- 25 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/01/25 22:37
- 小学ニ、三年生の頃の話。
俺は、当時通っていたピアノ教室に向かってだだっ広い空き地のど真ん中を歩いていた。
すると、何の脈絡もなく、俺はいきなり横から何かに突き飛ばされた。
視界の隅に何か黒いモノが映って、俺はそれを、
「ゲンゴロウの殻みたいだ」
というように感じた。実際、それは黒くて湾曲していてタテにスジがあって、巨大な
ゲンゴロウの殻としか思えないようなシロモノだった。後に「アレは落ち武者の霊の鎧か」
というようなことも考えたのだが、やっぱりどうも無理があって、ゲンゴロウという表現が
結局一番しっくりきた。
普通、人は視界の端に何かが映ったら、反射的に瞬間的にそちらの方を向こうと
するだろうし、俺も転びながらそうした。でも、そこにはもう何もなかった。首を曲げて
しっかり何なのか見極めようとする、一瞬のうちにゲンゴロウは消え去った。
でも俺はまさにその瞬間に、突き飛ばされて転びかかっている以上、見間違いやなんかでは
ありえない。地面に尻をついてから、俺はあたりを見回したが、何もないし風も無い。
俺はしばらく呆然としてから、ピアノ教室に向かって帰って、すぐ親に報告した。
親もその事を覚えているので、夢ではない。それに当時の俺の自我はすでに確立していた。
これが俺の生涯ただ二回の不可解体験の一つ。
あれがなんだったのかは判らないけど、なぜかあの時も今も全く恐怖は感じない。
あれはこの辺の神様かなんかだったんだろうくらいに思うことにしてる。
- 36 名前:25投稿日:04/01/26 19:03
- >>26
俺の視界に映ったのは、ゲンゴロウの殻の、半分よりちょっと上くらいから、
てっぺんが見えないくらいのところまでで、その部分が、俺の肘の上から、首の横
くらいまであった。だから、全体の大きさは少なくとも50cm以上にはなると思う。
ゲンゴロウのカラの一番張り出しているところが殆ど俺と接触してたにもかかわらず、
てっぺんのところは俺の視界に映らなかったわけだからから、結構湾曲してたと思う。
材質はそう金属的な感じはなかった。なんか「爪」みたいな、有機的な硬さ。
それと、ゲンゴロウがピラミッド型の存在とかでなく(その可能性も大いにある)
ホントのゲンゴロウみたいにしっかり楕円形だったとしたら、多少宙に浮いていないと
大きさ的に辻褄が合わないかもしれない。この辺は試してみないといけないかも。
今、ふとゲンゴロウの殻みたいなものを頭に被っている小さい子供や老人のイメージが
浮かんだ。今まで先入観に囚われて、よく全体像を想像していなかった。
こういうふうに整理しなおす事が出来ただけでもここに書き込んで良かった。
ありえない場所、もう会えない人、今ではない時間、 幼い頃の不思議な記憶、 見えるはずのないもの。 そんな、怖くはなくても奇妙な経験を書き込むスレッド、 「不可解な体験、謎な話~enigma~」のエピソード置き場です。
ゲンゴロウ
トンネル
- 656 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/12/26 08:38
- 1/2
トンネルで不思議なできごとに出遭った。そんな話をよく聞くのだが、実は私にもそんな経験があ
る。この時期になると思い出すのだ。ちょうど冬休みに入った日のこと。小六だった。
そのトンネルは高速道路の下をまっすぐ横切る細くて短いトンネルだった。左右一車線ずつ、片側
にしか歩行者用の区切りがない、そんなところだった。今はアスファルト舗装されているが、この
当時はまだ舗装もされていなかった。場所は伏せた方がいいと思うので書かないが、ある県の農村
部とだけ申し上げておく。とにかく田舎のトンネルだ。
その日私は友人宅に行くためにそのトンネルを通った。まだ午後の一時過ぎだった。子供の足でも
数十秒で通りぬけられるくらいの短いトンネル。むこう側の出口がトンネルの外からだって見える、
