫れ物を触るかのように皆口を閉ざしました。
今でもあの声が何なのかはわかりません。
A子の家は親とA子のみの3人で、お父さんが到底そんな悪戯をするなど考えにくいし
A子の態度を見る限り何か細工したとも思いえないし・・・。
先日、たまたまA子とバッタリ会いこの時の話を出してみると
A子自信も「後にも先にもあんなに気持ち悪い体験をしたのはアレだけで、なんだったのだろう」と
言ってたくらいなので作ったものではなさそうです。
因みにテープは気持ち悪さに負けて捨てたみたいです。
雑誌に送って欲しかったなぁ。
長々と読んでくれて有難うございました。
(3/3)
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