仏壇

314 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 02:47
1/4

厨房の頃、オヤジが家を新築した。
続き間の和室をふすまで仕切った一部屋がおれの部屋で、
隣は当時同居することになった叔父の部屋。

家を建ててだいぶ経ってから、なぜか本家から
オヤジが仏壇を引き取ってきた。古くてでかい仏壇。
置き場所がなくて、しかたなく叔父の部屋に置かれることになったのだが、
大きな仏壇が部屋の隅にどかんと置かれているさまは異様だった。

それ以来、おれはへんなものを見るようになった。


315 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 02:48
2/4

欄間ってわかる?(おれはその呼び名知らなかった)
ふすまの上、なげしと天井の間の短い壁面なんだけど、
おれんちのそこにはツルだかカメだかが彫られ、真ん中が開いて
ガラス張り(透かし彫りっていうのかな)になった板がはめ込まれていた。

ってことで、おれが部屋の明かりを消すと、続き間の隣、叔父の部屋の
明かりが透かし彫りのガラス部分から漏れてくるわけだ。
おれは真っ暗にして寝るタチだが、叔父は蛍光灯についてる
ぽっちり豆電球をつけて寝るひとだった。
だからおれの部屋の天井には、隣の部屋から欄間の透かし彫りを通して
漏れる異様な形の黄色い光が天井に映っている、という状態だったわけだ。

ある夜、明かりを消し、布団に入って天井に目をやった。
隣の部屋からの、いつもの異様な形の光が天井に映っていた。
それはゆらゆら揺れていた。大きくなったり小さくなったり・・・。
叔父が蛍光灯を消したばかりだったから、揺れているのだろうと思った。
(ふすま越しにおやすみとお互い声をかけて同時に寝ていたんだ)

ところが、いつまでたっても揺れがおさまらない。
(???)


316 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 02:50
2/4-2

(省略されたと書いときます)
それはゆらゆら揺れていた。大きくなったり小さくなったり・・・。
叔父が蛍光灯を消したばかりだったから、揺れているのだろうと思った。
(ふすま越しにおやすみとお互い声をかけて同時に寝ていたんだ)

ところが、いつまでたっても揺れがおさまらない。
(???)


317 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 02:52
3/4

どうも揺れ方がおかしい。自然な揺れの感じではなくて、
誰かが意図的に蛍光灯を動かしているような感じ。
ブランコの揺れではなくて何かの機械が一定間隔で行き来しているみたいな
感じなんだ。

見ているうちに光の動きはますます変になって行った。
大きくなったところでいったん止まったりする。
絶対ヘンだ。叔父がいたずらでそんなことをするわけはないし・・・。

光が小さくなる。そして動きが止まる。
(終わったかな・・・?)

318 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 02:53
4/4

次の瞬間、光はぐわっと爆発的に広がった。放射状に。
まるで威嚇するような動きだった。

でっかくて異様な形のそいつはしばらくそのまま天井にとどまっていたが、
おれは何だかよくわからないものとしてそいつを見ていた。
しかしそいつがやがて小さくしぼみ、ふたたび爆発的にでかくなったとき
鳥肌と寒気が全身を襲った。
そこでようやく何か異常なものにおれは遭遇しているのだと認識できたんだ。

そういうことがしょっちゅう起こった。
廊下で誰かが歩く足音を聞いたり、便所の小窓の外に白い物が飛んでいたり・・・。
金縛りにもしょっちゅうあうようになった。

319 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 02:55
ゴメソ、4で終わらなかった。これで最後

しばらくして叔父の部屋を改修し、仏壇は壁の中に収納された。
すると怪現象はおさまった。

だが、おれが高校を卒業して家を出、何年もしないうちに叔父がおかしくなった。
夜中急に家から飛び出してわけのわからないことを叫んだりするように
なったんだそうだ。
手に負えなくなって病院に連れてったらそのまま入院となり、
叔父はいまだに入院している。(もちろん精神科)

おかしくなった叔父が夜中に叫んだ言葉ってのがいつも
「そこに隠れてるのはわかってるんだぞ!出て来い!」
だったらしい。

以上です。番号混乱してスマソ。

307 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/28 01:46
亡くなった祖父が体験したこと。