そんなトンネルに入った途端だった。目の前が急に真っ暗になった。見えるはずの向こう側が見え
ない。なにが起きたのかわからなかったが、とにかくおかしいぞ、と思った。それでとにかく一度
外に出ようとふりむいたら、そこにはあるはずがない壁が。ちょうどトンネルの横壁と同じような
コンクリートの壁があった。入ったばかりの入り口が壁で全部塞がっていた。
怖くなり外に出ようとトンネルの反対側出口に向かって走ったが、いくら走っても外に出なかった。
先にも書いたがそもそも出口が見えない。いつもなら、あっという間に出られるはずなのに。そこ
でもう一度反対にもどると、やはり壁に突き当たって出られなかった。ちょうどながーい袋小路に
押し込められたような感じだった。
- 657 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/12/26 08:40
- 2/2
当然パニックを起こして「うわー」とか「おおー」とか叫んでいたと思う。壁も叩いたり蹴ったり
した。しかし壁に変化などあろうはずもなかった。しかたなくもう一度向こうに出ようと歩き始め
た。依然として出口は見えないままだったが、しばらくして妙な音がしているのに気づいた。横壁
の向こうから車の走る音がしていた。普通に道路を歩いている時にしている車の音。舗装していな
い道を走るジャリジャリという音。
そのときにわかった。「壁の向こう側にほんとのトンネルがあるんだ」って。じゃあ今いるここは、
と考えても答えは出なかった(というよりもいまだに答えが出ない)が、とにかくここはあのトン
ネルではない、それだけは確かのようだった。そこで横壁をさわりながら前に進んでいった。横壁
のどこかからトンネルに帰るのではないかと思ったのだ。聞こえるからにはつながっているところ
がある、と思うしかなかった。
ちょうどパントマイムでよくやってる「壁」って奴。あれのような恰好で壁を触りながら進んでい
ったら、突然、ほんとうに突然明るいところに出た。あたりを見ると20mくらいうしろにトンネ
ルの入り口が見えた。道端に立っていた。いつもの見慣れた場所。「こちら」に戻ってきたらしかっ
た。戻ることのできた理由はわからない。このあと急いで友人宅へ行き、これこれこうだ、と説明
したのだが、当然信じてもらえなかった。無理やりトンネルまで連れてきたが変わったところはな
く、「うそばっかりいってるんじゃない」と言いながらトンネルに入っていった友人も、なんのこと
もなくトンネルを通りぬけてまた普通に戻ってきた。
話はこれだけですが、ひとつだけ今でもどうなっただろう、と思うことがある。あの時私はひとつし
かない歩行者用の区切りに沿って中に入り、そのあともこの区切りの中で奥にいったり、戻ったり
壁を触ったりしていた。もし、あそこで区切りの向こう側、つまり奥に向かってではなく車道に
むかって横にずっと歩いていたら、むこうはどうなっていたのか、それがわからないのだ。壁があ
ったのか空間が続いていたのか。
田んぼにて
- 213 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/11/15 09:11
- 昔のことなんですけど変な体験しました
15年位前の小学校の夏休みのことです
私と友達とで夏休みの宿題のだめ昆虫採集してたんです
私の家のすぐそばが田んぼだったのでそこでトンボとかバッタを取ってたんですよ
ずっと虫取りに夢中になってたので気づかなかったのですが友達がボーッと立ってるんですよ
どうしたのかと思い近寄ってみると何かを見つめてるようだったんですよ
私もその方向見ましたが田んぼ以外何もありませんでした
気を取り直して虫取りを始めようと思ったんですが友達がおかしいんですよ
なんだかボーッっとして気の抜けた感じでした
夏休みの間中そんな感じだったと思います
この前その友達と飲んだときその事を思い出して聞いてみたんですよ
友達が言うには
「農作業してた人の体が急に伸びたり縮んだ。その後は覚えてない」
とのことです
これって心霊現象なんですかね?