戦争前。
大学出てそのまま大陸の鉄道会社に就職したそうで、重慶付近だったかどこだったか、と
にかく大陸でのこと。

あるとき、祖父の住んでいた町の近くで蝗の大発生が起きた。当時、この地域は何年かに
一度こうした異常発生にみまわれたらしい。蝗の大群は田畑の作物をことごとく食い尽く
してしまい、食料不足・飢餓も起こったという。
そしていよいよ祖父の住む町にも蝗の大群がやってきた。
家の窓という窓を締めきり、蝗が入ってこないようにして、ただただ通り過ぎるのを待つ。
祖父にできることといえばそれだけ。ただ窓越しに蝗を見つづけるしかなかった。

蝗の群れのなかに祖父は変なものを見つけた。
それは異常に大きな蝗。蝗の体長なんて知れたもの。大きくても数センチくらいのもので
ある。しかしその蝗は桁ひとつちがった。子犬くらいの大きさはある巨大な蝗が飛んでい
た。しかも体の色は燃えるように赤い色だった。祖父は大きさよりもむしろこの色で巨大
蝗に気がついたという。

祖父は同僚もその蝗を見たということを後日知る。しかも同僚は複数匹が群れて飛行して
いくのを見たらしい。祖父と同僚は自分たちの見たものが信じられずいろいろ調べたが、
そんなものが載っている資料は当然なかった。地元の中国人に聞いたりもした。同じよう
なものを大群のなかに見たものはいたのだが、それがなにか説明できるものはいなかった。

空白の友人

13 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/21 20:56
たまーに記憶の空白が訪れる。
正確に言うと「気づいたらいつの間にか数時間経過していた
そしてついさっきまで自分が何をしていたのかが判らない。」
というヤツなんだけど。まぁこの程度のことなんかよくある話だし、
仕事中とか車の運転中とかになったことはないので大して気に止めていなかった。
今までは・・・・・

2ヶ月くらい前の休日。ヒマだしゲーセンでもいくべーと家を出たところまでは
覚えていたんだが、気が付くと駅近くのスタバでコーヒーすすってた。
で、家を出たのが11時頃、我に返った時刻が14時半ぐらいだった。
丁度仕事関係でごたごたが続いていた時期でもあったし「疲れてんなー、俺。」
ぐらいにしか思わなかった。
翌日会社へ出勤。同僚の女の子から「昨日の昼頃、駅前のスタバにいたでしょ?」
俺「あー、いたかも。」
同僚「一緒にいたお友達結構いい男じゃん。今度紹介してね~。」
俺「は?」
同僚「冗談、冗談。でもちょっと本気(笑)長身・ロンゲでユニセックスってちょっと私的にツボだから」
誰それ?長身?ロンゲ?そんな友人に心当たりは有りません。
俺「声かけてくれれば良かったのに」
同僚「いやー、思い出話で盛り上がってるトコだったから、邪魔しちゃわるいかと。」

詳しく訊くと、どうやら俺とそいつは近所の川でザリガニ釣りをしたときのことやら
駄菓子屋でくじを当てるためにした無駄な努力などについて盛り上がっていたらしい。
同僚が嘘をついているとは思えないが(理由がない)俺には全くそいつに心当たりはない。

その場はなんとかお茶を濁して終わりにしたのだが、どうも釈然としない。

(続く)

14 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/21 20:57
(続き)
で、今年のGW。連休らしい連休も無かったので実家に帰らず、街をぶらぶらしていたら
また3時間ほど記憶が飛んだ。今度は行きつけのゲームショップに入ったところから
駅前の噴水で一服していた所までの記憶がない。
数日後、大学時代からの腐れ縁の友人からの電話。
友人「そーいえばさー。お前この間の5/5に○○駅前居ただろ?」
俺「居たけど?」
友人「いやー、そん時のお前のツレな、すらっとした長身でロングヘアだったから、
俺思わず『Y(俺のこと)のヤツ、デルモの彼女でもできたんかー!』とかびっくり
しちまったけど、よく見たら男だったから安心しちゃったよ(w」
俺「・・・・・・(汗」

風貌等を訊くとどうやら先の人物と同一のようだ。
でも俺には全く心当たりがないんです。小学校時代のアルバム引っぱり出してきて
仲の良かった子とかを思い出してみたけど該当者が思い当たらない。
お前は誰なんだょぅ。

M君

624 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/19 10:16
中学二年の終わりに引っ越すことになった。
引越しの前日、家の前を同級生のM君が
ブツブツ独り言を言いながら、歩いているのを見つけた。
M君とは、幼稚園から中二まで同じ学校で、家も近所だったが、
小学校の低学年以来、話すことは殆どなかった。
M君は小太りで運動神経が鈍く、気の弱い、友達の少ないタイプで
私は苦手だった。だから何故、あの時、M君に声をかけたのか自分でも分からない。
でも、その時の会話はハッキリ覚えている。