壁男
- 137 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/11/10 11:06
- 仕事が終わってアパートに帰ってみると、居間の壁から毛が生えていた。
床から2mくらいの高さの壁面、掛け時計の横に黒い毛の束。
真ん中にはつむじのようなものがあって、まるでカツラを貼り付けたように見える。
定規でかき分けてみると、毛はやはり壁から生えているようだった。
軽く引っ張ってみたが、抜ける気配はない。とりあえずシャワーを浴びるため浴室へ。
居間に戻ると、さっきより毛の束が盛り上がっているように見えた。
近づいてみると、毛の根元に頭皮が確認できた。僅かに生え際のようなものも見える。
どうやら、壁から頭が生えてきているようだ。
テレビでも見て気を紛らわそうと思ったが、やはり気になってしょうがない。
やがて、額から眉毛、目、耳、鼻が壁を抜けて姿を見せはじめた。
顔の上半分の風貌からは30~40代の男という印象を受ける。
と、そこで一つの疑問が浮かんだ。
壁を挟んだ隣の部屋はどうなっているのだろう?隣人は確か学生っぽい男だ。
早速隣のドアを叩いた。返事はない。どうやら留守のようだ。
部屋に戻ってテレビを見ながらビールを飲んだ。壁からは男が生え続けている。
寝る頃には腰の辺りまで見えていた。床と水平の角度を保ち、壁から突きだしている。
身動き一つしないので、剥製のように見えた。そういえば、ここまでのところ裸だ。
これから先の光景は、予想するだにあまり愉快なものではなさそうなので、
キッチンで寝ることにした。布団にもぐりこんでも、気になってなかなか眠れなかった。
夜中に一度だけ引き戸を開けて覗いてみると、全裸の男が直立不動で空中に浮かんでいた。
朝になって居間へ入ると、反対側の壁から男の下半身だけが生えていた。
なぜか、完全勃起したチンコが壁に引っかかって斜め後ろを向いていた。
それが気になって見守るうちに、チンコはどんどん水平に近づいたかと思うと、
突然、ぷるんっという風にスイングして壁を突き抜けた。
妙におかしかったのだが、ずっと見守っていたせいで会社に遅刻してしまった。
手裏剣
- 900 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/10/25 18:31
- 子供の時夕立で雷が落ちたあと
学校の校庭の銀杏の木に必ず銀色の手裏剣が刺さっていた。
これが雷なんだとずっと信じてた。
あれはいったいなんだったんだろう。
夕焼け
- 856 名前:1/2投稿日:03/10/24 06:02
- 受験生の頃のお話。
高校生の時、私の学校からは「政治経済」で大学を受験する人が
いなくて、政治経済の先生とマンツーマンで勉強していた。
その頃私は、放課後に志望大学の過去問のテキストを持って、
先生へ質問に行くのが日課になっていた。
ある日、たまたま同じ準備室にいた日本史と世界史の先生が不在で
二人きりになった。
丁度このくらいの季節で、日が沈む前の夕焼けがすごい色をして
室内を照らしていた。
「──あれ?」
私は、不思議な事に気付いた。
普通、放課後でも部活動をやっている人が必ずいるはずで
ブラスバンドも毎日演奏しているはずなのに、
私達のいる部屋は無音だった。
それも数分なら分かるが、たっぷり30分は誰も廊下を歩かない(走らない)。
誰の声もしない。何の音楽も聞こえない。
私は変だと思い、ちょっと外を見てこようと思ったが、先生に教えてもらっている
最中に席を立つのもどうかと思い遠慮していた。
が、先生も変だと思ったのか外を気にしている様子だ。
- 857 名前:2/2投稿日:03/10/24 06:02
「先生…何か変じゃありませんか?」
「ん…そうだな」
「ちょっと私、見てきます」
ようやく私は立ち上がり、そろそろと部屋の引き戸を開けた。
──瞬間、うわんッと音が戻ってきた。
「えっ!?」
びっくりした私は、廊下を歩いていた生徒に変な顔をされた。
振り返って先生と目を合わせると、先生も驚いていた。
この部屋は、ただの社会科準備室で防音も何もしていないし、
何故?と思った。
でも結局先生も私も理由は分からずじまいだった。
ただ、あの日の異様な夕焼けだけが印象に残っている。
そして、これは全く関係無いが、先生と私は今月結婚式を挙げた。
ダッシュ
- 838 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/10/23 12:44
- たいした話じゃないかもしれないけど、一応書きます。
中学生の頃、文化祭かなんかの準備で学校の教室に残っていた放課後のこと
自分の作業も一段落したので、息抜きしようと1人で教室(2階だった)を出て廊下へ。
何気なく階段を降りて1階へ行くと、そんなに遅い時間でもないのになぜか誰もいない(というか、いないことをなぜか確信してた)
その時になんとなく「今ここを走ったらすごく早く走れる気がする」と、どういうわけか急に思ったので、
廊下の端から端まで(結構長くて50メートルぐらいあった)思いっきりダッシュしたら、自分でも思った以上のスピードが出た
元々、足は遅いわけでもなく比較的速い方だったが、たぶん普通にダッシュする時の2倍以上の速さを感じた
まぁ基本的に廊下は走っちゃいけないし、誰も目撃者はいなかったけど、なぜかその廊下に違和感があったのを記憶している。
その後、普通に階段を昇り、自分の教室へ。再び作業に戻りました。
しかしそれ以降、同じ場所や他の場所でダッシュを試みてもそんなスピード感は得られず……
体育の授業などでタイムを計っても、いたって普通のタイムでした。
あれは何だったんだろう?
なんとなくあの日、あの時の廊下は異空間だったのではないかと勝手に思ってます。
ただの自己暗示かもしれないけどね。
長文スマソ
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