「何ブツブツ言ってんの?」
「変な約束しちゃったよぉ、変な約束しちゃったよぉ」
「誰と、どんな約束したの?」
「約束だから言えない…でも転校するんだっけ?じゃあいいかなぁ。
俺が俺じゃなくなるんだ…ア~やっぱダメだ。約束だから言えない」
そしてM君は行ってしまった。(続く)


625 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/19 10:21
(続き)
先月、中学二年まで在籍していた中学の同窓会があった。
途中で転校した私も出席させてもらった。
懐かしい面々の中、知らない顔。しかもカッコイイ。
私は友達に「あの人誰」と尋ねた。
友達は「M君だよ」と教えてくれた。私はビックリして
「M君変わったね。別人みたい。昔はドンくさかったよね」と言った。
すると友達は「え~、M君昔から人気あったじゃん。今と全然かわんないよ」と。
他の友達数人も、M君はスポーツ万能、リーダー的存在、モテモテ…等
私の記憶とは、まったく違うことを言っていた。
その日はM君と会話することはなかった。

家に帰り、M君の写っている筈のクラス写真や、小学校の卒アルを探したが、見つからない。
やっと見つけた一枚は、幼稚園の時の写真。小太りのM君。
母や姉にM君であることを確認し、印象を聞いてみると、私の記憶と同じ。
で、中学の友達に、中学の卒アルを借りてきた。
そこには、同窓会で見たM君の面影があるカッコイイM君が写ってた。
私が最後に会ってから、一年くらいしか経っていない写真なのに。
母や姉も「これM君じゃないよ」とおどろいていた。
そしてアルバムに書いてあったM君の寄せ書きの言葉は、
「俺は俺さ。約束だからな」だった。

他の友達に話したら「少し見ないうちに、劇的にカッコ良くなっちゃう奴っているじゃん。
それじゃないの?」って言われた。
でも中学の友達との記憶の違いや、M君と最後に交わした会話が気になって
ついオカルト的のことを考えてしまう。で、直接本人に聞こうと思っているんだけど
何て聞いていいか分からない。
突然「あんた、本物のM君?」て聞いたら、へんだしね。

空家の子供

558 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/18 09:06
ちょっと長いけど・・・・・・

高校の時の体験。
ちょうど今ごろのとある土曜日。私は友人のAの家に泊まりがけで遊びにいきました。両
親が用事で月曜まで帰らないから遠慮なく遊べるよ、というAの誘いに私と友人B、Cの
三人で遊びに行ったのです。
ゲームをやったり、(無論イケナイことですが)酒を飲んだりしてかなり盛りあがっていた
のですが、夜の12時ころでしょうか、Bが酒で少し気分が悪いというので酔い覚ましに近
くの川べりまで散歩に行こうということになり、四人でぞろぞろと外にでかけました。

その途中。
Aが不思議そうな顔でこう言ってきたのです。
「あの家……この前引越ししたから空き家のはずなのに誰かいるな」
見るとその家の窓の奥で明かりが動いていました。蝋燭なのかライターなのか、炎による
明かりのようでちらちらとしていました。誰か越してきたんじゃないのか、とAに聞きま
したが、そんな様子もなかったし、越してきたというはなしも聞いてないとのこと。
誰もいないはずの空き家で明かりが見える。考えれば少し恐いですよね。でもこのときは、
酒も入っていたし、四人もいる、ということもあって誰から言うともなく確かめてみよう
ということになりました。
空き家とはいえドアをこじ開けて中に入るわけにもいかないので、とりあえず窓から覗こ
うということになりました。ただ明かりの見えた窓自体はすりガラスになっていたので、
普通のガラスになっているところを探し、そこから覗きこみました。ちょうど具合よいこ
とに植えこみがあって、隠れて覗くのには格好の場所でした。
カーテンなどありませんから中はまる見えのはずでした。……しかし真っ暗でした。その
場所からは何も見えないのでした。明かりを持った相手はここからでは見えないようです。
月明かりでぼんやりと部屋の中は見えるのですが、よくわかりません。しかたないので別
の場所から見てみようとしたその瞬間、明かりが部屋の左手の方(すりガラス窓の場所の
方)から漏れてきました。どうやら明かりの主が四人の見ているこの部屋に入ってくるよ
うなのです。四人はみんな見つからないようにこっそりと中をうかがいました。

559 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/18 09:07
つづき


うわぁ……
思わず声を出しそうになってしまいました。私たち四人はみんな口を抑えていました。
入ってきたのは……子供。10歳にも満たないような小さな男の子だったのです。オーバ
ーオールを着た小さな子で、右手には明るく燃える蝋燭が乗った燭台?(正しい名称わか
らないですが、落ちてくる蝋を受けるもの)が握られていました。
この明かりが見えたのです。そしてその蝋燭の明かりに照らされた顔はまったくの無表情。
私は「ああこれは見ちゃいけないものかもしれない」と思い、慌てて逃げ出そうとしたの
ですが、なぜか足が動かない。逃げるに逃げ出せない。ほかの三人もおなじで、動けずに
固まっていました。
子供は部屋の真中に立ち、何かを探しているのか部屋のすみずみを照らすように蝋燭を動
かしはじめました。そして時には床を見てみたり天井を照らしてみたり……しばらくその
ようなことを繰返したあと、子供は奥の部屋へと入って行きました。子供の姿が見えなく
なると、急に身体が動かせるようになり、みんな急いでAの家まで逃げ帰りました。

…………………
作りものの怪談ならこのあとオチがあるのでしょうが、私の体験はここまでです。なんせ
ほんとにあった不可解な体験で、不可解が不可解のまま私自身未解決なのですから。です
から、子供の正体も目的も、そもそもどうやって空き家に入ったのかも私には分からない
し、「実は……」というような後日談もありません。
とりあえず、いくつかの事実を並べておくと
・引越しした一家はわけありでもなんでもない。ただの転勤とのこと。
・この家は数年後取り壊されて、現在は駐車場。
・ Aは近所でこの子供を一度も見たことがない。
・ 引越しした一家の子供でもない。

こんなところです。いったいなんなのか、いまだにわけがわかりません。とにかく恐ろしかった、これだけしかいえません。
今でも三人とはつきあいがあるのですが、むろんこの話はだれもしません。


560 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/18 09:09
朝っぱらからするようなはなしでないけど
この時期になるとこの子供のことおもい出すのです

だれかなんだったのか教えて・・・・・・・

ビー玉

531 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/17 14:32
幼稚園の頃、朝起きたら周りがビー玉で埋め尽くされていた。
赤、青、黄色ととにかく鮮やかだったのを覚えている。
そのビー玉を触ってみると、熱かった。

そこから記憶が途切れている。

猫の死神

503 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:03/05/16 12:39
ものすごく小話集になるんですがいいでしょうか。

・昔姉と姉の友達と近所の山に入って遊んでいた。
 普段はあまり行かないところにいってみようという事になって少し奥まで入ってみると,
 ちょうどアリ地獄のように砂が直径3メートルくらいの大きさですり鉢状になっているところがあった。
 その周囲は普通に森が続いていて、ミステリーサークルのようにそこだけ
 色の違う白っぽい砂が奇麗な円形ですり鉢のようにへこんでいる。
 その円形のへこみの上には蔓がものすごく大きくなって硬くなったようなのがぶら下がっていて,
 (これは普通にこういう木が存在するんだと思います。他でも見たことがある。)
 ちょうどブランコができるような大きさと形だった。
 いい所を見つけた!と思い、その日はそこでさんざん遊んで場所を覚えて家に帰った。
 でも後でどんなに探してもみつからない。
 いつも行く所から少し外れるとはいえ通いなれた山だったのに、二度と行き着くことはありませんでした。

・12年飼っていた猫が死んでしまったときのこと。
 私は猫が死んでしまったその日にその猫が私の部屋に来て、いつものように
 布団の上で丸まって寝てくれて、私はもう会えないと思ってずっと背中をなでつづける夢を見た。
 お別れしてくれたのだと思った。
 姉の所にはそういう事はその日はなかったらしい。
 それから3ヶ月ほどして、姉がこたつで寝ていた。私が横に座るとがばっと起き、
 「今ミーコ(死んでしまった猫の名)いた?」と言った。
 とっくに死んでしまっていることをすぐ姉は思い出し、今見ていた夢を話してくれた。
 自分がこたつで寝ていると、ミーコが腹の上に乗ってきた。ああミーコだと姉が背をなでていると、
 居間のドアの側ににもう一匹猫がいることに気がつく。黒い大きな猫で、見たことの無い猫だった。
 姉はなぜかあの猫がミーコの監視役なのだと思った。そこで目が覚めたらしい。
 姉に別れを惜しめなかったので、ミーコは猫の死神とちょっと戻ってきたのだろうということになっている。